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今日はボストン開発コミュニティという日本人同士の集まりのためにChina Townへ行った後、Davis Squareに戻って髪を切ってきた。髪を切ることは日本人がアメリカで最も悩むことの1つで、自分も少し戸惑いながら現地のBarber Shopに行っている。今日はそのことを書いておきたい。

日本では散髪屋に行くのが嫌だったので、大した髪型でもないのに美容室に行っていたのだが、住んでいる場所の近くには美容室が全く存在しないので、仕方なくBarber Shopに行くことにしている。今日はアメリカに来て2度目の散髪だったのだが、場所を改めて探すのも面倒だったので、最初に行った場所にもう一度行くことにした。

行った散髪屋は経営者のおじいさんと若い理容師2人の3人で回しているのだが、その中で一番見た目がきついJullianという新人の理容師に切ってもらうと、10ドルだけで済む仕組みになっている。自分は前回このJullianに切ってもらったのだが、無愛想な割にそこまでおかしなことはしなかったので、今回も流れに任せて頼むことにした。

Jullianの散髪スピードは速く、5分ぐらいで切ってしまう。細かいところがきちんとできているのか疑問があるのだが、一応すきばさみ等の道具を色々駆使して仕上げようとしてくる。終わってみて何か言ってきたのだが、言った言葉が分からない中で強引にもう少し短く切ってほしいと言ったら、特にめんどくさがるでもなくきちんと対処してくれた。日本ならお願いしたことを拒否したり嫌がったりすることなどあり得ないのだが、アメリカではそれが往々にしてあるので、頼むときはそれが通るかいつも確認しないといけない。

髪を切り終わると、濡らした状態で切っていた髪をドライヤーで乾かしてくれるでもなく、即座にレジへ連れて行かれた。値段は前回と同じ10ドル。3ヵ月前に来たのだが、まだ新人価格という扱いは変わっていないようだった。日本のサービスと比べようとすると無理があるのだが、短い時間でそれなりにきちんとやってくれて、値段が10ドルというのは悪くないと思う。為替レートを考えると、値段は820円程度だ。

本当はもう少しきちんと切ってくれるところを探したいと思っているのだが、探すのが面倒だったり高かったりで、結局この散髪屋にずっとお世話になるのだと思う。
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Office of Career Service (OCS)が提供しているEmployer Information Sessionで、Mutual Investment Guarantee Agency (MIGA)の担当者がFletcherに来ることになっていたので参加した。MIGAは世界銀行グループに属する5つの機関の1つで、世銀が行う融資に関する保証業務を行っている。業務内容を聞くと、ポリティカルリスク、災害リスク等を分析する点で保険業に近いように感じた。100人程度の小規模な機関で、ワシントンDCにオフィスを構えているとのこと。入社するのはHarvardのMBA等、実業界出身者が多い様だった。

スピーカーはMIGA COOのJames Bond氏。セッション参加登録のときに名前を見て冗談かと思ったが、どうやら本名のようだった。誰もそれをネタにして笑わせようとしないし、本人も大真面目にプレゼンしていたので、もう自分の名前ネタには飽きてしまったのか、茶化されるのがすごく嫌なのかどちらかなのだろうと思った。Bond氏の雰囲気は、007のそれというよりは世銀総裁のRobert Zoellickに似た感じだった。

プレゼンで紹介を受けたMIGAの概要は下記の通り。

Insurance Investments
- IDA-eligible countries
- In conflict-affected environment
- In complex infrastructure projects

Risks Covered
- Currency inconvertibility
- Expropriation
- War and civil disturbance
- Breach of contract
- Non-honoring of sovereign financial obligations

MIGA guarantees can help investors
- Access funding and lower borrowing costs
- Access the WBG's knowledge and expertise
- Manage environmental and social risks
- Resolve disputes by inveraging the WBG "umbrella"
- Mobilize and complement insulance capacity from other public and private insurers

Example
- $88.3 million guarantee for Geothermal Power Plant in Kenya
- $2 billion guarantee for Financial sector in Europe and Central Asia
- $427 million guarantee port in Djibouti

Research and Knowledge
- World Investment and Political Risk Report

MIGA Professional Program
- Every year 3-4 people for 2 years contract
- IFC / WB have similar criteria
- Inerest in diversity
- Project finance familiarity

