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東京に戻って初めての週末を過ごした。土曜日はフランス語検定の勉強に1日使ったのでプリペイド携帯を買うぐらいしかできなかったが、日曜日は午前中に明大前で試験を終えたので、午後いっぱいを使って新宿で必要な用事を済ませることができた。済ませることができたのは、時計の修理、メガネの購入、パンツ・靴下の購入といったもの。どれも大したことのない用事なのだが、アメリカにいるときから何ヵ月も「日本に戻ったらやろう」と思っていたことだったので、実行することができて本当にすっきりした。

先ず新宿駅東口の大型時計店に行き、壊れていた時計の修理を依頼した。国産の自動巻のもので、アメリカで使っていたときに針が止まってしまっていた。修理ができるかどうかは分からないが、送料2,100円を徴収した上でメーカーと修理店に問い合わせ、修理の可否と修理代金の見積もりをメールで別途報告するという対応だった。修理不可という判断になっても送料は取られるということで、あまり納得の行くものではなかったが、時間的な制約もあるし、他に依頼する方法もないので、依頼することにした。

時計を修理に出した後は、同じく東口の無印良品に行き、視力検査とメガネの作成を行った。元々メガネ店で取り扱われている凝ったデザインのメガネが好きでなく、無印のようなシンプルなものが良いと思っていたので、帰国したら買おうと決めていた。実は一度メガネをなくしてしまったことがあり、そのメガネは今回買ったものと全く同じデザインの無印のものだった。気に入っていてとても未練があったので、どうにか同じものを買いたかった。また、アメリカではメガネの購入に際して眼科医の処方箋がいる仕組みで、日本よりも手続きが煩雑なので、帰国まではあまり気に入っていない代用のメガネで過ごしていた。こちらは視力検査の後60分でメガネを受け取ることができ、スムーズに事が済んだ。

メガネの注文をした後はユニクロでインターン期間中追加で必要になる(と感じた)パンツと仕事用の黒い靴下を買おうと新南口へ向かったのだが、行ってみるとユニクロの入ったビルが工事中になっていた。もしかすると新宿付近の別の場所に移ったのかもしれないと思ったのだが、携帯がインターネット接続のできないプリペイドのものだったので調べることができず、あきらめた。結局メガネを受け取った後にそのまま無印でパンツと靴下を買った。パンツは普通のトランクスなのだが、レジの人が気を使ってトランクスだけ茶色の紙袋に入れてくれた。トランクスをこんなに丁重に扱っているのを見たのは初めてだった。

その後は東口の紀伊国屋書店で文庫本を数点買って、部屋に帰った。文庫本はAmazon.co.jpで一括注文した方が早いのだが、後日買おうと思っていた本を何となく帰り道で読みたくなったので、つい寄って買ってしまった。買ったのは、万城目学の『鴨川ホルモー』、『プリンセス・トヨトミ』、『鹿男あをによし』と、三浦しをんの『まほろ駅前多田便利軒』。2人の作家とも、著書が原作になっている映画を見て知ったのだが、映画のストーリーが面白く、原作を読みたいと思ったことが経緯で購入した。2人とも出す作品が軒並み映画化、ドラマ化されていてものすごく勢いがある。フランス語検定から解放されたので、インターン関連の本と一緒に読んでいこうと思う。

万城目学の『プリンセス・トヨトミ』は映画が新宿バルト9で上映されていたので、いっそ観てしまおうかと思ったが、1人だったし原作を読んでからでも良いしということで、また今度ということにしておいた。『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』も上映されていてものすごく興味を感じたが、何も今日わざわざ映画館で観なくても良いかな、ということでこちらもやめておいた。日本の映画料金は高いし、ある程度経てば航空会社の機内映画プログラムやiTunesでも観られるんじゃないかという期待がある。

そんなこんなで、一応予定していた用事を済ませることができたので満足な一日だった。明日からはインターン先の仕事も忙しくなると思うので、気持ちを切り替えて臨みたい。月曜日は7時50分からの朝会にも参加するので、早く寝ないと。仕事は忙しそうだが、マーケットに直に触れている人達が情報交換する機会や顧客への提案・報告文書を見るのはとても勉強になるので、楽しみにしている。業務時間が増えたときの体力面が心配ではあるが、自分はまだ若いと信じる一方で、若い人と同じように行動するのは厳しいという自覚を持って過ごしていきたい。
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今日は明治大学和泉校舎でフランス語検定5級の試験を受けてきた。5級というのは一番簡単なもので、合格率も9割近くあるので大したことはないのだが、それでも自己採点で合格していることが分かったので嬉しかった。この試験はTuftsの学部で履修したElementary French Iという授業の復習を目的にしたもので、5級受験の目安が大学の半期授業を修了した程度となっていたので、ちょうどいいと思って申し込んだ。

