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先週、今週と1日置きに10km走るようにしている。10月に開催されるFirefighters 10kという去年も走ったレースに出るためなのだが、今年練習で取っている記録は去年よりものすごく遅い。インターンしている間に全く運動しなかったのが原因なのだが、それにしても遅すぎる。

予定されている大会は去年48分弱で走ったのだが、練習では54-58分かかっている。去年は練習を50分程度で走り、本番で無理をして2分縮めたという流れだったのだが、今回はそこまで達せられるかかなり不安だ。それでも走らないことには更に遅くなるだけなので、少なくともこの1日置きに10kmというペースは維持するようにしたい。
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また今さらのカルチャーショックだが、アメリカのスターバックスとダンキンドーナツの接客の質が全く違うことに驚かされる。家の近所や大学最寄りのバス停近くにはスターバックスがなく、ダンキンドーナツだけが唯一利用可能な店舗なので使用しているが、店員の態度がものすごく悪いし、注文を自分で勝手に解釈して間違える。特にドーナツの注文は3回連続ぐらいで間違えられた。

恐らく給与に関係しているのだと思うが、ダンキンドーナツはほとんど黒人の店員で回している。人種によって人格やサービスの質が違うというのは偏見だが、少なくとも教育水準の一般的な違いは存在すると思う。スターバックスはほどんと白人で回している。言葉遣いの丁寧さはスターバックスの方がはるかにきちんとしているし、最後にきちんと目を見て笑顔でHave a good day.と言ってくる。ダンキンドーナツの場合は買ったものを入れた袋の口をぐしゃっとしてポンと放り出し、レシートをこちらに目を向けずにほらよと渡してくる。平日はほとんど家と大学の往復なので他の店とダンキンドーナツを比較しようがなかったが、土曜日に久しぶりに最寄りの地下鉄駅前のスターバックスを利用し、2チェーン間の接客の質の違いに愕然とした。

スターバックスのコーヒーとダンキンドーナツのコーヒー+ドーナツ2つが同じぐらいの値段なので、サービスにまで文句は言えないのかもしれないが、ダンキンドーナツの接客の質は限りなく底辺に近いところにあると思う。日本で同様のビジネスを行っているミスタードーナツや、バイト店員だけで営業しているコンビニエンスストアは最低限の接客マナーを持っていて、どんな薄利多売系チェーンでもここぐらいまではやってくれるだろうという期待感が持てる。アメリカにはそれが全く存在しないので、特に日本から帰ってきて2週間の自分の立場としては、本当に驚かされる。
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2011年秋学期が始まって2週間経った。リーディングその他のカリキュラムについては遅れた分のキャッチアップができたが、授業内での発言には苦労している。今は5科目授業を履修しているが、そのうち毎回の授業でそれなりに発言できているのはB260 International Marketingぐらい。マーケティングのベーシックなところから話を始めているし、生徒数も15人弱なので、どこかで発言のポイントは見つけられる。

逆に法律科目のL230 International Business Transactionなどは全然ダメだ。授業中ABC順に教授から名前を呼ばれて質問に答えなければならないのだが、名前を呼ぶ順番についての仕組みを全く知らない状態で授業に出ていたら、前の授業で当てられてしまった。リーディングの内容がよく分かっていない上に全くのノーガードだったので、完全に黙ったまま終わってしまった。最初は質問内容が理解できていないから答が分からないんじゃないかと思い、教授に聞き返してみたのだが、もう一度言ってもらった質問を考えても答が出てこなかった。後から教科書を見たらしっかりとタイトル部分に書いてあるようなベーシックな質問だったのだが、情けない感じで終わってしまった。

他の授業ではリーディングや授業内容については行けているものの、他の学生の話し始めのスピードに若干ついて行けていない。発言内容が対したことないことは分かっているし、脱線系の話も多いのだが、話すきっかけをつかめないまま他の学生の話を聞くはめになっていることが多い。ILO230はリーディングや授業の内容が婉曲的で難解なので、きちんと発言できるようになるのは難しそうだが、少なくとも授業について行けるようにはしたい。他の授業ではもっと発言できるように準備をしておきたい。
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2年生になって今さらカルチャーショックも何もないのだが、平日夜や週末に図書館にいるメンバーを見て、インド以東の東アジア系の学生ばっかりだなといつも思う。他の国の人達が不真面目な訳ではなく、皆ちゃんと予習をして授業に来ているのだが、図書館ではなく家や屋外でやっている。特に今は秋にさしかかっているところで昼間はとても暖かいので、白人学生の多くは外のベンチや芝生でリーディングをやったりしている。

