ボストン帰還

大阪体験のアップデートをすることのないままアメリカに戻る日が来てしまった。全日空のエコノミークラスでニューヨークに渡り、JFKからラガーディア空港へ移動してボストン行の飛行機に乗った。全日空のサービスはいつもきちんとしてが、エコノミーは淡々と食事その他を配ってもらうだけなので、やっぱりお金を払ってプレミアムエコノミーやビジネスに乗ってこそだなと思った。そんなことは今の身分ではできないので仕方ない。それでも日本で観る機会を逃した映画をいくつか観ることができたので、移動はとても楽しかった。

観たのは『もしドラ』、『東京公園』、『星を守る犬』の3本だったが、特にもし特にもしドラはドラッカーのマネジメントの解説と高校野球の青春的要素が両方入っていて、想像していたより数段よかった。多分原作はもっと淡々としているんじゃないかと思うが、映画にはそれぞれの役の心情や感動的な要素が詰まっていて、普通に人間ドラマとして観られる内容になっていた。監督なのか秋元康なのかは分からないが、ただの解説本だったはずの原作を人間ドラマに仕上げた手腕はすごい。他の2本も登場人物の心境がよく伝わる内容になっていてよかった。最近はアメリカの映画に気になるものがないので、邦画ばかり観ている。

ボストンの空港に着いた後は、一晩泊めてもらう予定になっていた同級生に迎えに来てもらい、家まで連れて行ってもらった。NYから空港に着く時間と航空会社を伝えると便名を聞いてきたので、もしかするとジャストインタイムでピックアップできるようにiPhoneで到着時刻を確認して待ってくれるのかと期待したのだが、着いたという連絡をしてから家を出たようで、50分待ったところで車が空港に着いた。あのまめな確認は何だったのかと思いつつ、期待しすぎたことを反省した。それでも迎えにきてくれて部屋も使わせてくれたことはすごくありがたかった。

次の日は入居予定の家に朝から同級生の車で行き、荷物を運び込んだ。同居人は2人で、1人はFletcherの2011年の卒業生でボストンで働いているイラン人、もう1人はIT会社で働いている52才のアフリカ系アメリカ人だった。家主は入居の日時をコロコロ変える適当そうな人なのだが、外国人にも差別なく部屋を提供してくれる点はとてもありがたい。日本人、イラン人、アフリカ系アメリカ人という組み合わせは、普通家主としては面白くないんじゃないかと思う。

実は、この家を決めるまでは少し苦労した。寮の抽選にあと4人のところで漏れた後、順番待ちの3番目でずっと待機していたのだが、結局8月後半までその順番が変わらず、急遽別の部屋を探すことになってしまった。CraigslistというマッチングサイトやFletcherのメーリングリストのポストに対して入居希望を投げかけていたのだが、返信がなかったり途中でやりとりが途切れたりでなかなか見つからなかった。最終的に今の家がFletcherのメーリングリスト経由で決まり、入居の約束ができたのは、渡米1週間前を切った9月5日(月)だった。Fletcherからは少し遠いし、家もあまりきれいではないのだが、状況的に文句は言っていられない。とにかく住む場所が決まってよかった。

家の周辺①
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家の周辺②
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家の周辺③
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