試験は筆記6割、リスニング4割という構成で、45分で終了する簡単なものになっている。選択肢も2択、3択等正解率が高くなる構成になっていて、TOEICのように消去法+運でかなり点数が稼げる仕組みになっている。合格点は60点。試験終了後は試験会場の外で解答が配布されるので、受験者は自己採点ですぐに合否を確認することができる。建物を出た後、和泉校舎の敷地にあるベンチに座ってすぐに自己採点したところ、82点という結果だった。簡単な試験なので90点以上を取る受験者が続出するのだが、自分はTuftsで受けた授業の内容と5級のカバー範囲に若干のずれがあることと、そもそもの勉強不足でこの程度の結果になった。

実は4級とのダブル受験という形で申込を行っていたのだが、UNDPのインターンを始めてから東京に戻るまで、あまり試験勉強に時間を割かず、5級の問題集を前日にようやく終えられたという状態だったので、4級の受験はパスした。4級は大学1年修了程度という目安があるので、来期TuftsでElementary French IIという授業を取ることができれば、その後受けることにしたい。

それにしても、語学、特にフランス語の履修者は圧倒的に女が多いということを今回の試験で感じた。受験者は8-9割が女性で、うち6-7割は女子大生だった(女子大の生徒という意味ではなく女子の大学生)。他にはほんの一部男子大学生がいて、ベリーマイノリティとしておじいさんや子供がいた。国際機関への就職を視野に入れて勉強している職務経験ありの大学院生というカテゴリーは、おじいさんと子供同様ベリーマイノリティだった。そもそもそういう志望の人は大学生の頃からこつこつフランス語をやって、今は1級でも受けているのかもしれない。
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入社1年目の教科書

岩瀬 大輔 / ダイヤモンド社

 ライフネット生命副社長の岩瀬大輔氏による著作。仕事における3つの原則と50のアドバイスで構成されており、それぞれに数ページの説明が施されている。3つの原則とは、1. 頼まれたことは、必ずやりきる、2. 50点で構わないから早く出せ、3. つまらない仕事はない。著者はBCG、リップルウッドと外資系企業での勤務経験しか持たないが、日本の企業で働く社会人1年目の立場に立ち、とても有益なアドバイスを行っている。

 入社1年目の社会人はこれをバイブルとして全て実践するよう心がけ、入社2年目以降の社会人はチェックリスト的にこれを用い、実践できていないポイントを埋めるように仕事に取り組めば良いのではないかと思う。自分自身も社会人経験が5年ありながら、本書を読んではっとさせられる部分がいくつかあった。具体的には、17. 情報は原典に当たれ、35. 目上の人を尊敬せよ、41. 宴会芸は死ぬ気でやれといったもの。はっとさせられた部分以外にも、自分が考えて実践していたことと重なるアドバイスが含まれており、「これを続けて行こう」という励みと自信につながった箇所があり、その点でも有益だった。こちらは28. ペースメーカーとして、資格試験を申し込む、36. 感動は、ためらわずに伝える、49. 何はともあれ貯蓄せよ、といったもの。

 自分が入社1年目だった頃にも研修の事前予習教材として読んだ本があったが、自分の全く知らない人の著作だったし、本に書いてあったその人のバックグラウンドもかなり怪しいものだった。この本は、「この人が言うのなら」と思える点で説得力が増すし、内容もうなずける部分が多いので、各アドバイスをスムーズに受け止めることができる。唯一のマイナスポイントは、著者へのインタビューをまとめる形でライターが文章を代筆していること。この事実を正直に書いている点は好印象だし、著者が非常に忙しいことも分かるのだが、自筆で書いてくれていれば皆もっと信頼を持てるのに、と残念に思った。よって4点。

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by ubuntuk | 2011-06-18 20:23 | 書評
東京に着いてから一週間が経った。帰国の目的は投資銀行でのインターンに参加するためで、月曜から金曜まで勤務先に出勤し、プログラムのスケジュールに沿ってオリエンテーション等を受けてきた。最初の一週間は主に人事部門が用意したオリエンテーションプログラムを受けることに割かれていたが、それぞれの内容がとても充実していて、参加して本当に良かったと感じた。

