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Thanks Givingの休暇も終わり、今日からまた授業の日々に戻ってしまった。25ページのペーパーを来週月曜までに仕上げないといけないのだが、今日時点で6ページ。他の試験も迫ってきているし、明日は最低でも10ページには到達するようにがんばらないといけない。

勉強と全く関係ない内容で暇そうに見えてしまうかもしれないが、今日は寮に住んでいるインドネシア人と先日話したオードリーヘプバーンに関する認識の違いについて書いておきたい。オードリーヘプバーンと言えばオスカーも取った世界的に有名な女優なので、国籍を問わず誰もが知っていると思っていた。特にそのインドネシア人は本よりも映画が好きで、国内映画があまり普及していないインドネシアで育ったこともあって洋画にかなり詳しいので、当たり前のように話ができると思っていた。逆にすごくマニアックな短編映画のウンチクをたれられるんじゃないかとびびっていたぐらいだ。

そんな彼でもオードリーヘプバーンは知らないらしい。日本だったらそんなことはあり得ないのに。知らないはずはないと思って「バケーションインローマ」とか「ブレックファーストアットティファニー」とか、合ってるかどうか分からない直訳で映画のタイトルをいくつか言ってみたのだが、それでも分からなかった。変な訳のせいで映画のタイトルが分からなかったとしたら自分のせいなのだが、ヘプバーンの名前そのものにピンと来ていなかったので、本当に知らないのだと思う。

オードリーヘプバーンの容姿は日本人に特に受けたという話を聞いたことがあるので、もしかすると世界の中でも日本は特別に親近感を持っているのかもしれない。お笑い芸人までこの人から名前をもらうくらいだし、完全に国民的なスターだと思う。関係ないが、ヘボン式ローマ字を考案したヘボン氏の本名はヘプバーンだそう。いくらなんでも聞いたまんまカタカナにしすぎだと思う。こういうのが積み重なってカタカナ英語と実際の英語の発音に差がどんどん出てしまうのだ。そして日本人留学生は現地でその違いを多数知って苦労する。
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アメリカは今サンクスギビングという休みに入っている。アメリカ人の学生は実家に帰ったり友達の家に招かれて旅行していたりすので、その期間中大学院周辺は閑散としている。そんな中サンクスギビング初日のイベントとしてVolvoのディーラーが毎年行っている5kmのロードレースがあったので、参加してきた。いつも通り人が多くてスタート前後がつかえている上、コースにかなりアップダウンがあったのでかなり遅いタイムになってしまった。記録は23'29。前回より数秒上回って自己ベストにはなったのだが、練習では23分切りを目標にしていて、できれば1km4分30秒ペースで22'30を切りたいと思っているので、それに比べるとかなり遅い。途中のkm表示/マイル表示がないのも痛かった。アップダウンに対応しているうちに自分が練習より速く走っているのか遅く走っているのか分からなくなり、結局ゴール直前にあまり速くないタイムだったことを知った。

試合後は疲れて会場の風景を撮ることができなかったので、寮から会場へ向かう途中に渡ったチャールズ川の朝の景色を添付します。最近は冷え込んできて朝レースに出かけるのは辛いが、冬の朝の景色の透き通った雰囲気は良い。

早朝のチャールズ川
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昨日11月20日(土)はASIA Nightというイベントの日だった。ASIA NightはASIA ClubというFletcherのサークルが主催しているもので、皆でアジアに関係した歌や踊りを披露する。皆この日のためにチームを組んで練習を重ねるので、高校の文化祭的な盛り上がりがある。自分は高校で秋まで試合のある部活に入っていて、同時期に行われていた文化祭にはまともに参加したことがなかったので、今回は練習から本番までフル参加できて楽しかった。

演目に参加するためにアジア人である必要はないので、今回も人種、国籍を越えて色々な人が色々な演目に出演していた。Fletcherの学生全体に宛ててメンバーを募集した演目も多かったので、人種や性別においての混成チームもたくさんあった。自分達は日本チームで何かやろうということで、極真の経験のある学生2人を中心に型や試割をやった。他の演目には女装してカラオケ(Karaoke)を歌う等の「それだけ!?」というものも多かったのだが、日本人的な真剣さで挑んだ自分達の演目はそれらとのギャップもあってかなり受けが良かった。

