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トルコへ

予定されている国連開発計画(UNDP)でのインターン実施地がニューヨークからトルコのイスタンブールに変わった。これはインターン先のマネージャーがUNDPのイスタンブール事務所立ち上げに際して現地に行っているためで、本人からは「ニューヨークかイスタンブールのうち好きな方を勤務地として選んで良い」と言われたためだ。推薦状が届かなかったせいでなかなかインターンに関する具体的な話を進めることができなかったのだが、先週初めてマネージャーに話をしたところ、現在はニューヨークを離れて仕事をすることになっているとのことだった。

ニューヨークの国連本部は大学時代に見学して以来多少の憧れを持っていた本部ビルで働けるという充実感と、ニューヨークで職員やインターンとして働いている日本人とのネットワーク作りに有効というメリットがあったのだが、マネージャーがいない中遠隔操作でニューヨークで勤務することは、ボストンの寮の中でパソコンをいじって作業しているのと何も変わらないと思えたのだ。

また、国連や世界銀行グループで仕事をするためには、過去に途上国で働いた経験があった方が良いとされている。出張や長期滞在で途上国に住んで仕事をするので、耐性の有無があるか否かを採用前に判断できた方が良いということが理由だと思う。ニューヨークでのオファーをもらった時点で「途上国とのネットワークさは持っていないから、途上国勤務の可能性はあきらめるしかないかな。」と思っていたので、勤務地を選んで良いというマネージャーからのオファーは自分にとってとても有益なものだった。

できれば両方の勤務地を経験したいという気持ちはあるが、そこまではさすがに叶えられないと思う。もしインターン後に追加でインターンとしての業務を頼みたいといった申し出が先方からあれば、ニューヨーク勤務が前提になるのでぜひ受けてみることにしたい。実際Fletcherの2年生で現在同じ部署でインターンとして働いている人がいるので、可能性は十分にあると思う。そのためには先ず自分を使ってもらえるよう実績を残さないといけないので、トルコでのインターンに真剣に励むことにしたい。
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