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投資銀行でのインターン終了後、実家のある大阪に戻ってきている。18歳まで実家で暮らした後、大学進学と同時に東京へ出て11年暮らしていたので、大人として大阪で暮らした経験はほとんどない。たまに実家に戻ったときも、1泊程度ですぐ田舎のある岡山や香川へ行き、そのまま東京へ帰ったりしていたので、長期滞在した経験がほとんどなかった。今回は2週間使って岡山、香川、大阪で過ごすことになっているので、高校卒業以来最長の大阪滞在期間になる。

2週間もあるので、大阪に戻った際には行きたいと思っていた場所にできるだけ行こうと思っていた。下らない内容もかなり含まれているのだが、自分が生まれてから6ヵ月住んでいた大東市という場所にある家の跡地だったり、万城目学の小説『プリンセス・トヨトミ』に重要な場所として登場する空堀商店街という商店街だったり、在米中に観た大阪出身の芸能人が地元を訪問する番組に登場した南海本線粉浜駅の周辺だったりというもの。『プリンセス・トヨトミ』絡みで大阪城にも行っておきたいと思っていたのだが、こちらは既に何度かランニングのために行って城郭を走っているので、用は足りている。

それぞれの場所は観光名所でも何でもないので、景観は全く期待できないのだが、それでも大阪にいる間に観ておきたいところだったし、大阪にある程度長期間いないと実現できないので、今回の機会に総ざらいしておきたい。

夜の大阪城
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実家の大阪に戻った3日後、夏の全国高校野球の準決勝を観に行って来た。地元の大阪代表東大阪大柏原は2回戦で早くも負けてしまったので、田舎のある岡山代表関西高校の応援をしに行った。朝はあいにくの雨で8時からスタートした第一試合の光星学院と作新学院の試合が到着した9時半の時点で中断されていたのだが、10時半過ぎに3回途中から試合が再開されたので、観に行った関西と日大三高の第2試合と合わせた準決勝2試合のうち、ほとんどを観ることができた。

雨だったの屋根のあるホーム寄りの席に座りたかったのだが、天候のせいで屋根付きの席は既に完売になっていた。内野自由席、アルプス席、外野自由席が空いていたのだが、せっかくの高校野球なので応援団席のあるアルプス席の券を買った。価格は1枚500円。買ったのは関西が入る予定の3塁側の席で、球場に入ったときには第1試合で3塁側になっていた光星学院の応援団が入っていた。光星学院は5-0の完封で作新学院を下したので応援も盛り上がり、観ていて気持ちが良かった。

光星学院は青森の学校だが、選手を大量に大阪から引き抜いて来ているので、応援席にも関西弁を操る選手の家族が退去して押し寄せていた。中でも2年生で4番を打っている田村龍弘という先週の家族は10人ぐらいいたように思う。田村の名前と背番号5が背中にプリントされた黄色いTシャツをお揃いで着て、田村の打順が回ってくると、家族一丸となってひときわ大きな声で応援していた。光星学院は東北の星ではあったが、選手は皆思いっきり関西人だった。逆に、そういう背景があるために、甲子園出場の折には選手の凱旋を関西で熱狂的に迎えてくれる地盤というものが存在するので、関西出身の選手達が夏の甲子園に出場できる意義が他チームに比べてもひときわ大きいということもあるかもしれない。

光星学院と作新学院の試合が終わり、関西と日大三高の試合が始まったときには既に正午頃になっていた。予定通りいけば10時半試合開始だったのだが、雨が止んで日差しが強くなり、ものすごく暑くなった中で試合を観戦することになってしまった。半袖で行ったので腕が真っ赤になるほど焼けてしまった。関西の応援に来ていた地元のおばちゃん方はサンバイザーとアームカバーで対応していたのだが、それが正解だったと思う。試合の方は6回まで1対1の均衡が続いていて、緊迫感のある試合だったのだが、7回に8点、8回に5点を関西が日大三高に取られてしまい、チームも応援団席も意気消沈してしまった。7回に8点を取られた後、8回表にホームラン等で3点を返したときには一気に盛り上がったのだが、堅田というエースが7回途中で降板した後はリリーフした2人の投手が日大三高の打線を抑えることができなかった。

それでも9回表には「あきらめるな!」という声援がアルプスから飛んでいて、選手への思いやりや地元の学校への思い入れが感じられた。プロ野球の場合だと、罵声を浴びせてメガホンを投げた上で球場から退散という絵面にもなりかねないと思うが、高校野球には観戦者側の一方的な判断で簡単に崩れてしまうような信頼関係以上のものがあるように思う。選手と学校関係者、応援に来ている地元の人達が一丸となって相手に立ち向かうプロセスは、強い結束力と地域や学校、選手1人1人に対する愛情によって成り立っていることが強く胃感じられた。アルプス席で応援してみないとこの結束は理解できなかったかもしれないので、ホーム側の席が満席で逆によかった。

甲子園球場に到着したときにはまだ雨天で試合が休止中だったので、お土産はそのときに買っておいた。小さい頃から甲子園に来る度、応援している高校のペナントや野球ボールを買ってもらっていたので、今回もその欲が出て関西のペナントとキーホルダーを買った。ペナントは昔300円だったのだが、400円に値上がりしていた。デフレなので特に円の価値は下がっていないと思うのだが、グッズの販売数量は減っていそうな気がするので、その分単価に乗っているのかもしれない。キーホルダーやその他のグッズは新しく作られたものが多かったようだが、準決勝に進んだ4校以外のぐっずは全て撤去されていた。昔は出場全校のペナントがいつでも買えたように思うのだが、そういうシステムではなくなったのかもしれない。
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投資銀行での10週間のインターンが先週金曜日に終了した。最初はもう少し頻繁に更新する予定だったのだが、途中からそれどころではなくなってしまったので、1週目終了の報告以降何も書かないまま最終日を迎えてしまった。少しインターン先での仕事に関する感想を書いておきたい。

インターンの内容そのものは勉強になり、面白いと感じるものも多かった。特に朝会で共有される市場動向や顧客へのピッチに利用される情報の精度を見ると、金融のプロフェッショナルの仕事だと感じることができて刺激的だった。部署の仕事は面白かったが、反面でプロパー社員や同業の日系企業から転職してきた社員が部署のほぼ100%を占めている中、同業の金融とは言っても他の業態から来た職務経験数年の大学院生に、どれほどフィット感が持てるかという点は少し不安があった。

社内の中で見ても、せめてこの部署の方がもう少し職務経験も活かせるし、貢献の機会もあるんじゃないかと思えるほど、勤務していた部署に違和感を感じる部分もあった。部署での仕事は面白かっただけに残念だったが、やっぱり実際に働いた部署はあまりマッチングが良くなかったように思う。

実際ここへ就職するかどうかという点については、残念ながら未定だ。勤務した部署とのマッチング、他の部署とのフィット感に加え、現在の景況感の中で投資銀行が他業界出身の大学院卒を取ろうという気になってくれるかどうかも分からない。就職に関する交渉に関しては、もう少し会社と協議を続けることになると思う。

そういう状況の中インターンを終えて、今は田舎のある岡山を経由して実家のある大阪に戻ってきている。別途東京で予定があるので、それまでの間は実家で積み残した本を読んだり、中高の同級生に会うなり、高校野球の準々決勝以降を観に甲子園に行くなりしたいと思う。
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