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中間試験までに3本中2本出そうと決めていたB220 Global Financial Servicesのケースレポートが試験結果と一緒に返ってきた。結果は1本がA、もう1本がA-で、色々な意味で安心した。というのはチーム編成や作業分担で色々と面倒なことをかいくぐらないといけなかったからだ。

B220はゼミ形式の授業で、20人程度が参加している。学生はこの中で3-4人のスタディグループを組み、そのチームで学期中に3本のケースについてレポートを書いて提出することが義務になっている。この授業は2年生が多く履修していたので、できれば1年生同士でチームを組みたいと思い、前学期のB200 Foundations of Corporate Finance and Financial Accountingで一緒だったCristinaという優秀なネイティブの学生を誘い、もう1人の1年生と一緒に3人チームを作った。ここまでは良かったのだが、Cristinaと別の1年生が、Waitlistedになっていたハーバードケネディスクールの授業が繰り上がりで受けられることになった、と言って抜けてしまった。仕方がないので、メーリングリスト上でチームへの参加を求めている1人身の2年生からの要請を受け入れ、更にその学生が紹介したPhDの学生を迎えて、何とか4人のチームを組んだ。

4人組が作れた訳だし、PhDの学生にも入ってもらえたので、チームの編成そのものについては問題なかった。問題があったのはチームメンバーのやる気の違いだ。特に大きかったのは、優秀な1年生のChristinaが「2人ペアを作って別々にケースレポートをやりたい」と言い出し、せっかく作った4人チームが機能しないままレポートを2本書くことになってしまったことだ。前学期はレポート作成でも授業でもとてもがんばっていた印象があったのに、今学期は他の授業に追われてグループワークに時間を割いていられないらしい。そうした経緯で分かれることになった2組の組み合わせは、DC Career Tripの影響から自分が2本目のレポートに参加したいということで、CristinaとPhDの学生、流浪の2年生と自分という形になった。

早い段階から分かり始めていたのだが、自分がペアを組むことになった2年生がくせ者で、「このレポートやろう」と全体に持ちかけては自分からやる気をなくしてフェードアウトする、ということを平然とやる人物だった。Cristinaが2組に分かれようという前に、4人で最初のケースについてレポートを書こうという話があったのだが、その話を持ち出したのはこの2年生だった。最初の話し合いで「このケースは教授がとても大変だと言っているからなしにしよう」という話になっていたのだが、あまりに熱意を持ってメールしてくるので、「それじゃあこういう役割分担はどうですか?大変だけどがんばりましょう」とこちら側が連絡すると、途端にメールのレスがなくなり、次の日に「やっぱりなしにしよう」と言ってきたのだ。だったら最初から合意を覆すようなことまでして方向転換を持ちかけないでほしいと思った。

そんな中、CristinaとPhDの学生のコンビは、やる気が落ち気味のCristinaが問題にならないほどPhDの学生がレポートを仕切り、すぐに1本目のレポートを完成させてしまった。それを見ていて危機感を覚えたので、次週の水曜日の授業に十分間に合うよう、2年生と土曜日にディスカッションを行って早めに作戦を立てることにした。相手は早めに作業することに積極的で、週末中にやってしまおうと言ったので、自分も好都合だと思って同意した。また、相手は人柄は良いものの、口先ばかりで作業しないという認識が確立していたので、重要な部分が自分に回るよう、「ノンネイティブだからエクセル作業とそれに関係する意思決定部分は自分がやりたい」と遠回しに主張してその担当を得た。

大変な方のパートを受け持った中、期限を守ろうとして日曜日の夕方に自分の担当部分を出したのだが、案の定2年生は日曜日に提出して来ず、更に月曜日の夜になっても提出して来なかった。これはいよいよ厳しいと思った火曜日の20時頃に進捗がどうなっているか聞いたのだが、「今やっているところだ。そっちはどうだ?」という返信メールを送ってきた。「今やっている」というのは、本当でも嘘でも最後に完成させてくれれば良いので気にしなかったが、「そっちはどうだ?」というのはあまりにも軽薄だと感じて憤慨した。どうだも何も、こちらは終わっていて相手のドラフトを待ち続けているのに、相手はそれをなかったことにしてお互い同じ進捗で取り組んでいるという認識にすり替えようとしているのだ。週末までに1次稿を終わらせる約束を持ちかけてきたのは相手の方なのに、こちらが1次稿を出していることを知りながら、相手の責任を求めることで自分が締切を守れていないことをごまかしているのだ。