外で色々なものが視界に入る中で、とても集中できるとは思えないのだが、皆気持ちよさそうに過ごしているし、土曜日のランニングに来ていた白人の学生も「図書館みたいな暗いところで勉強するのはやなの。家の方がずっと日当りが良くてやりやすい。」と言っていた。勉強に日当りなんて必要ないと自分は思うのだが、どうも気分よく勉強できる場所の感覚が、アジア人と西洋人とで違うらしい。

これは文化の違いなのかもしれないとも思ったのだが、昨日はアジア系が大半を占める図書館の学生10人程度の中に韓国系アメリカ人2人も混じっていたので、もしかすると勉強に適している環境の感覚がDNAレベルで違うのかもしれない。日光浴しながら本の内容を頭に入れられるのが健康面でも勉強の面でも一番効率的なのだろうが、自分にはそれができそうにないし、しても似合わないので、図書館で黙々とやることにしようと思う。
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Fletcherで2年制の学位(MALD(Master of Arts in Law and Diplomacy)かMIB(Master of International Business))を取る場合、Concentrationと呼ばれる専攻分野を2種類選択し、それぞれの履修要件を満たすことが必要になる。Concentrationの種類はMALDが20種類、MIBが4種類の合計24種類あり、これは他の国際関係大学院に比べても多い。多ければ良いというものではないと思うが、多様なConcentrationがあることでそれぞれの専攻が詳細に定義されているため、大学院での履修内容が雇用者に伝わりやすくなるメリットはあると思う。

一方でデメリットとしては、専攻という割には対象分野の深堀りがあまりできない点、Columbia SIPAやJohns Hopkins SAISが行っているような全学生に課される経済学や統計等の必修科目がないことにより、個々の学生の能力が不均一になる点があると思われる。Johns Hopkins SAISはInternational Economicsを全学生必修の専攻と位置付け、Area StudiesかField of Studiesのいずれかの中から自分の好きな項目を2番目の専攻として選ぶ形態を取っているため、少なくともSAISの卒業生は皆経済学がきちんと理解しているという前提を雇用者側が持てるそうだ。Fletcherは個々の専門性や能力を示すには良いカリキュラムを持っているかもしれないが、Fletcherの学生であることそのものを雇用者側に対してブランド化するのは難しいかもしれない。

Concentrationの選択については、MALDはMALDのConcentration群の中から2種類を選び、MIBはMIBとのConcentration1種類とMALDのConcentration1種類を選ぶことになっている。各Concentrationには必修科目が2科目程度あり、それに選択科目を1-2科目履修すれば要件を満たせる。経済学関連の専攻に関しては、数学やミクロ経済学といった基礎科目の履修を含めて4単位を履修する必要があるが、それ以外の専攻であれば3単位の履修でも構わない。MALDは2年間で合計16単位を履修するので、最大でも半分の8単位で2種類の専攻の要件を満たせてしまう点で、履修科目のフレキシビリティはかなり高い。

Concentrationの種類は下記。Fletcherのウェブサイト上で各Concentrationの詳細を確認可能。

MALD
Development Economics / Human Security / Humanitarian Studies / Intl Business & Economic Law / Intl Business Relations / Intl Environment & Resource Policy / Intl Information & Communication / Intl Monetary Theory & Policy / Intl Negotiation & Conflict Res. / Intl Organizations / Intl Political Economy / Intl Security Studies / Intl Trade & Commercial Policies / Law & Development / Pacific Asia / Political Systems & Theories / Public Intl Law / SW Asia & Islamic Civilization / United States / Self Designed Fields of Study

MIB
International Marketing / International Finance and Banking / International Public and NGO Management / Strategic Management and International Consultancy

この中で、自分はDevelopment EconomicsとInternational Business RelationsをConcentrationにしている。しかし、International Business Relationという専攻があまりにも漠然として広すぎるため、これではあまり専攻としての意味がないと思い、International Finance and BankingというCertificateプログラムに沿った履修科目選択を行うことにした。国際関係大学院なので、国際関係や公共政策に関する専攻の具体性は素晴らしいと思うのだが、ビジネスをざっくりビジネスでくくってしまわれるとちょっとつらい。最近はBusiness MALDと呼ばれる「プライベートセクターを目指すMALD生」も増えてきているので、早いタイミングで見直した方が良いのではないか。
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2011年秋学期の履修科目を決めた。実際は先週月曜日に決めて登録していたのだが、確認のために遅ればせながら書いておきたい。授業は合計5科目で、4.5単位の履修になる。自分の学位であるMALD (Master of Arts in Law and Diplomacy)は1学期に4単位、1学年に8単位というのが履修単位数になっていて、1学期に4.5単位分履修した場合には2学期目に3.5単位分を履修して合計単位数を8に合わせるようになっている。2年生の2学期目は修士論文があるので、このバランスで丁度良いように思う。

