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レポート提出

昨日なんとかD220 Process of International Negotiationで課されていた25ページのレポートを仕上げて提出した。課題は国際的な紛争をテーマにしてその解決策を交渉の当事者宛に提案するというもの。自分が十分に理解していて情報を取りやすいものが書きやすいので、自分は「尖閣諸島の領有権問題」について書いた。日本語のソースがある分、評価する教授やTAが知らない情報も盛り込めて面白みが出ると思ったのだ。

本当は全く知らない国際紛争について1から徹底的に調べ、自分のものにしてからレポートを書くというプロセスを踏んだ方が、新しい知識を得られる上に調査プロセスが修士論文執筆の練習になって良いのだが、他の授業の課題や試験、成績が他の学生のレポートとの相対評価で決まるという事実を考えると、なかなかそういう正攻法ではスケジュールをマネージできない。

ただ、このテーマは9月の中国漁船拿捕事件のせいでアメリカでもかなりクローズアップされてしまったので、同じテーマでレポートを書いている学生がいて比較されてしまうというデメリットはある。この授業の中で3人1組になってケーススタディを行った際、一緒になったユダヤ系イタリア人の学生も尖閣諸島問題について書くと言っていた。バックグラウンドが違う分自分に有利なのだが、そちらの学生はアメリカの大学を出ていて英語がほぼネイティブ並なので、言葉遣いのところで不利があるかもしれない。

結果はどうなるか分からないが、修士論文執筆前にある程度長いペーパーを書く機会を持ててよかった。修士論文は25ページどころでは済まないと思うが、100ページ書くにしても、どの程度執筆と校正に時間を要するかということが今回の経験で分かった。特に校正の方は文法の間違い確認をするだけでなく、前半に書いたことを忘れて後半に又書きしてしまった内容の削除等、長文ならではのミスも見つかるので、そのための時間を十分に取っておくことが必要だと思った。

後は日頃から英文を書く訓練をしておかないと、差し迫ったスケジュールの中でいざ書こうとしてもなかなか進まずに締切が近づいてきてしまうということも身にしみて分かった。この点については、このブログの兄弟ブログとして作った英文ブログ上で時々エッセイを書いていくという作業で補完することにした。アメリカのブログに登録しようかと思ったのだが、どれが良いか分からなかったので結局exblogに2つ目のアカウントを作ることにした。そういう訳で記事以外の内容は全て日本語だ。

※ブログのアドレスは下記なので、よかったら覗いてみてください。できるだけニューストピックに対する意見のような、論文執筆のベースになる内容を書くよう心がけていこうと思っています。

http://intldev.exblog.jp/
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