腹が立ちながらも、相手の原稿を待ちながら自分のパートの手直しをして火曜日の作業を終えたところ、水曜日の朝になって相手からの原稿が出てきた。ネイティブとは思えないほどラフで、原稿の体裁もめちゃくちゃだったのだが、メールには「おれはやった」感が出ていて面倒だった。相手にはこちらの文章をネイティブとして校閲して最終提出するつもりはないと見えたので、自分が授業までに体裁を整えて提出すると言っておいた。こうした経緯で必要以上の苦労を強いられたが、何とか締切前にレポートを提出することができた。PhDの学生は、直前に送った「このドラフトに手直しをして出します」というメールに反応して助言をくれたので、少し孤独感と苛立ちが和らいだ。ネイティブが外国人のレポートを30分校閲するだけで相当見栄えが変わると思うのだが、相手の姿勢を見るとあきらめざるを得なかった。

こうした経緯で提出したレポートが今日、PhD学生とCristinaの作成したレポートと共に返却されたのだ。結果は自分達のレポートがA、もう一方のペアのレポートがA-だった。先ず、PhD学生がきっちりレポートを書いていたので、自分と2年生が悪い成績を取って2人の足を引っ張ったらどうしよう、という不安が解消された。次に、自分達の書いたレポートに対して書かれた教授のコメントを読み、自分のパートが高く評価された上で相手のパートにダメ出しをしている内容であったことを確認して、自分の貢献が大きかったことを理解して安心した。Christinaも自分と2年生が書いたレポートの評価を見て「Oh, good job.」と喜んでくれていて、チームに貢献できてよかったと感じた。

問題の2年生も案外素直だった。相手の記述箇所に与えられたマイナスポイントを、自分が担当箇所の高評価で補ってAをもらえたことを理解はしていたが、一応礼儀だと思って授業の最後に「おれたちはよくやったね。さっき回覧したレポートを見たいからもらってもいい?」と言ってみた。すると相手は、「言い訳するつもりはないよ。コメントは数回読んだからレポートの原本は持って行っていいよ。」と言ってレポートを自分にくれた。行動に示すことができないにも関わらず強がる癖のある面倒な人間だと思っていたのだが、第三者の評価は素直に受け止めるようだった。レポート提出までは相手に対する嫌悪感で一杯だったのだが、素直になった相手を見て若干その気持ちが和らいだ。

チームメンバーとの関係作りでは、自分が相手以上に動き、客観的に実績を見せることが必要だと感じた。いくら「おれはこんなにがんばっているのに、回りが働かない」と言っても、がんばっていると思っているのは自分だけで、実際は独りよがりということがあるかもしれない。今回のようなケースは極端だが、それでも自分の怠慢をごまかしてばかりのチームメイトが「言い訳しない」と言ったのだ。自分が相手の落ち度をフォローできるだけのパフォーマンスができることはなかなかないので、何事も今回のように上手くはいかないだろうが、小さい努力や実績の積み重ねによっても相手からの信頼や尊敬を得ることはできると思う。「うだうだ他人の文句ばかり言っていないで行動する」という心がけを持っておきたい。
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中間試験/レポートの結果が全て返ってきた。CIIAの受験もあり、かなりタイトなスケジュールでこなさなければならなかった割には、あまり悪くない結果になったのではないかと思う。一方でポジティブサプライズもなく、3科目がそれなり、1科目ががっかりという内容だった。先期と違って半期のモジュールと呼ばれる授業がないので、試験、レポートはこの4科目で終わりだ。スケジュール的にはフランス語を履修して丁度良いぐらいかもしれない。ただ、そのフランス語が全科目の中で最も負荷が大きいというのは問題ではある。