月曜日から木曜日までは、各部門のマネージングディレクターレベルの職員がインターン生のために1時間ずつ時間を割き、部門の業務概要に関するプレゼンテーションを行ってくれた。さすが部門のヘッドをやるだけあって、各マネージングディレクターの話しぶりや表情には貫禄があったし、説明も全部門がそれぞれにカバーされていたので、当該投資銀行の全体像と強みがとてもよく理解できた。

他にはプレゼンテーション手法、パワーポイント資料の作成方法、等のテクニカルな講習を受けた。部署に入って仕事を受ける前に必要な知識は一応全てカバーされていて、よくできたプログラムだと感じた。以前参加したインターンの中にはすぐ部署に放り込まれて後は放置という雰囲気のところもあったので、人事部門による手厚いサポートがありがたかった。最初の2週間は結局ほとんどトレーニングになったが、2週間多く部署で仕事をしているよりもこちらの方が配属後のレバレッジが利いて良い内容になると思う。

一週目は部署で長い時間を過ごせなかったこともあって、日本語資料の英訳作業の一部を手伝わせてもらった。この作業が意外に難しく、逐語訳していたのでは英文資料として分かりやすいものにはならない。思い切って意味だけを捉えて簡略な英語で説明するようにすることが必要だった。作業は基本的なものであっても、元の日本語に資料には顧客を説得するために描かれた明確なストーリーが詳細なデータを用いて説明されている。競争を勝ち抜かなければならない中で練られた資料はここまで練られたものなのかと感心させられた。

とにかくインターンプログラムにはとても満足しているので、引き続きがんばっていきたいと思う。それ以外には、せっかく日本にいるので、ラーメンや居酒屋、和食のおいしい店等、日本でしか行けない懐かしいものを求めたり、壊れた国産時計の修理、メガネの購入、歯医者等、必要な作業をこなしていくことにしたい。あと、本についてはこれまでの開発系の書籍から方向転換して、ビジネスに必要なものを中心に読んでいきたい。少し本のジャンルは変わるが、このブログに評価をアップしていこうと思う。
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東京に1年ぶりに戻ってきた。久々の日本は、アメリカと比べて湿度が高いように感じた。出発地のニューヨークも到着地の成田も同じぐらいの量で雨が降っていたのだが、日本の空気の方が肌にまとわりつくような感覚があった。成田空港から東京での滞在先へは先ずバスに乗って近くまで移動し、そこからタクシーで再度移動した。滞在先の交通案内には先ずバスで来てタクシーに乗り換えるのが効率的と書かれていたので、普段はあまり取らない方式なのだが、今回はそれが本当に近そうだったのでやってみた。

バスはチケット売り場で次の便を聞いたとき、受付の人に「後1分でそちら行きのが出ますが、乗りますか?」と聞かれた。そんなことができるとは思っていなかったのだが、受付の人は何となく乗せてくれる雰囲気だったので、「乗ります。」と言って代金をクレジットカードで払った。すると突然別の女の人が窓口の客側の方へ出てきて自分の荷物の一部を持ち、バスまで案内してくれた。アメリカの受付なら黒人のポテッと太ったおばちゃんがめんどくさそうに「はいよ。」とチケットを投げて渡したりするのだが、ギリギリの便に何とか押し込んでくれようとする精神がすごいと感じた。バスが出るときに乗り場の係員の人達が全員乗客に向かってお辞儀をするところもすごい。こういうことを当たり前のようにやってもらっていたのかと驚いた。

結果的には、首都高が空いていて、タクシーの運転手がきちんと説明した住所に到着してくれていれば早かったのにという感じの時間で目的地に到着した。電車を使わずバスで行ったのは、目的地の一番近くまで一本で運んでもらえるからだったのだが、結局都心に入ったところで日曜ながら渋滞にはまってしまった。その後気を取り直してタクシーに乗ったのだが、タクシーの運転手はあまり目的地周辺の記憶が定かでないようで、「その住所だとお客さんの言っているような交差点は近くないですよ。」ということを言われた。自分も初めての場所なので自信がなく、「とにかく住所に従って行って下さい。」と言ったのだが、結果的にその住所は自分の言った交差点の脇にあった。