5年以上の職務経験を前提とした応募に限るとセッションの告知に書かれていたが、実際の応募はそれ以上の職務経験を持つ人もかなり参加すると思う。他の国際機関の状況を考えると、3-4人の募集に1,000以上が応じるのではないだろうか。可能性はともかくとして、これまで名前しか知らなかったMIGAという機関の業務内容を詳しく知ることができて良かった。HP等でもう少し具体的に理解したいと思う。
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昨日ようやく全科目の中間試験が終わった。正確に言うとE210m Quantitative Methodsという半期の授業は期末試験が終わったのだが、どれも学期の中間にある試験ということで、まとめて行われる形になっていた。試験の結果はまだ返されていないので出来の方は分からないが、初めての集中的な試験の時期が終わったので、大分安心できた。期末はもう少し大変になると思うので、前々から準備しておくようにしないといけない。

E210m Quantitative Methods
試験前に重要な用事が重なってQuizのときほど勉強できなかった。Quizは92点だったが、配点は35%しかないので、65%分考慮される今回の試験でだいぶ成績を落としてしまったかもしれない。0.5単位なので全体の成績に大きな影響はないのだが、試験の時期に忙しくなっても大丈夫なように日頃から準備をしておかないといけないと思った。実際にやるかどうかは疑問なのだが。この試験が終了したことで、同じ時間帯、同じ教授という設定でE211m Microeconomicsという授業が始まった。E210mを前提にしているので、より難しい内容になるかもしれない。

B200 Foundations in Financial Accounting and Corporate Finance
授業で学習した会計やファイナンスの概念を説明する問題がほとんどだった。日本と違って数字の正否よりも概念や理論の理解を重視する文化が試験の内容に影響しているように思った。ビジネススクールの教授が教える授業なので、ビジネススクールでもこういった内容の問題が出されているのかもしれない。勉強になる授業だし試験も特に問題なかったのだが、120点満点で成績評価をする中の15点分しか中間試験の内容は考慮されない。2回しかない試験の1回分の配点がグループレポート1本分と同じというのは何とも寂しいものがある。協調して課題に取り組むことを重視している点で他の授業と違うのは面白いのだが。

D220 Process of International Negotiation
あまり動きがなかったのでブログに登場してこなかったが、中間試験の時期にダブルスペース10枚のレポート提出があった。自分が選んだ国際的紛争について、概要説明と分析を行うもの。項目は指定されていて、ガイドラインも具体的に書かれているので、10ページ書くこと自体は特に苦に思わなかったが、完成版を見直してみるとかなり支離滅裂で分かりづらい内容になっていたので、慌てて大幅に書き直した。文章力をもっと伸ばすか、少なくとも締切数日前には仕上げてライティングチューターに見てもらうなどしないと、良い成績は取れないかもしれない。
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Mathematical Methods for Economics (2nd Edition) (Addison-Wesley Series in Economics)

Michael Klein / Addison Wesley

 Fletcher Schoolに在籍していたことのある国際経済学者Michael Kleinによる経済数学の教科書。数学の教科書の割に文章による説明が多く、初学者にも理解しやすいよう書かれている。一方で練習問題の解答が不十分であり、独学で問題演習をこなそうとする場合に難が出る。教科書の構成や説明内容は良いが、履修者が演習問題を一人でこなし、解答力を付けることを目的とする必要がある。

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by ubuntuk | 2010-10-24 14:31 | 書評
B200 Foundations in Financial Accounting and Corporate Financeの課題になっている3本のケースレポートのうち、既に提出していた1本の結果が返ってきた。点数は12点/15点。隣のグループは14点で、Excellent Reportというコメントで始まる評価が一緒に書かれていたので、至らない内容のレポートだったということだと思う。

今回のレポートについては、自分が1st Draftを執筆すると名乗り出たものだったので、できればもっと良い点を取りたかった。他の学生にあまりファイナンスの知識がないようだったので、自分が1本目のレポートで先に作業して、この程度のレベルで全レポートを書きたいというメッセージを送っておきたかった。レポートの根拠になるエクセルシートやレポートの文言についてはかなり時間を掛けたので、仕上がりは良かったと思ったし、グループのメンバーもすごい出来だと言ってくれていた。これで点数が良ければ文句なかったのだが、恐らく最高点になっている14点のチームに2点負けたので、メンバーに申し訳なく思った。