L230 International Business Transactions, Joel Trachtman
前学期に履修したInternational Finance and Fiscal Lawの教授が教える国際取引法の授業。ロースクールで用いられる禅問答的な教授との議論を通じて関連法について考えるのだが、自分はあまり好きなスタイルではない。前回の授業も今回の授業もInternational Finance & BankingのCertificateの必修だからという理由だけで履修しているので、きちんと単位は取りたいと思っているものの、積極的に取り組みたいとは到底思えない。自分の学位であるMALD (Master of Arts in Law and Diplomacy)では法律科目1科目が必修なので、それを満たす意味でも有効と思い前学期の授業を履修したが、今学期はCertificateの要件充足以外に目的がないため、若干気持ちは萎えている。

E230 International Finance, Laurence Krohn
複数の投資銀行でエコノミストを歴任してきた教授による国際金融の授業。為替や金利等、国際金融に必要な知識をベーシックなところから一通り触る形式を採っている。International Finance & BankingのCertificateを取る上で必修ということもあるのだが、授業そのものに対する興味もあったので、今学期を通じて学べることを楽しみにしている。恐らく修士論文のアドバイザーとしてこの授業の教授を選択することになると思う。ちなみに、教授は人が良く真面目であるため、必修科目として皆が授業を履修するMIB (Master of International Business)の学生には若干からかわれ気味だそう。

E243 Agriculture and Rural Development in Developing Countries, Steven Block
農業経済学の授業。Fletcherの専攻の中でも特に選択者が多いDevelopment Economicsの担当教授が教える授業で、マクロ経済に基づいて農業産品の輸出入等について議論するゼミ形式の授業。ゼミ形式ではあるのだが、Development Economics専攻者が多すぎるために15人程度の枠の目安を大きく上回る40人超が履修する状態になっている。故に、授業の進め方は座学で履修する他の経済学の授業と対して変わらない。変わるとすれば、グループレポート35枚が学期の最後に課される点と、他の経済学の授業に比べてテーマが農業という一産業分野に絞られている点程度。

B226m Large Investment and International Project Finance, Phil Uhlman
世界銀行や地域開発金融機関が実施するプロジェクトファイナンスについてHBSのケーススタディを通じて学んで行く半期の授業。Fletcher進学前に東京在住の卒業生から話を聞き、必ず取りたいと思っていた。Fletcherには世界銀行、IFC等プロジェクトファイナンスを実施する金融機関を進路として志望する学生が多いため、数年前にそれらの学生の意見を教授が聞き入れる形で組成された授業とのこと。それ故に時間枠が8:15-9:30とイレギュラー。経験上知っていることがほとんどだが、ケースディスカッションの際にはネイティブの学生が良い内容も悪い内容も含めてどんどん発言してくるので、相応の準備が必要。

B260 International Marketing, Bernard Simonin
インターンの経験から興味を持ったマーケティングについて一度きちんと学んでみたいと思い、履修した授業。International Finance & BankingのCertificateの選択科目の中の1つになっているため、限られた自由選択科目枠を使わずに履修できる点も決め手になった。教授は人柄が良く説明も丁寧なので、学生の側が真剣に授業に臨めば良いフィードバックを返してくれると思う。履修人数は10名強と少なめだが、ケースを利用してディスカッションすることがメインの授業であるため、発言する機会を得るには丁度良いサイズだと思う。周りの学生がほとんどマーケティングに接した経験がないのも、初学者である自分にとっては良い。
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ボストンに戻って初めてランニングに行ってきた。いつもは一人でやっているのだが、去年形だけ参加していたFletcher Runners Clubというサークルの幹事が、代変わりできちんとした同級生に変わったので、他のメンバー一緒に7-8人で走ってきた。このFletcher Runners Clubは、今年度に入ってランニングイベントの数と質が一気に改善した。リーダーによってこんなにも変わるのかと驚くほど、サークルの質は急に良くなった。アメリカというのは皆が結構適当に、人任せに生きているので、力のあるリーダーが登場することで組織の質が高まったりするのかもしれない。日本ではリーダー以外の個々の関係者がそれなりにきちんと仕事をするので、リーダーが誰であれそれなりに回るようにできているのだろう。大学のサークルがその典型例のように思う。こちらはリーダーにやる気がないとサークルがあたかも初めから存在しなかったようなレベルにまで成り下がってしまう。去年サインアップしたサークルのほとんどは途中で幽霊サークルと化して消えてしまった。今年も色々なサークルが途中でフェイドアウトしていくのだと思うが、Fletcher Runnersに関してはかなり信頼できそうなので、自分で走ることも続けつつ、良いタイミングでクラブのランニングがあれば参加することにしたい。