ナビを使ってもらったので確実に到着すると思ったのだが、大体の場所まで来た後行き止まりに遭遇してしまい、仕方がないのでそこでタクシーを降りることにした。運転手の記憶が曖昧な上にナビまで間違うっていうのはどういうことだろう。日本のサービスにはこの1日だけで改めて感動させられているところだが、タクシーの運転手だけは日本にいたときから思っていた通りで、質が低いと思う。質というのは知識の問題だけでなく、挨拶や会話のトーンの作り方等。こちらの方が困惑している運転手に気を遣わないといけなくなる状況で、しかも目的地を探すことを簡単にあきらめて乗客である自分を放り出したので、その辺りの業界事情は1年経った今も変わっていないようだった。

日米のサービスのギャップに驚かされ続けてばかりでとても単純な内容になってしまっているが、早く日本水準の便利な生活に慣れたい。少なくとも今日は移動だけでずいぶん感動させられることがあったが、晩に行ったラーメン屋の対応まで良かったので、感動しっ放しの1日になってしまった。唯一タクシーでマイナスが付いて、9割方は気分の良い帰国になった。UNDPの仕事も滞在先に到着してから仕上げたので、何とか日本でのインターンに明日から完全に集中して過ごすことができる。溜まった仕事を抱えていると、それがいくら短かったり簡単だったりしても重荷に感じるものだ。明日からは気分を一新してがんばりたい。
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今日1年ぶりに東京へ戻る。アメリカでつくづく不便を感じてきたので、帰国が本当に楽しみだ。もはや料理が口に合わないとか文化の違いがどうとかいう話ではない。アメリカの公共システムやアメリカ人のサービスのできの悪さに1年間本当に辟易させられてきたのだ。ずっとフラストレーションがたまり続けてきたので、夏の間はせめて日本のきちんとした丁寧なサービスに存分に浴してきたい。この期間にガス抜きすれば、もう1年耐えられそうな気がする。

アメリカの公共システムの中でも、特に道路、電車等の交通システムは本当に苛立つことが多かった。地下鉄は遅くて常にガタガタ言うし、ゴミが散らかっていてとても汚い。その上中長距離の列車ではトラブルによる停車等が多く、スケジュール通り動かない。コネチカット滞在中には列車のブレーキ故障で1時間以上立ち往生して、45分で移動できるところが2時間もかかってしまった。道路は歩道、車道ともにボコボコで、傷めている膝の関節を道のせいで外し、そのまま10kmのレースに出ないといけなかった日もあった。

サービスについてもひどい。レストランでも他の店でも何でこのサービスのためにチップを15-20%も払わなければならないのかといつも思う。日本でなら高級店だけでなく、コンビニでもガソリンスタンドでも居酒屋でも、まだ学生で19-20ぐらいの若い人達がチップ抜きで一生懸命丁寧にサービスしてくれる。アメリカでこれまでに払ったチップをそっくり奪い返して、夏の間に日本でサービスを提供してくれる人に分割して渡したいぐらいだ。

今全日空のチェックインカウンターやラウンジの受付の対応を受けて、いかに自分がアメリカのサービスに不満を持ち続けてきたかを再確認した。全日空の対応は、受ける側が便宜的に飛行機に乗る以上の価値を提供してくれると感じる。US Airways、Alitalia、Turkish Airlinesといった航空会社のサービスを受ける中で、安いし特に迷惑もかけられないから良いか、という感じで割り切っていたのだが、航空会社は特に日本と海外の会社の間での対応の差が目立つ。きっと海外の航空会社はこんなもんだと思ってサービスしているだろうし、特に改善の必要性を感じてはいないと思う。それらの航空会社をメインに使っているネイティブの人達も、あまり気にしていないだろう。日本の手厚いサービスを受け続けてスポイルされてしまった自分は、海外でフラストレーションを貯めながら生きて行かないといけなそうだ。
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コネチカットでの研修が終わり、東京でのインターンに臨む前にニューヨークへ戻った。一週間疲れたが、研修内容の中に面白く感じたものも含まれていたので、参加してよかったと思う。東京へは明日の便で出発する予定なので、また1日だけニューヨークで時間を使うことになる。残念ながら研修期間中にUNDPでの仕事を終わらせることができなかったので、昼間はそれに取り組むことになる。ニューヨーク満喫とはいかなそうだ。

