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今日はTufts大学Fletcher Schoolの合格者レセプションに行ってきました。
卒業生のネットワークが強いことで定評のある大学院で、今回のレセプションにも元日銀理事の緒方四十郎さんから去年の卒業生まで幅広い世代の人達が集まっていました。

驚いたのは合格者の勤務先。ほとんどが官庁に勤務されている人達で、民間出身者は13人中2人という状況でした。とはいえ官庁の方々も所属は経産省から防衛省、農水省まで様々で、加えてJBICやJETROのような政府機関の方もいたので、日本の政府組織全体をカバーするような多様性があったように思います。

今回最も印象的だったのは、IFCや国連機関への就職状況をよくご存知の卒業生を話をする機会があったことです。周囲の人に話してもなかなか退職して留学し、国際機関に勤務するというストーリーを理解してもらえなかったのですが、5年の金融機関勤務を経て留学するのであれば、十分にチャンスがあるとその人はおっしゃってくれました。

退職リスクに関する忠告ばかり受けている時期だったので、具体的な見識を元に前向きに応援してくれる人が現れて本当に心強かったです。高倍率の機関が多い中で卒業後すぐに就職できないことは承知していますが、それでもそれらを目指すという考えを支持してくれたことが嬉しかった。

大変な道のりになることは分かっていますが、目標をかなえられるよう希望を持って取り組んでいこうと思います。
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コロンビア大学国際公共政策大学院(Columbia University, School of International and Public Affairs)の合格者レセプションに行ってきました。

合格者レセプションとはいっても、実際はSIPAの日本人学生が実施しているJapan Tripの東京でのパーティーに参加させてもらうというもので、東京に勤務しているOB/OGの人だけでなく、ツアーに参加している海外の学生がたくさん参加していました。

Japan Tripに参加していたのはアメリカ人、モロッコ人、ブラジル人等本当に多様で、SIPAが標榜するDiversityを肌で感じることができ、とても刺激的でした。Diversityという言葉は大学院のパンフレットやウェブサイトに載っている統計的データを見て理解していたつもりでしたが、実際に人と会ってみると想像以上に衝撃的で、こういったコミュニティで生活すれば刺激的な2年間を送れるだろうなと思いました。

1年コースの経済政策修士プログラム(Program in Economic Policy Managemant, PEPM)を履修しているブラジル人のミッドキャリアの学生は、ブラジルの財務省で予算管理の仕事をしているとのことで、自身が経験したPFIの仕事について教えてくれました。自分の勤務先でもPFIの業務を他部署で行っているので具体的に説明したかったのですが、知識不足で十分な情報提供ができず残念でした。

一方でSIPAは日本人が多く在籍していることでも有名で、良くも悪くも日本人同士が支え会いながら勉強する環境と言われています。大学院のプログラムは金融から開発、安全保障まで幅広くカバーされていて魅力的ですが、日本人が少ない環境に身を置いて勉強したいという希望があるので、今即決でSIPAということは言えないと思います。

他の合格先と比べた上で結論を出したいと思います。
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English Villageの9回目のレッスンに行ってきました。
今日はJohn Koisoという日系アメリカ人の先生でした。

先生に自分の勤務先や業務内容に関する説明をした後、どういうテーマで毎回のレッスンを受けているのかと聞かれたので、大学院の勉強に向けて国際関係のニュース記事を用いたディスカッションをしているという説明を行い、今日もその流れでレッスンを受けました。

今日持参した記事はInternational Herald Tribuneのイラクにおける詐欺行為に関するものでした。海外から流入してくるイラク復興のための資金が個人のギャンブルのつけの支払いや高級車の購入費用のために海外送金されているというもので、調査によって新たに50件のケースが報告されたというものです。

先生からはこの防止策についてどういったものがあるかを問われましたが、自分に知識がなかったため、記事に書かれていた監視機関によるチェック体制の強化を例として挙げました。先生からはこういった行為は他国においても見られるのかと聞かれたので、記事にあったアフガニスタンにおいても同様の事例がある旨を伝えました。

また、アフリカの独裁政権が統治を行っている国々でも同様の事例があることを本で読んでいたので、その話にも触れてみました。先生としてはいくら対策を講じても様々な国で同様の詐欺行為や横領がはびこっていることが痛ましく、その解決策はないように見えるとのことです。残念ですが自分もその通りだと思います。犯罪を防止するには資金援助を行わないことが一番の解決策、という本末転倒な結論にしか落ち着き得ないことが空しさを感じさせました。
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English Villageの8回目のレッスンに行ってきました。
今日は米国海軍で原子力潜水艦に乗っていたというDan先生でした。
現在は埼玉にある入国管理局で入国者に対する語学の訓練を行っているとのことです。

今日はInternational Herald Tribuneのウェブサイトに載っていたアメリカとロシアの間の軍縮条約締結が延期された記事についてディスカッションをしました。

記事の内容は期待された期日までにロシアが軍縮条約に関する合意の準備を行わず、調印予定日直前になって修正案を出してきたため、条約締結が先送りされたというものでした。オバマ政権はメドベージェフ政権の消極的態度に困惑を覚えているとのことでした。