空手の他にはニュージーランドのHaka等にも出演してみた。これはニュージーランドのラグビーナショナルチーム、All Blacksが試合前に実演しているものを真似たのだが、さすが外国人という雰囲気で、仕切っている人や周りの人の気合いが本物並にものすごかった。自分を筆頭に、日本人は照れてしまってなかなか声や表情を出せなかったりすると思うが、それ以外の国の人達は練習のときから本気で演技している。本番は練習以上に選手になりきっていたし、オープニングの演目だったのでものすごく盛り上がった。ASIA Night全体を盛り上げる上でもHakaは良かったと思う。

ASIA NightのトリはBhangraという南アジア系のダンスだった。20人近い女の学生がそれらしい衣装を着て踊っていて、かなり見栄えがしたし盛り上がった。この演目は特にFletcherらしく、南アジア系の人達のみならず、東アジア、東南アジア、ヨーロッパ、アメリカと、人種、国籍を問わず色々な人が一緒に踊っていた。大学院出願前にASIA Nightで空手の演武に助っ人出演したケネディかHBSの人のブログを読んだとき、「インドの舞踊を白人もアジア人も一緒になって踊っているのに驚いた。いかにもフレッチャーらしい。」と書いてあった記憶があるが、この多様性を認め合うカルチャーがFletcherの特色であり良さなのだと思う。

空手
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Haka
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Bhangra
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会場
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土曜日にD220 Process of International Negotiationのハイライトとなる8時間のセッションが行われた。これは多者間で行う交渉のシミュレーションで、30人のクラスを2つに分けてそれぞれに役割を与え、準備の後に5時間程度かけて交渉を行って合意するという内容のものだった。これまでは30分程度の相対交渉等がメインで、予習も実践もあまり労力のいるものではなかったのだが、今回の交渉はさすがに疲れた。もちろん全て英語で行うので、ノンネイティブの自分は終盤に頭が疲れてしまってあまりコメントできなくなってしまった。それでもチームメイトや立場の似た別のグループと一緒に強い立場の役割の学生に立ち向かったりするのは面白い経験だったし、終わってみると楽しかったと思う。

授業の前には受け取り損ねていた10ページのペーパーを返却してもらえた。結果はA-。授業のTAが採点しているということで、もしかすると学校が定めているカーブと呼ばれる各グレードの許容人数に当てはめられていないかも知れないが、大学院で初めて書いたレポートでA-をもらえたことは嬉しかった。それなりに時間も掛けたし、できれば良い成績をもらいたいと思っていたのだが、ネイティブチェックを受ける間もなくぎりぎりで提出したので、あまり自信は持てていなかった。次回はこの授業で25ページのペーパー提出があるので、そのときにはもう少し余裕を持って仕上げたい。
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E240 Development Economicsの試験結果が返ってきた。結果は68点/100点。平均点が68点/100点なのでこれはかなり悪い方だ。帰ってきた答案を見直して何が悪かったのか確認してみたのだが、迷った結果別の答にしていた選択問題で10点減点になっていた。ただ、それでも78点で平均を下回ってしまうので、全体的に出来が悪かったということだ。

今回の試験形態は75%が5つの文章から正しいものを選び出してその記号を書くという選択問題だったのだが、文中に入れられた誤りを見つけ出すことに苦労した。特にこの試験では誤った記号を記入したり正解の記号を書き漏らしたりすると減点されるバッドマーク方式だったので、残り25%の計算問題の方は特に難しくなかったのだが、論述式と違って部分点がないので、結構シビアに減点されていた。100点を取った人もいたのでネイティブには簡単だったのかもしれない。読解力不足だとするともっと読み込む訓練をしないといけない。

もしかすると、教科書や課題の論文を丁寧に読んでおけば全て簡単に解ける問題だったのかもしれない。最近は色々な課題の提出締切に追われてリーディングが後手に回っているので、提出が求められていないリーディングやProblem Setの課題についても時間を割かないといけないと思った。なかなか上手く全科目/全試験で良い点を取るということができない。ノンネイティブで首席やトップ5%に入っているビジネススクールの人達はかなり立派だと思う。どうやってマネージしているんだろう。
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自分がFletcherのEarly Notificationのプロセスで出願した2009年11月15日から1年が経った。その頃とは生活が大きく変わり過ぎて、たった1年前のことだとは思えない。時間の経過は、期間内に関わる物事の数に比例して長く感じられる。1日を家で本を読んで過ごすより、朝5kmのレースに出た後昼に街で人と会い、午後グループミーティングをして夜にAsia Nightの練習といったスケジュールを過ごす方が長い。実際はこんなに密度の濃い1日を送ったことなどないのだが。

