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図書館に集う人々

2年生になって今さらカルチャーショックも何もないのだが、平日夜や週末に図書館にいるメンバーを見て、インド以東の東アジア系の学生ばっかりだなといつも思う。他の国の人達が不真面目な訳ではなく、皆ちゃんと予習をして授業に来ているのだが、図書館ではなく家や屋外でやっている。特に今は秋にさしかかっているところで昼間はとても暖かいので、白人学生の多くは外のベンチや芝生でリーディングをやったりしている。

外で色々なものが視界に入る中で、とても集中できるとは思えないのだが、皆気持ちよさそうに過ごしているし、土曜日のランニングに来ていた白人の学生も「図書館みたいな暗いところで勉強するのはやなの。家の方がずっと日当りが良くてやりやすい。」と言っていた。勉強に日当りなんて必要ないと自分は思うのだが、どうも気分よく勉強できる場所の感覚が、アジア人と西洋人とで違うらしい。

これは文化の違いなのかもしれないとも思ったのだが、昨日はアジア系が大半を占める図書館の学生10人程度の中に韓国系アメリカ人2人も混じっていたので、もしかすると勉強に適している環境の感覚がDNAレベルで違うのかもしれない。日光浴しながら本の内容を頭に入れられるのが健康面でも勉強の面でも一番効率的なのだろうが、自分にはそれができそうにないし、しても似合わないので、図書館で黙々とやることにしようと思う。
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