① B205 Data Analysis and Statistical Methods(試験): 96点/100点
統計の試験。試験中に公式集を見てよく、計算も簡単なので、誰でも満点近く点数が取れるようになっている。選択問題を1つと数字の記入を1つ間違ってしまい、それぞれ2点ずつ失点してしまった。Aの基準は97点なので期末試験では98点を取らないといけないのだが、期末試験はオープンブックで学生間の相談が可能ということで、ほぼ全員が100点を取れるようにできているそうだ。誰もがAを狙える数少ない科目なので、何とか流れに乗って期末試験を乗り切りたい。

② L233 International Financial and Fiscal Law(レポート): A-
授業で学んだ証券取引法、倒産法等に関連するトピックを自由に選び、ダブルスペースで15枚のレポートを提出する課題。自分は倒産法に絡めて、ベルギー・オランダのフォルティス銀行という商業銀行の破綻ケースを扱ってみたのだが、リサーチを始めた後でこの銀行が実は倒産法関連の申請を行う前に政府に救済されていたことを知ってしまい、論旨の変更を迫られた。せっかく途中まで書いたレポートの主張部分を後から変更しないといけなくなったのだが、最後の調整で何とか文章の筋を通すことができた。Aにならなかった理由は、文章中で熱弁を振るったポイントが特に重要ではなかったという点にあったようで、その分少し寂しい結果になった。それでも多忙な試験スケジュールの中、15ページの分量のペーパーを何とか筋の通る形で書けたことは自信になった。それを教授がある程度評価してくれたことも嬉しい。

(教授からの成績通知メール)
This is a good paper. It is well-researched, well-organized, and well argued. I think that most bank resolutions will have to take place by government administration, or takeover. Since this will usually involve insolvency, rather than illiquidity, the shareholders will not have much to complain about because their stakes will already be worthless.

Grade: A-

③ E241 Development Economics: Policy Analysis(自宅試験): 39点/75点
学期の前半で学んだ内容を用いてケーススタディとして示される問題を解く自宅持ち帰りの試験。5時間程度掛けてじっくりと考えて書いたのだが、配点基準が明確で、説明文にキーワードが書かれていないと点数をもらえないため、大問1つを丸々落として10点下げてしまった問題があった。それなりにできたし部分点ももらえると思っていたのだが、自宅で受験できる試験で教材を参照しても良いため、教授が求める解答のレベルも高かった。自分が思った出来と実際の点数のギャップが大きくがっかりした。2010年秋学期に履修したE240 Development Economicsを含め、開発経済系の科目は結構苦戦している。

④ B220 Global Financial Services(試験):85点/100点
前半に授業で扱った金融理論とケースに関する試験。文章題がほとんどだったが、最後に簡単な計算問題があった。時間がない中での一夜漬けになってしまったのだが、一応毎回の授業に向けてケース等の勉強をしてきたので、これまでの蓄積で直前の詰め込みがだいぶ楽だった。教授によると、90点以上の学生はとてもよくできている、80点から90点の間の学生はよくできている、80点未満の学生はどこか足りない部分が答案の中にあった、という区分であるとのこと。ファイナンスの試験の割に定性的な解釈で平均点も教えてくれなかったので、自分の位置付けがどの程度かよく分からなかった。言葉通り解釈すれば、それなりに良かったということだろう。
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ロサンゼルス滞在記①を書いた後、なんやかんやでボストンへ戻る日になってしまった。滞在した1週間のうち数日は現地で学生生活を送っている友人に車で案内をしてもらった。かなり時間を割いて付き合ってくれたので、ボストンでは自分が案内できればと思うのだが、あいにくのペーパードライバーで街を案内できるだけの機動力がない。アメリカで車なしというのはとてもみじめなものだ。一人で過ごした日は映画を引き続き見たり、バスでロサンゼルスのダウンタウンへ行ってみたりした。

ロサンゼルスは天候こそ悪かったが、親切にしてもらった人のお陰で1週間楽しく過ごせた。悔やまれるのはLAマラソンだ。来年の3月は修士論文をさくっと終わらせてガチンコ勝負で挑んでみたいものだ。来年はきっと天候も良いだろうし。ただ、何となく気になるのは、修士論文が本当に終わっているのかという点。論文の一次稿締切は1月15日なのだが、2年生の中で期限前に提出したのは全体の35%程度だそう。自分がその中の一員になれる自身はないが、質はともかく前倒しで進めて行きたい。