教授からのコメントを見ると、Appendixに示されるキーワードをレポートの文言に反映させること、前提条件の根拠となる具体的数値を示すこと等の注意が書かれていた。指摘事項はどれも把握できていながら文章に反映しきれていないものだったので、悔しさが残る。後2本のレポートと1回のエクイティバリュエーションプロジェクトがあり、これらは他のメンバーが1st Draftを作ることになる。基本的には他のメンバーが書いたものをレビューしていく形になるが、レポートは4回以上提出しても良いことになっているので、もし時間があればもう一度自分で1st Draftを書ける機会を作りたい。そうでないと悔しさを残したまま授業を終えてしまいそうだ。
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今日はボストンの南側にあるUniversity of Massachusettsの近くで開催されたBoston Firefighters Local 718 Memorial Road Raceという10kmのレースに参加してきた。このレースはボストンの消防署が開催しているもので、職務遂行中に亡くなった消防士を記憶に残すために行われているそう。気楽に参加したのに趣旨はとてもきちんとしたものだったので驚いたが、こういう記念レースのようなものは市民の関心を得る上でも良いと思った。

レースは消防署の所長らしき人が乗った消防車を先導車にして出発するという気合いの入った構成だった。試合前には映画アルマゲドンの主題歌だったエアロスミスのI don't want to miss a thingが流れていて、いかにも正義のために戦う消防士のレースという感じだった。こういう演出を恥ずかしげもなくやってのけられるアメリカ人はすごいと思う。きっと参加者もそれに付き合って乗ってくれるから、日本と違って盛り上がるのだろう。

レース内容は大体想定通りで、目標タイムも達成できた。先週4回10kmを走っていたので、ペース配分等は問題なかった。1人で走るときは、疲れのない状態で50分を少し切るぐらいのペースだったので、試合ということでもう少しペースを上げて入ってみた。練習の成果か意外に飛ばしていても後半まで持ったので、そのままの流れでゴールまで走った。作戦は最初の3kmを突っ込みめに入ってタイムを稼ぎ、3km-8kmの間で5分/kmのペースに下げて体力を維持し、最後の9km-10kmで少しだけ上げてゴールするというものだった。

相変わらずのマイル表示(10km=6.2マイル、"10km"レースと言ってるのに。。。)で距離感がつかめなかったので、1km5分相当の1マイル8分をボトムラインに置いて走ってみたが、最初の3マイルまでは7分台前半から中盤過ぎぐらいで走ることができた。4マイル目で8分/マイルに到達してしまったので、その後はペースが遅れないように7分台後半を維持した。レースの雰囲気と周りのランナーのペースのお陰だと思う。1人で走っているときも必死なつもりなのに、意外に力はまだ余っているのかもしれない。

途中でジョガー(ランニング用乳母車)を押す子育てママさんにあっさり抜かれたり、どうみても足の遅そうな中年のおじさんに抜かれたりしたが、タイムは練習より良かったのであまり気にならなかった(実際は不格好にのっそり走っているランナーに抜かれて「自分はこれよりのっそりしているのか。。。」と思ったりもした)。

タイムは以下の通り。前回の5kmレースよりも5km通過のタイムが良かった。次回は5kmのレースに出るので、そのときにはもっと上げて行けると思う。

1 mile 7'13"90
2 mile 7'26"85
3 mile 7'46"49
4 mile 8'02"54
5 mile 7'57"74
6 mile 7'48"38
Last  1'35"75
Total 47'51"65

前回大会のリザルトとの比較では、500人中100位ぐらい。上位20%といったところ。

今回は表彰式と同時にゼッケン番号の抽選によるプレゼントがあるということだったので、試合後も残ってみた。3桁の番号のうち2桁が当たっている回が2回あったのだが、残念ながら自分の番号に当たることはなかった。渋々一緒に行われていた表彰式を見て帰った。表彰式でトロフィーをもらっていたのは、見るからに速そうなランナーばかりで、読み上げられたランナーのタイムは男女ともすごかった。今回は特別に、消防士の大会ということでボストン地域の消防士と市外から参加の消防士の順位も入賞対象になっていた。皆さすが普段体を鍛えて仕事をしているという感じで、足の速さだけでなく運動能力全般が高そうだった。