キャンパスビジットを事前にしていたこともあり、出願時点でFletcherでの大学院生活を何となく想像できていた。あまり想像通りだと面白くないのだが、大きくがっかりすることがない分良いと思う。ただ、エッセイに書いた熱意などは簡単に忘れ去って日常に埋没してしまいそうな危機感も同時に持っているので、そこは気を引き締めないといけない。今日出願時のエッセイを改めて読んでみることにしたい。
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フージーズ――難民の少年サッカーチームと小さな町の物語

ウォーレン セント ジョン / 英治出版

米国ジョージア州アトランタ郊外のクラークストン市で活動する難民少年サッカーチームについて、ニューヨークタイムズ紙の記者である著者がドキュメンタリーとして書いた本。単にサッカーチームの日々を追うだけでなく、各選手が難民としてクラークストンへ来るに至った経緯をジャーナリスティックに描いている。コンゴ民主、スーダン、コソボ等、選手が難民として祖国を捨てざるを得なくなった各国の紛争の経緯や、各選手とその家族がその中でどのように難民として渡米する権利を得、現在に至っているかを政治的視点と難民個別の視点から詳細に取材し、説明している。

難民それぞれの背景に留まらず、 サッカーチームの運営上の困難として立ちはだかるクラークストン市長、YMCA担当者、治安の悪い同市内で起きる犯罪等に関する入念な取材に基づく記述もジャーナリストならではという内容になっている。主題となるサッカーチームに関する情報に留まらない情報収集は、記者としての職務に就いている著者によってこそ可能になったものであると思う。

サッカーの試合に関するシーンは頻繁に登場し、ページ数が割かれている分臨場感もあって興味深く読めるが、読者としてより興味を覚え、恐らく著者が本書を通じて最も伝達したかったことと考えられるのは、個の力では覆し得ない暴力や圧政によって異なる場所で人生を送ることを余儀なくされた人々が懸命に生きようとする姿である。主人公的な存在として本書で扱われるサッカーチームの女性コーチも、難民の少年達をサッカーに熱中させることで地元ギャング等による危険から守ろうという意図を持って活動している。

難民の少年達とその家族は、祖国で父親が暗殺または投獄されたり、近隣住民が殺されたりする中を辛うじて逃げ、難民キャンプに到着して移住を待っていたという経緯を持つ。そうした少年達にスポットライトを当てている本書は一見弱者救済という美談で片付けられるルポに感じられるが、その実はより現実的で、国際紛争がもたらす悲惨な弊害と、それに影響を受けた難民達が移住先でもなお苦しみながら日々を生きなければならない問題を読者に向けて提示しており、内容に幅(各選手の祖国における逸話とクラークストン市での生活)と深み(入念な取材に基づく国際紛争やクラークストン市政、各選手の心情や家庭環境の詳述)の両方が存在する。

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by ubuntuk | 2010-11-13 14:28 | 書評
今日E240 Development Economicsの2回目のQuizを受けてきた。勉強時間は取れたのだが、問題はトリッキーな説明を列挙した択一式が75%を占めていたので、点数がどうなるかは分からない。

この試験が終わり、突如として4連休に入ることになった。理由は木曜日がVeterans' Dayという退役軍人の記念日で祝日、金曜日がBoston在住の卒業生との就職活動用のネットワーキング日で学校が休みというもの。学生の多くはニューヨーク等へ旅行に出かけるのだが、自分は冬休みに2週間程度ホステルに泊まりながらニューヨークに滞在することにしているので、今回は行かないことにした。

代わりにやることは2つあり、1つは勉強のキャッチアップ(E211m Microeconomicsの宿題×3本、B200 Foundations in Financial Accounting and Corporate Financeのレポート作成、D220 Process of International Negotiationのファイナルレポート準備)と。試験が終わればすぐまた課題、レポートとスケジュールが迫ってきていて、週末も気楽に休むことはできない。実際、ニューヨークに遊びに行く同級生も重い教科書を持って行って現地でレポートを書くそうだ。