そういう訳で昨日ロサンゼルスから戻り、月曜日朝8時半のフランス語から学生生活に戻った。時差3時間の場所から戻ると、8時起きが5時起き相当になるので結構きつい。午前中の授業の後はあまりにきつくて昼寝をしてしまったが、とにかく早く慣らさないといけない。特にフランス語はガンガン進んで行っているので、キャッチアップして行かないと。

最後にロサンゼルス滞在中に撮影した写真を掲載します。

サンタモニカビーチ
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グリフィス天文台
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グリフィス展望台からのLA市街地の眺め(虹)
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ロサンゼルス現代美術館前のオブジェ
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ローズボウル(アメリカンフットボール競技場)
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雨のサンタモニカ(宿泊施設前)
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雨のサンタモニカ(3rd Street Promenade)
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ロサンゼルス初日はサンタモニカの街中をうろうろした。Third Street Promenade(サードストリートプロムナード)という歩行者天国になっている通りがあり、そこに店が整然と並んでいて色々と見て回れるので、そこでほとんどの時間を使った。通りを歩いたり、カフェに入って本を読んだりネットを見たりということをしている間に夜になったので、プロムナード内にある映画館の上映リストから面白そうなものを見つけて観ることにした。

観たのは『Limitless』という映画で、ある薬を飲むと脳の全領域が活性化されて天才的な判断ができるようになるというもの。それには副作用があり、飲み続けなければ死ぬか精神病に陥るというもので、ほとんど麻薬のような薬ということだった。最後は主人公が破滅の道に進んで行くに違いないと思っていたのだが、結局アメリカ映画らしく強引にハッピーエンドという展開になっていた。活性化された脳を使ってデイトレーディングで稼いだ上に乗員議員から大統領というステップを踏む中で、死の恐怖に怯えながらも結局は成功してしまうという話。観た後にモヤモヤした気分にならなくて済むので、自分は多少強引でもハッピーエンドの方が好きだ。

Third Street Promenade
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映画館
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金曜日に中間試験とレポートのスケジュールを何とか全部終了させ、1週間の春休みに入った。水曜日にB220 Global Financial Servicesの試験を受けた後、金曜日午後5時提出のL233 International Financial Lawのペーパーを提出締切1時間半前まで掛かって仕上げた。どちらも限られた時間の中で準備しないといけなかったので、納得のいくレベルまでは仕上げられなかったが、試験は同時に行われるものだし他の学生の条件も同じなので、こんなものなんじゃないだろうか。出来は分からないが、自分の持っている力と時間を絞り出して取り組んだので、結果が悪ければそれは自分の実力ということだと思う。

レポート提出後はチケットを購入してあった夕方6時のロサンゼルス行きの飛行機に間に合うよう、部屋にある服をわっさわっさとスーツケースに詰め込み、車を持っている同級生に送ってもらう形でローガン空港へ向かった。慌てて行ったのでウェブ上の予約確認をきちんとしていなかったのだが、US Airwaysだと思っていた飛行機のチケットが何とUnited Airlinesの物で、US AirwaysのターミナルからUnited Airlinesのターミナルまで移動する羽目になった。車で送ってもらったお陰で1時間前には着いていたので何とか間に合ったが、もし電車で行っていたら間に合わなかったかもしれない。

そんな経緯で今はロサンゼルスにいる。目的は日曜日のHonda LA Marathonへの参加だったのだが、足が痛くてまともに練習できず、本番を走っても確実に途中棄権という感じだったので、出場しないことにした。一方で飛行機のチケットはノンリファンダブルのものだったので、観光だけすることに決めて予定通り来ることにした。宿泊先はサンタモニカのHostelling International Santa Monicaというところで、ロサンゼルス市内からは少し離れている。1週間滞在できるので、一通りサンタモニカを観光した後はロサンゼルス市内に繰り出して行きたい。
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今日はE241 Development Economics: Policy AnalysisのTake-Home Examの見直しをして教授にメールで提出し、金曜日締切のL233 International Financial and Fiscal Lawのペーパーのイントロダクションのパートを書いた後、水曜日に予定されているB220 Global Financial Servicesの試験対策をした。まだ少しバッファーはあるのだが、ペーパーはある程度時間を使わないと書けないので、明日B220の試験対策をする合間にもう少し書き足しておきたいところ。