ランニング前のFletcher周辺①
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ランニング前のFletcher周辺②
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ランニング前のFletcher周辺③
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Monkey Business: Swinging Through the Wall Street Jungle

John Rolfe / Warner Books

ハーバード/ウォートンビジネススクールを卒業した20代後半の2人の若者がDonaldson Rufkin & Jenretteという投資銀行でアソシエイトとして働いた経験を皮肉なユーモア混じりで書いた本。2人はMBAの1年生終了後にサマーインターンとしてDLJで働き、卒業後2-3年を投資銀行本部のアソシエイトして過ごした。投資銀行らしい鉄の上下関係や、プライベートの全くない時間の過ごし方等に対して著者が吐く不満は、投資銀行の若手職員の事情を知っている者なら誰もが共感するだろう。大学時代に一度訳本(『ウォールストリート 投資銀行残酷日記』、主婦の友社)を読んだことがあったが、大学院生として著者とほぼ同じ立場にいる現在の自分として読んだ方が、共感できる点が多く面白かった。投資銀行に関する書籍は、大抵がMDクラスやパートナークラスの書いた業界本やビジネス書だったりするが、この本は「アナリストやアソシエイトレベルの若手職員が実際に投資銀行で行う業務や生活の実態」を理解できる点で、他にはない価値を持っている。文体は平易で、とても笑えるユーモアがちりばめられているが、多用される下ネタの部分はやり過ぎ感があってあまり笑えない。

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by UbuntuK | 2011-09-16 20:58 | 書評
自分に取っての最初の一週間(大学院にとっては二度目の一週間)が終わった。バタバタしたままだったが、最初は宿題がないので何とかリーディングその他もキャッチアップできた。一応週休3日なのだが、金曜日は履修単以外で修士論文の書き方講座のような授業を受けるつもりなので、明日も大学院に来る必要はある。ただ、自分の部屋に勉強机がなく、どうせ大学院の図書館に来なければならないので、来る来ないはあまり関係ないかもしれない。休みで家にいても特に周辺に楽しいことがある訳でもないので、来ること自体は苦痛ではない。

せっかく毎週2日半の休みがあるので色々とやりたいところだが、多分宿題をやったりリーディングをやったりで潰れてしまうだろう。せめて大会を含むランニングとBSO(Boston Symphony Orchestra)の公演に行くことぐらいは定期的にやっておきたいと思う。
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今日2011年秋学期最初の授業に出てきた。初日といっても自分にとっての初日なだけで、すでに授業は3日も行われている。日本でのインターンから帰ってくるタイミングが授業期間に食い込んでいたので、途中から慌ててキャッチアップする形になってしまった。

皆が既に受け取っている今年度の提出書類を期限を過ぎて提出したり、山ほど詰まった郵便受けから郵便物を抜き出したりで、瑣末な作業もかなり必要だった。知らない間に履修科目の課題参照用ウェブサイトまでいつの間にか変わってしまっていて、授業に出ていない間はひたすら事務作業という感じだった。

初日だからだと思うが、家を出て授業を受けに来るという感覚は新鮮で楽しかった。特に、寮の抽選に漏れて望みもしないバス通学になったので、高校生に戻ったような気分にまでなってしまいそうだった。大学時代は徒歩県内に住んでいたので、定期を買って公共交通機関で通学するなんて12年ぶりだ。

授業では会う人会う人の顔が懐かしく、それぞれに懐かしさを込めて会話をできたので、それもうれしかった。2回目以降一気に話題が減ってしまうのが少し不安になってしまうが、とにかくお互いに再会を懐かしめるというのはいいことだと思う。Asia Nightの短パン事件で恨んでいたスリランカ人とバングラデシュ人とも心地よく挨拶して、ついでにある授業でスタディグループを組むことにもなった。あっさりやろうという話になったので、変に相手を値踏したりしない気楽さは話が決まりやすくてありがたい。短パンもこのノリで全く悪気なく又貸ししたり返さなかったりしたんだろうなと思った。
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