ニューヨークを含む東海岸は、今熱波が来ていてとても暑い。一昨日辺りから30℃を超える日が続いていて、今日も出歩くにはとても暑そうな日差しだ。そういう意味ではスターバックスで作業しているこの状況は意外に良い選択なのかもしれない。可能であればまたセントラルパークを走ってみたかったのだが、この気候と自分の膝の状態を考えると難しそうだ。

膝はずっと走れずにいた中で大分ましになってきていたのだが、重いスーツケースを抱えて階段の昇り降りを繰り返して、状態がまた悪くなってしまった。東京に戻ったら皇居の周回ランニングをやってみたいと思っているのだが、膝の状態を考えてやるかやらないかを決めようと思う。いつもの怪我ならとっくに走れるようになっているのだが、今回はたちが悪い。いつもと違う方向に間接が外れたせいで、座っている状態から立ち上がるときにものすごい痛みが走る。階段の昇り降りも大きい負担を感じる。とにかく早く治ってほしい。
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昨日ニューヨークに1晩だけ滞在し、次のインターンの事前研修のためにコネチカットに今日電車で移動した。昨晩はフライトの疲れもあったので、特に何もせず寝るつもりだったのだが、夕食のために行ったSapporo Restaurantという日本料理店がミュージカルのチケット売り場のすぐそばにあったので、ついチケットを買って観に行ってしまった。

観たミュージカルはJersey Boys。1960年代に活躍したThe Four Seasonsというヴォーカルグループをモデルにして作られているそうで、曲もほとんどがFour Seasonsのものだった。それ以外は同時代の有名アーティストの曲。Jersey Boysは、実はずっと観たいと思いながらスケジュールが合わず観られなかった演目で、ついに実現して本当にうれしかった。劇場の作りやお客さんのノリもよく、すごく盛り上がっていた。

Four Seasonsというグループ自体は知らなかったのだが、曲はいくつか知っているものがあり、この曲のオリジナルはこの人達だったのかという驚きがあった。歌はメインヴォーカルの声がかん高く、聴いたら耳について離れない。この声の高さもFour Seasonsの人気の理由だったのかもしれない。

ミュージカルを観た翌日は朝10時頃にホステルをチェックアウトし、地下鉄、バスを乗り継いで、マンハッタン内の北東部にあるHalem & 125th St.という駅からNorth East Regionalというローカル列車でコネチカットに向かった。こんなところをこんな列車が毎日走っていて、それを利用する人達が結構いるというのが驚きだった。乗った駅がPennsylvania StationやGrand Central Stationでなかったというだけなのかもしれないが、ニューヨークにしてはとてもローカルな駅でとれもローカルな列車に乗ったという印象だ。

乗った列車はコネチカット州のNew HavenというYale大学のある街が終着駅になっている路線で、自分はその途中のStamfordという駅で降りた。ここで一週間研修を受けた後、1年ぶりに東京へ戻って3ヵ月弱インターンに励むことになる。UNDP関連の作業とここで学ぶことを在米中に消化してしまって、すっきりした状態で日本に向かいたい。

Jersey Boys劇場前マーキー
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Harlem&125th St.駅
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Stamford駅
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UNDPのイスタンブール拠点でのインターンを終え、今日トルコ航空の便でニューヨークに来た。時間はトルコの方がアメリカより7時間早く進んでいるので、午前11時に出て午後14時に到着した。実際の飛行時間は10時間ぐらいだったのだと思う。JFK空港に着くと携帯の電波が入り、これでネットがまた使えると喜んでいたのだが、入国管理の列に1時間半も並ばされて、その喜びはすぐにどこかへ飛んでしまった。

JFK空港は乗客の出入りが多いことに加えてアメリカの入国審査がテロ対策で厳しいので、ものすごく時間を取られる。入国審査窓口にたどり着くまでJohn F. Kennedy International Airportと書かれた壁を時々眺めつつ、当人が生前言った、"Ask not what your country can do for you. Ask what you can do for your country."という言葉を思い出してとても恨めしくなった。

入国審査でこんなに並ばされているのはアメリカ政府が好き放題ドンパチやったからだし、背後には少数の既得権者が絡んで得をしているだけで、大多数のアメリカ国民と関係国の国民は何の利益も得ていない。もし、ケネディが「ごめん、政府に期待してもらってもどうせあんまり成果出せないから、あきらめて自分で政府を助けるつもりでがんばってね。」という逆説的な皮肉を込めてこの言葉を言ったのなら多いにうなづけるのだが、あいにくこれは本気で演説したようだ。