並行して明日から始まる日本の震災に関する募金が始まるので、その準備にも結構時間を取られた。自分がやっている作業は限定的なので、せめてそこだけは早く確実にやれるうよう心がけたいと思っている。募金はボストンの大学院生コミュニティが組成した団体のロゴ入りTシャツと引換えという形式なのだが、今日ポスターを貼っている最中や打合せの最中に「絶対買うね」と同級生が声をかけてくれて嬉しかった。認知度がかなり高まっているようで、かなり募金が集められると思う。

それにしても、今日勉強を開始できたのは22時という状況なので、少し焦りを感じる。スケジュールは変えようがないので、できることに専念するという意識を持って平常心を保つことが大切だ。
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今日何とかE241 Development Economics: Policy AnalysisのTake-Home Midterm Examを完了させた。3時間という指示のある試験だったが、火曜日の授業前に教授宛に電子ファイルか印刷物の状態で提出すれば良いルールなので、実質的には何時間かけても特段問題はない。他の試験との兼ね合いでどこまで根詰めて取り組むかという判断を各自で行うものだと思う。自分は英語のライティングへの慣れの違いもあり、たっぷり5時間かけてしまった。結果を考えるとIn-class Examだった場合にネイティブと比較しての不利があったと思われるので、この形式は自分にとって有利だったと思う。月曜日に改めてじっくりと見直し、日付が変わる前に出すことにしたい。

書くのが遅くなったが、CIIA試験対策のせいで準備があまりできず、一夜漬けになったB206 Data Analysis and Statistical Methodsの試験も先週木曜日に受けた。こちらはFletcherの中で特に楽勝と言われている科目で、ほとんど全員がAを取れる仕組みになっている。試験内容は特に易しくしてある訳ではないのだが、試験開始時に問題と一緒に配布される公式集を使えばそれに問題で与えられる数値を代入するだけで解答できてしまう。全くの無勉強ではもちろん良い成績を取ることはできないのだが、テクニカルタームの意味や過去問の内容を把握しておけば問題なく解ける。今回は前期に受験した学生が過去問のコピーをくれたので、それを使ってスイスイと解くことができた。手応えが勘違いでないことを祈る。

これで予定されている試験のうち2つと、CIIA試験の合計3つが終了した。4教科+CIIA試験というスケジュールなので、5つのうち3つのタスクが終了して半分を超えたように見えるのだが、実際はデリバティブに関する難問を含むB221 Global Financial Servicesの試験と、特に時間を要するL233 International Financial and Fiscal Lawの15ページのペーパーが残されているので、負荷はまだまだ残っている。今日は少しではあるが日本の震災支援に関する作業に時間を割いたこともあって少し疲れたが、明日以降も勉強と震災支援関連の作業の両方をマネージしていく必要がある。今はFletcherに来て一番負荷の大きい日々が続いているが、ここまでは何とか順調にこなせているので、最後まで気合いで乗り切りたい。

それにしても震災関連のニュースには昨日以降驚き続けている。死者が宮城県で1万人を超えたという報道、遺体が青森県の海岸へ1千体以上漂着しているという情報、原子力発電所の爆発事故に関する記者会見等をNHKの速報ニュースで見る度、事の重大さにいたたまれない気持ちになる。当初は試験の真っ最中でもあるし、震災支援を限定的関与に留めたいと思っていたが、作業量を増やすことはできないにしろ、気持ちを込めて自分の役割をきっちり進めていきたいと思う。
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CIIAの受験も一段落したので、授業やインターンに支障が出ない範囲で米国公認会計士(USCPA)の試験対策を始めたいと思う。USCPAはアメリカの会計士資格なのだが、合格率が40%程度あることや4科目ある試験をそれぞれ別に受けることができるという点で日本の公認会計士試験よりも合格しやすい。ウェブを通じた試験のため、年中受験が可能なことも大きなメリットで、半年程度で全科目合格してしまう人もいる。会計士になるためには、試験合格だけでなく大学での会計単位取得、監査法人等での監査経験が求められるのだが、それらは試験合格後に後追いで行うことができる。USCPAのスクーリング講座やウェブ学習講座がたくさん出回っているのだが、それらはかなり高額なので、評価の高い教科書と問題集を使って独学で勉強することにしたい。