表彰式に残ったことはこれまでのレースでなかったのだが、実際に見てみると自分がトロフィーやメダルをもらう側に立ちたいと思う。10kmを40分以内で走れれば大体どの大会でも性別、年齢別の表彰を受けられるので、そこをクリアしてみたいと思った。実際は10km45分を切ることが先で、それはそれでかなり時間のかかる作業だと思うので、道のりは長いと思う。

スタート/ゴール地点の消防署施設
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エントリー会場
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表彰式前の広場
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E210m Quantitative Methodsの試験結果が昨日のE240 Development Economicsに続いて返ってきた。点数は92点/100点。問題はそれほど難しくなかったのだが、文章で説明を求めている箇所で失点していた。こちらの試験では数学であっても概念の説明を求めてきたりする。計算の練習ばかりしていたので、そこまでカバーできていなかった。

平均点は85点で、86点以上がA or A-、50点以上がB+, B or B-とのことだった。2回ある試験のうちの1回目なので中間試験に近いのだが、実際はQuizという位置付けになっていて、配点は全体の評価の35%しかない。それでも期末試験に向けて多少楽になったので良かった。

試験については点数の絶対評価でなく、Quizと期末試験の点数にウェイトを付けて各学生の評点を算出した後、点数の分布(Curve)を見て成績を付けるとのことだった。夏学期の授業を履修していた同級生によると、外部から来ていた教授が「Fletcherの成績評価基準に則って成績を付ける」と言っていたそうだ。それがこの分布を利用した評価基準なのだと思う。

成績の目算を立てるためには、クラス全体の点数分布の中で自分の位置を確認しないといけない。良い成績を取りたいとは思うが、そのためには試験で良い点を取って、後は待つということしかできないらしい。
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E240 Development EconomicsのQuizの結果が返ってきた。点数は86点/100点。簡単な問題で計算ミスをして、8点マイナスになっていたのが痛かった。平均点は何と86.11点だそうで、平均を下回ってしまった。3回あるQuizのうちの1回目で、配点もPolicy Memoを含む全評価のうちの20%なので、あまり気にする必要はないのだが、90点は行ったと思っていたので残念だった。

通常計算しない問題について出題してしまったことから、その問題の正答者には加点があったので、最高点は102点だった。教授がプロジェクターで見せた試験結果の分布では、102点が1人、101が2人いた。ずっと勉強し続けていた訳ではないにしても、試験範囲は十分カバーしていたつもりだったので、40人程度のクラスに満点が3人いる中で86点というのは少し情けない。

皆かなり勉強しているようなので、次回は上位に食い込めるようもっと勉強しないといけない。明日木曜日にはE210m Quantitative MethodsのMid Term Examの結果が返ってくることになっている。そちらの出来の方が良さそうなのだが、今回の計算ミスや他の学生の出来を考えると、あまり安心していられないかもしれない。
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来週月曜日がColumbus Dayという祝日で休みなので、今週末は3連休になっている。アメリカは祝日が少ないそうで、連休になるときは皆こぞって各地の知り合いのところへ遊びに行ったり来たりしている。寮でも何人かの学生がニューヨークやフィラデルフィア等に遊びに出かけていて、何人かが友人を自分の部屋に招いている。自分の部屋のアメリカ人のルームメイトもそうだし、隣の部屋の中国への留学経験があるドイツ人もそう。それぞれに地元の友人と、中国からの交換留学生(大学生2人)を部屋に泊めている。

たくさんの人の行き来を見ていると、日本に比べると友人の家を訪ねて泊まりに来るという行為が自然なのかもしれないと思えてくる。自分も学生時代は家が遠い同級生を部屋に泊めたりしていたが、地方から来る友人がわざわざ自分の部屋に泊まりたいと言うことはあまりなかった。一方で、アメリカへの交換留学時代にルームメイトだったアメリカ人が日本に来た際、自分の地元に遊びに行くから実家に泊めてほしいと言ってきたことがある。自分が実家にいない時期にそのアメリカ人を両親に世話してもらうことに違和感があったので断ったが、こちらの人はあまり気にしないのかもしれない。

そんな行き来のたくさんあるにぎやかな週末だが、自分は図書館にこもってB200 Foundations in Financial Accounting and Corporate Financeのケースレポートを書いている。何だか寂しい気もするが、図書館にはたくさんの学生がいて普通の週末と同じように勉強しているので、周りに影響されて遊びたい気分になるというわけでもない。むしろ、時間のかかる作業を3日間集中してやれるので良いかもしれない。