日本で首相が同じことを言ったら、即刻引きずり降ろされて二度と主要なポジションに就くことができないだろう。「何責任転嫁してんだよ。国民任せにする前にお前ががんばれよ。」と言われるに決まっている。そんなことを言わずに精一杯尽くしている素振りを見せても今の状態なのだから、国民に国のために何かできるか考えろなんて言える訳がない。

逆に、第二次大戦中の全体主義の中ではこれがまかり通っていたのだから不思議だ。同じ気質を持って同じ領土に暮らしている日本の国民の思想がこれほどまでに戦前、戦後で振れてしまうのは少し信じ難い。トルコ滞在中に読んでいた大岡昇平の『俘虜記』という本では、日本が戦争に進んだ動機として「国内で行き詰まった資本家が海外へ活動拠点を求めたのに対し、好戦的な軍部がこれに乗っかった」という説明が為されていたが、これはブッシュ政権時のアメリカと完全に重複する。結局、思想と言っても経済的利益を求める際に関係外の人々を巻き込んで見方に付けるための口実程度でしかないのかもしれない。
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UNDPのインターン期間が今日で終了した。最終日はひどいものだった。成果に関する報告を金曜日に聞くと言っていたディレクターがビル閉館の17時になっても来なかった。事務の女の人に聞くと、「あの人がどこで何をしてるかは何も知らないのよ。」と言われた。ニューヨークの本部オフィスから来ているのでイスタンブールのオフィスにスケジュールを報告する義務が特にはないのだが、まさか最終日に来ないとは思わなかった。すごく忙しかったのかもしれないし、忘れていたのかもしれないし、もしかするとインターンの成果報告を聞くのはめんどくさいと思ったのかもしれない。

もう一人のトルコ人職員も、大学の教職員とのミーティングがあって事務所には来ていなかった。この人に最終的な成果物を電子ファイルで手渡してインターンを終了するはずだったのだが、今日オフィスに来ないことを教えてくれていなかったので、今日渡そうと思って渡し損ねてしまった。そんなことなら木曜日に渡したのに。イスタンブールのオフィスはとにかく忙しく、個々のインターンの作業をフォローするのは大変なのだが、トルコ人の職員の方はディレクターよりポジションが下ということもあって、オフィスに来ているときにはよく面倒を見てくれた。その点は感謝しているのだが、さすがに今日予告なしで終日外出だとは思わなかった。

トルコ人職員の方はさすがに悪いと思ったらしく、16時頃電話を掛けてきて「ディレクターが戻っているなら自分も報告を聞きたいので、何時になるか教えてほしい。」と言われたのだが、その時点でディレクターはいなかったし、16時に電話を受けてももう1時間しかなく、その時間にもトルコ人職員は大学でミーティングがあったそうなので、来られないと分かっていながら一応気遣う姿勢を見せたというポーズの電話だった。

国連は個人で動いていてあまりチームとして全体のスケジュールを管理したりしないというのは理解していたのだが、ここまで適当だとは思わなかった。それぞれに忙しいことは知っているので腹は全く立たなかったが、最終日を空っぽのオフィスで迎え、書類のファイルを提出して報告もないという展開になるとは思っていなかったので、かなり拍子抜けしてしまった。仕方がないので17時過ぎに事務のおっちゃんに別れを告げ、ホステルに帰ってきた。

提出した書類以外に別途一旦作成したものをアップデートして提出したいものがあるので、土日は引き続きもう少し作業することになる。今日仕上げられるのがベストではあるが、かなりぶっ通しでデスクワークしていたことと、1日で終わる分量ではないということで、今日は切り上げることにした。トルコを去ってもまだ作業があるのは少し切りが悪い感じがするが、作業を開始できたのがインターン後半の3週目に入ってからだったので、仕方ないと思って割り切ることにした。

インターンでさせてもらった仕事は必要性も高いものだったし良かったが、前半の2週間をあまり有効に使えなかったのが残念だった。採用を前提としたインターンではないので、事前にプログラムをきっちり組んでフィードバックを行いつつ日々の仕事を課していくというシステムではなかった。聞きに行けば必ず答えてくれるのだが、そもそも職員がオフィスにいない日が多く、4週間のうち半分以上は外出していた。それでも予定期間+2日で仕事を終えることができそうなので、最後まで進められて結果オーライということにしたい。
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by ubuntuk | 2011-06-04 04:34 | 未分類
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