書評②

書評群その2です。


ゼロからのMBA

佐藤 智恵 / 新潮社

NHKの記者を辞めてコロンビア大学のビジネススクールに留学した人の本。留学を思い立った時点から卒業するまでの経験を、失敗談も含めて分かりやすく正直に書いている。大学院留学について初めて具体的に考えるきっかけとなった本。

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ムハマド・ユヌス自伝―貧困なき世界をめざす銀行家

ムハマド ユヌス / 早川書房

マイクロファイナンスという開発金融の手法をグラミン銀行の創設によって立ち上げたムハマドユヌスによる自伝。バングラデシュの貧困層の問題を分析し、発展のための支援スキームを模索して実行に移し、軌道に乗せるまでの過程を記述している。自分の決断を遂行する強い意志に感銘を受ける。

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プライドと情熱―ライス国務長官物語

アントニア フェリックス / 角川学芸出版

元米国国務長官コンドリーザ・ライスの半生を著者が取材等から記述した伝記的書籍。幼少時から大学に進学するまでずっとピアノに没頭していたライスが音楽で挫折し、スタンフォード大学の教授を経て国務長官になるという多様なストーリーを含む人生がコンパクトに記載されていて面白い。

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ハーバードで語られる世界戦略 (光文社新書)

田中 宇 / 光文社

ジャーナリストである田中宇と、同氏の妻であるJapan Times記者大門小百合が、大門がケネディスクールのフェローとしてハーバード大学に滞在した1年間に聴講した講演等を元に同大学のスタンス等に関する考察を行った共著書。異なる立場を持つ両者がそれぞれの観点から記述を行っている点、それぞれにジャーナリストの職業的立場を持ちながらも聴講者の立場として自由に論述している点で面白みがある。

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by ubuntuk | 2010-05-10 02:51 | 書評
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