USCPAは上述の要件を満たさない限り有資格者とはなれないのだが、それでも試験に合格している事実があれば、米国の会計を高い水準で理解していることを証明することはできる。日本で働こうと思うと大したことはない資格だが、国際機関等で財務関連の仕事をする場合には威力がかなりあると思う。日本の会計士試験の方が難しいことは事実であっても、海外に出れば試験の実施国が米国でも日本でも関係ない。むしろ、国内でとても価値の高い日本の会計士資格の方が英文会計への習熟を示せない分、簡単なUSCPAよりも不利になることもあると思う。

CIIA受験後は、米国の証券アナリスト資格に当たるCFAとUSCPAを比べ、どちらかを取得しようと考えていたのだが、CFAはCIIAより難しいとは言え、登録料、受験料が各1,000ドルレベルである上、3次試験合格まで最低3年を要する。一方でUSCPAは登録料、科目別受験料とも200ドルレベルであり、本当に集中して勉強すれば1年以内に合格することもできる。加えてUSCPAは公的に認められた資格で民間資格であるCFAより就職時における利用価値が高いので、CFAの選択肢を一旦は捨て、USCPAを目指すことにした。

国際機関で働く場合にエッジが利かせられるというベネフィットに対し、時間的、金銭的なコストがとても安いので、取得する価値は十二分にあると思う。早速Amazon.comで4科目中2科目分の教科書と問題集を注文したので、中間試験が明けたら勉強を開始することにしたい。これまで受験が認められていなかった日本国内でも今春から受験が可能になるということなので、卒業後帰国することになっても受験を続けられるというのも魅力だ。

先ずは中間試験の勉強に集中しなければならないが、それが終わったら早速勉強を開始しつつ、会計単位を持っていなくても出願できるメイン州に対する出願手続きを進めて行くことにしたい。ただ、大学院での勉強に支障を来してはいけないので、4科目同時受験は考えず、受験を2回に分けて2科目ずつ受けるというスケジュールにする予定。メイン州への出願であっても、今住んでいるマサチューセッツ州の試験会場で受験できるというのも良い。
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国際公認投資アナリスト(CIIA)の試験を金曜日にニューヨークで受けてきた。会場はみずほコーポレート銀行のニューヨーク支店で、受験者は自分一人。あまり多くないとは思っていたのだが、まさか自分一人だとは思わなかったのでびっくりした。自分は過去に第1単位の試験に合格しているので午後の第2単位の試験を受けたのだが、午前中の試験も1人受けに来ただけで、午後は自分1人という参加人数だった。

試験は13時半からだったので、13時頃に会場へ入ったのだが、みずほコーポレート銀行の受付にCIIAの試験会場案内の紙等がなく、本当にここで開催されるのかと不安になった。受付で試験を受けに来た旨を伝えたところ、担当者に受付の人が電話してくれたのだが、その人はただ会場を提供する手続きをしてくれただけの人だったらしく、電話が来たことに驚いている様子だった。会場に案内してもらうとCIIA試験会場という小さい紙が貼ってあり、その前まで来てようやくそこが試験会場だと分かった。何分受験者が1人だったので、受け入れる側も特に準備をしていなかったのだと思う。

会場では試験監督と自分の1人だけという状況の中、試験監督が淡々と試験案内を読み上げ、試験がスタートした。3時間で5問という試験だったのだが、1問当たりの問題数が多くそれぞれに時間がかかるので、5問全部に回答することができなかった。3問はきっちりと答を書けたのだが、残り2問は残された時間の中で解答できる問題を探して思いつくものを書きなぐるという感じになってしまった。それでも解答した3問の配点は全体の7-8割程度あったので、あまり大きな失点にはなっていないと思う。