もう1つはAsia Nightというアジア人留学生/アジア系アメリカ人学生によるステージの準備。ステージでは2時間程度を使って学生が出身国の伝統芸能やポップカルチャーを紹介することになっている。ノリだけでエントリーしていたらいつの間にか3つのパフォーマンスに出ることになってしまったので、そのための練習をそれぞれに行う予定。3つのうち1つは日本の演目(空手)なので、日本人の組織力があれば多分大丈夫だ。これは日曜日に練習することになっている。2つ目はニュージーランドのHakaで、こちらは欧米的まとまりのなさがとても心配なので、寮生の一部で週末に練習することに。もう1つはアジアの民族衣装を来てファッションショーをやるというもので、歩くだけの内容。自分は浴衣を着て、草履を履いて参加します。

そういう訳でせっかくの4連休も勉強とAsia Night準備で終わってしまうと思う。せめて12月5日の5kmレースに向けたランニングの練習は毎日やって、合宿風の週末にしたい。試験勉強中全く走れていなかったので、また基礎体力作りからやり直しだ。
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B200 Foundations in Financial Accounting and Corporate FinanceのMid Term Examの結果が返ってきた。結果は91点/100点。平均点は84点だった。点数自体は良かったのだが、この授業はMid Term Examの点数が125点満点中15点しか加算されず、残りの点数のほとんどはグループレポート/プロジェクトで占められている。それ故、自分の試験結果は13.5点/15点という点数に換算され、成績評価にとてもとても小さな影響を与えることになる。自分の所属しているチームは自分の落ち度もあってグループレポートの点数が悪い(1回目12点、2回目12.5点/15点)ので、残り1回のグループレポートとグループプレゼン、期末試験で挽回していかないといけない。ここからAを取れるレベルに至るのはかなり難しいと思う。

試験返却後は通常どおり授業が行われた。最近は挙手よりも教授が生徒を当てるコールドコールの割合が増えているため、自分で発言する機会が減っている。もう少し積極的に手を挙げないと減ったチャンスをものにできない。そう思いながら今日も発言の機会を得られないままでいると、授業の最後の質問で教授が自分をコールドコールしてきた。内容はプロジェクト投資に関する機会費用やサンクコストをP/Lのどこで見つけることができるかというもので、マーケティング等のコストが載っている欄で確認できるところまでは答えられたのだが、その後教授から追加でその部分がどのように違っているかを聞かれた際に答に窮し、適当なことを言ってごまかしてしまった。実際は売上高の伸び率に比して当該コストの伸び率がより高い比率で増加しているように見えたので、そこが売上に反映されないサンクコスト、機会費用を表していると思い浮かびはしたのだが、自信がなかったので言及せずに流してしまった。

実際はそこまで答えて正解という内容だったので、弱気にごまかしたことを悔やんだ。よく日本人は100%自信がないと物を言わないという性格を変えなければ留学先での授業に貢献できないという通告を聞くが、今日はその通りの結果になった。仮説でも何でもいいので思うことを言わないとディスカッション形式の授業の進行を妨げるし、それが正しい答ならなおさら言わないともったいない。B200は他の授業に比べて骨が折れる割に良い成績を取りづらいのだが、学ぶことはそれ故にあると思う。もう少しがんばります。
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昨日でサマータイムが終了し、通常時間/冬時間に以降した。毎年11月の第1日曜日の午前2時に調整が行われることになっているそうで、移行時期の設定はビジネスや生活への影響を最小限に抑える工夫がされている。週末は平日より遅くまで寝ていて時間感覚がなくなっていたりもするので、ちょうどいいと思う。

サマータイム終了の時間調整については意識していて、土曜日の夜寝る前に携帯電話とPCの時計を1時間前倒ししていたのだが、結果として時間を誤り、12時半待ち合わせの約束に遅れてしまった。デジタル機器はサマータイムを自動的に認識して修正を行うのに、自分が手動で1時間時計を遅らせてしまったことが原因だった。それで約束の時間までにまだ1時間余裕があると思い込んでしまったのだ。後で腕時計を見ると、確かに1時間分ずれている。これが平日だったら確かに対応できない。。。

月曜日からは授業が1時間後倒しになってありがたいが、多分1日で体がなじんでしまい、後はサマータイムの時間感覚と特に変わらなくなるのだと思う。1日が25時間になるわけではないので、毎日得をするわけではないのは当たり前だ。
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