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Equivalency Exam (適性試験)

Fletcher SchoolはMALDMIBの学生に経済学、数的処理のEconomics and Quantitative Methods Equivalency Exams(経済学・数的処理適性試験)を受けることを求めている。受験は義務ではないが、これらを通過すると基礎的な経済学、数的処理の履修が免除されるとともに、卒業要件の1つであるBreadth Requirementの一部を満たすことができる。

Equivalency Examの詳細は下記の通りで、自分が所属するMALDの学生は経済学、数的処理、統計学の試験の中から経済学と数的処理(統計学でも代替可)を受験することになる。試験は9月3日(金)に予定されていて、時間はそれぞれ90分。

EIB E201 Introduction to Economics: Equivalency Exam
受験して通過するとEIB E201: Introduction to Economic Theory (経済理論入門)の履修が免除になり、更に高いレベルの経済学科目を履修することができる。試験に通過した場合、MALDのBreadth Requirementで求められる経済学1科目相当の履修を別の科目で満たす必要がある。試験問題はマクロ・ミクロ経済学の教科書、Alan Stockman: Introduction to Economics、Gregory Mankiw: Principles of Economics、Fischer et al.: Economicsのレベルで、通常、supply and demand、consumer theory、technology、cost theory、monopoly、labor economics、national income accounting、savings and investment theory、economic growth、fiscal and monetary policiesの範囲から出題される。試験形式は選択問題10問。

EIB E210m Quantitative Methods Module: Equivalency Exam
受験して通過するとMALDのBreadth Requirementが求める数的処理1科目の履修が免除になる。試験はMIBのコースであるEIB B205 Statistical MethodsのEquivalency Examでも代替可能。出題範囲はlogarithmic and exponential functions、differential calculus (both univariate and multivariate)、finding the extreme points of functions、constrained optimizationで、試験問題は経済数学の教科書、Michael Klein: Mathematical Methods for Economics 2nd Editionの第3、7、8、9、10、11章がカバーする範囲から出題される。

経済学のバックグラウンドが証券アナリストの経済を勉強した程度のものしかないので、試験を受けずにそのまま入門編の授業を受けようと思っていたが、周りの優秀なインドネシア人や韓国人に触発されて受けることにしてしまった。教科書も優秀な韓国人の勧めでGregory Mankiw: Principles of EconomicsMichael Klein: Mathematical Methods for EconomicsをAmazon.comで既に注文済。サマースクール終了後の2週間は全米鉄道一周旅行に出かける予定にしていたので、電車の中でひたすら教科書を読む羽目にになってしまった。節約して座席だけの移動にしようと思っていたが、勉強すると疲れるだろうし、寝台にした方がいいかもしれない。

昔国際関係大学院に留学していた大学の先輩からは4月病に陥らないようにと言われていたのだが、すっかいrそっちの方向にはまっていってしまっている気がする。ただ、Equivalency Examは履修免除の権利を得るためだけの試験で、学期中の勉強がこれによって大変になる訳ではないので、力試しに受けてみようと思う。合格できたら自信にもなりそうな気はする。
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