今回の出来と4-7割という通常の合格率を考えると、合格ラインに十分乗っているのではないかと思う。証券アナリスト試験も今回のCIIA試験も膨大な問題数を出して低い合格点を設定するという形式になっているので、全問完璧に解答するという想定は始めからしていなかった。試験結果は6月上旬に出る予定なので、その時期を楽しみに待つことにしたい。

それにしても今回の試験はバスで4-5時間かけて1泊2日のニューヨーク往訪というスケジュールだったので、かなり疲れた。昨日の深夜に戻ってきて寝たら、今朝は体が重すぎて起きられず、結局夕方まで寝てしまった。中間試験と完全に被った日程での受験はかなりきつかったが、それでも手応えがあったのでまだ受験して良かったと思える。この後は火曜日にDevelopment Economics: Policy AnalysisのTake Home Examの提出、水曜日にGlobal Financial ServicesのIn Class Examが予定されているので、気合いをそちらに向けて何とか乗り切りたい。

ニューヨークとの往復を行っている中で地震のニュースがあり、ボストンに帰ってくるとFletcherはそれ関連の情報交換やボランティアに関する協議で忙しくなっていた。あまりに甚大な被害だったので、試験から帰ってニュース等を見ると本当に驚いた。被害が拡大しなければと思う。今日ボランティアに向けての会合に参加してきたが、皆忙しい中対策に時間を割いていて偉いと思った。事情を何も知らないままニューヨークから帰ってすぐに打合せに参加したので特に会合で貢献できなかったが、今後行う作業で役に立てればと思う。
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週末は大学最寄りのDavis Square駅前まで行き、カフェでCIIAの試験対策と中間試験・レポート準備に取り組んだ。駅前はもうすっかり雪が解け、昼はベンチで近所の人達がランチを食べたり雑談したりしていた。長い冬の季節を経て急に春らしくなり、数ヶ月前に見収めた広場に人が集うという和やかな光景を見ることになり、少し驚きを感じた。つい1週間前は雪が降っていたのに、突然春が来ようとしている。

ほぼ勉強に費やした週末だったが、土曜日の夜はFiesta LatinaというFlethcerのラテン系学生の文化祭のようなものがあったので、それには参加した。Fiesta Latinaは、以前紹介した日本人学生も参加するASIA Nightというイベントと同様の設定で、学生がラテン関連の演目十数点を用意し、Fletcherの学生とその家族等に1枚17ドルのチケットを売って寄付等のための資金を得るという仕組み。今回は自分が演じる側ではなかったので、リラックスして演目を見ていられた。

演目は色々あったが、ラテンということで基本的には歌と踊り。Salsa、Mambo、La Bamba等を、ラテン系学生とラテン系の歌や踊りに興味のある他の地域の学生が一緒になって演じていた。基本的にどれも陽気で、ASIA Nightと比べると明るい盛り上がりになっている印象だった。ASIA Nightはユーモアを絡めつつ演目が淡々と進んで行く感じだったが、Fiesta Latinaは演目そのものがそれぞれにエネルギッシュで楽しいので、特に無理しなくても自然に盛り上がってしまうという印象だった。

歌や踊りを使って生を全身で表現するラテン文化には、見ている人を圧倒するエネルギーがある。自分は全く踊れないし、歌も付き合いカラオケ程度しか経験がないので、ここまで大胆に自分を表現できる人達がうらやましいと思った。自分は日本人なりに何か自分を表現するものを持っておきたい。例えば本を書いて自分の考えや信念を伝えることであったり、講演を通じて学生や若い社会人に職業倫理や人生の目標について伝えることであったりということだ。

これらを行うためにはある程度の知名度や地位を得る必要があるので、ある程度時間はかかると思うが、ぜひ自分の人生の中で達成しておきたいことだ。それ以外にもラテン系学生がしたように、自分自身をエネルギッシュに表現できる術を別の形で持っておけたらとも思う。歌や踊りはどうも馴染まないので、中途半端に覚えた書道とか、取り組んでいるスポーツとかになるだろうか。

Fiesta Latina
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Davis Square
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