ケーススタディのレポートは、前回のディスカッションの反省から、金曜日のディスカッションで能動的な提案をしようと思って執筆を立候補したもの。ここで自分がきちんとしたものを作ってベンチマークにできれば、次回以降他のメンバーも同様のレベルのものを作ろうと努力してくれると思う。逆におざなりのものを出せば、それが悪いベンチマークになって次回以降そこそこのレベルのレポートが作り続けられるのではないかと思う。そういう意味で最初のレポートは大事だ。自分のグループの提出レポートのレベルを上げられるようにある程度のものを仕上げたい。スケジュールは、今日の夜自分が全員宛に送ったものをそれぞれがレビューし、火曜日か水曜日午前中のグループミーティングで最終版を作るという流れになっている。提出期限は水曜14時からの授業の最後なので、できれば火曜日中に会っておきたい。
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今日のB200 Foundations in Financial Accounting and Corporate Financeは月曜日に行ったケーススタディに関するディスカッションの続きだった。先週金曜日にスタディグループで話し合った内容を元に授業に臨んだのだが、正しいシミュレーションはグループで行ったものとかなり違うものだった。次回以降への反省のために書いておきたい。

課題になっていたケーススタディは、注文を受けてから製造・出荷を行うSeasonal Production(トヨタで言うジャストインタイム方式)を採用しているおもちゃ会社の収益性を高めるために、Level Productionと呼ばれる年間を通じて均等に生産を行い、繁忙期以外は在庫を積み増していくという方式を新たに採用するシミュレーションを行うというもの。1年分の予想月次I/S、B/Sを試算し、運転資金の増減等を見ながら銀行からの短期借入をどの程度まで高める必要があるかを試算することが課題の中心だった。

金曜日のグループディスカッションでは、4人のメンバーが各自行ったシミュレーションを持ち寄り、正しいシミュレーション方法を話し合った。自分は一応月次I/S、B/Sの試算表を作って持参したのだが、メインの銀行借入額の上限までは試算できなかった。自信がなかったので試算を完了させていた1人の学生の方針を聞きながら皆で作業したのだが、その学生のExcelによるスプレッドシートには少し疑問が出る部分があった。Level Productionを採用したのでCost of Goods Sold (売上原価)は売上の多寡に関わらず一定だとその学生は主張していたのだが、売上原価は当然売上に比例して生じるので、明らかに違った認識だった。

上記の認識を柔らかく正そうと思って「こういう式にしてみたけど、合ってるかな?」と自分のスプレッドシートをPCの画面上で見せてみたのだが、学生の方は自分の意見に自信があったようで、「売上原価は月次で均等に割り付けるように計算しないと。」と言って、計算方法を示してきた。聞き方が曖昧だったので、やり方が分からず質問してきていると思ったのだと思う。結局その方法で4人の試算表を共有し、今週の授業に臨むことになった。

授業で教授がLevel Productionを採用したときの売上原価の試算方法を質問したとき、その学生は手を挙げて先週の議論に出た方法を説明したのだが、やはり答は違っていた。分かっていたのに自分の意見をはっきり示さなかった自分が悪かったと反省した。授業でグループディスカッションの結果と違う意見を言ってグループのコンセンサスをひっくり返すのは正当な方法ではない。やはり、グループワークのときに自分の思う意見があって、そちらを採用すべきだと思っているのなら、その時点ではっきりと自分のポジションを取って言わないといけない。曖昧な意見提示をしたところでグループのためには全くならないし、後で「自分の意見の方が正しかったのに。」とぼやいたところで、それが何らかの進展をもたらすわけでもない。

しっかりと作業して、グループ内でポジションを取って意見を主張し、他の学生を引っ張って議論を進めようとした学生は立派だった。授業もそれぞれの意見が正しいかどうかでなく、課題をどのように考えてこなしたかを発表する場なので、グループの試算方法が間違っていたことは問題ではない。納得のいかないままグループディスカッションを終わらせてしまい、グループの成果物に付加価値を与えなかった自分の行為が問題だ。

次回からは、スプレッドシートを作成した上でそれに関するレポートを提出するという本格的な課題に入っていく。次回のグループディスカッションでは正しいと思うことはきちんと主張し、納得のいくまで議論を詰めることに執着したい。自分のポジションを取るためには十分な準備ができていることが必要なので、その点は大前提としてやっておかないといけない。
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