記事の内容について説明した後、先生からはロシアがなぜ条約締結を渋っているのかという質問を受けました。あまり背景を理解していなかったのですが、近年のグルジア侵攻やウクライナとのガスパイプラインに関する抗争のニュースを思い出したので、ロシアと旧CIS諸国との間での軍事的摩擦がある中、軍縮に関する協議を積極的に行いたくない意図がロシア側にあるのではないかと説明しました。

先生はこれに同意してくれ、更にこれまでの米露間の軍縮の歴史や核問題について説明してくれました。国際関係学部出身の元軍人ということでさすが知識の幅が広いなと感じました。

受験に関する説明をしたところ、Johns Hopkins SAISは素晴らしい大学院だから、ぜひそこに行くべきだと言っていました。米国随一の国際関係大学院なので当然と言えば当然ですが、Ivy Leagueのような総合大学とは異なり、医学と国際関係という限られた専門分野で力を持つ大学院で、違う分野の研究を行っている人はあまり知らなかったりもするので、話に反応してくれたことがうれしかったです。

進学先を決めた際には報告できる機会があればと思っています。
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English Villageの7回目のレッスンに行ってきました。
今日は初めて習うJerryという先生でした。

先生は仕事でカンボジアとタイに滞在した経験があるらしく、かなり東南アジアに詳しい様子でした。
留学を目指している野村証券、大和証券、Merrill Lynch、日銀の生徒を受け持ったことがあるらしく、仕事の内容も熱心に聞いてくれました。皆さんTOEFLのスコアメイクに苦労しているとのことで、スピーキングの練習を授業時間にやってもらっているみたいです。自分もかなり苦労したので、その気持ちはとても分かります。

最初に自分がどういう理由でEnglish Villageに通っているかを聞かれたので、国際関係大学院で勉強する準備をしていると答え、国際問題に関するディスカッションをやってもらいました。ニュースソースについてはメディアの中でかなり偏りがあるので、それを意識して読むことが必要との指摘を受けました。持参したNational Public Radioの記事についてはかなり左寄りの意見になっているとのことで、逆にFox Newsはかなり右寄りとのことです。International Herald Tribuneはバランスが取れた記事内容になっているそうです。

今回は会社のことを多く聞かれたのですが、英語で説明するのに少し苦戦し、あまり効率よく伝えられなかった印象でした。他の受講生の話も興味を持って聞いているようで、野村証券のアセットマネジメント部門にいる生徒がアフリカの中小企業にインタビューをして回り、成長可能性のある企業をピックアップしているという話を聞かせてくれました。自分の仕事について何かしら面白いエピソードが言えるように日頃から考えておくべきだなと感じました。

ビジネスパーソンに教える機会が多いようで、求めればビジネスに関するディスカッションに積極的に対応してくれそうな先生でした。
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English Villageの6回目のレッスンに行ってきました。
今日は前回一度教えてもらったKevinという先生でした。

今回は特に国際関係の時事問題に触れることなく、先生の出身国であるイギリスの話をしました。自分が先日イギリスに出張に行っていたことから、その経験を題材として多くを話せるよう先生が気を使ってくれたのだと思います。

一通りイギリス出張の内容について説明をした後、先生からイギリス、特にイングランドの事情について詳しく説明をしてもらいました。

先生曰く、イギリスは日本と違い、各都市で経済が成り立っていて、それぞれに交流する必要性や意志を持っていないとのこと。先生はChesterというイングランド北西部の出身なのですが、ロンドンには数回、各数日しか滞在したことがないとのこと。ロンドンはせわしなすぎて面倒だし、行く必要もなかったと言ってました。日本で仕事をしていると東京は避けて通れないので、かなり驚きです。

また、国土面積の割に各地で方言が非常に強いとのこと。東京と浦和ぐらいしか離れていないような地方の町の間で全く違う方言が話されているそうです。千年以上にわたって大した交流もなく時代が過ぎていけば、言葉がそれぞれに形成されていくのも納得できる気がします。

ロンドンが嫌いだという先生は、代わりにイングランドの湖水地方の素晴らしさを語ってくれました。夏は特に景色が素晴らしく、B&Bに泊まって1週間程度過ごせばとてもいい休暇になると言っていました。ビアガーデンがたくさんあるそうで、日本のそれと違って落ち着いた自然の中でゆっくりと時間を過ごせるそう。聞いていると本当に行ってみたくなりました。先生お勧めのB&Bは、Holly Wood Guest Houseというところ。帰ってウェブを見てみると、本当にきれいなゲストハウスでした。

湖水地方に行くにはロンドンヒースロー空港は経由せず、コペンハーゲンからの乗継便で湖水地方に入るのがベストとのこと。日本の旅行者からするとロンドンを観光できないのは少し気が引けますが、ロンドンに滞在経験があるのであれば、こういう旅行プランもありなのかもしれません。
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GRE

大学院出願において必要となるStandardized Testと呼ばれる数値化された試験のうち、TOEFLに加えて提出を求められるのがGRE(Graduate Record Examinations)です。ビジネススクールではGMATという専用の試験を受験する必要がありますが、その他の分野の大学院を志望する場合はこのGREを受験することになります。

国際関係大学院の場合は、スクールによってスコア提出に関する要求が異なります。
各大学院の例を比較すると、

a) Harvard Kennedy School of Government-各セクションにおけるPercentile Rank(受験者の中における自分のスコアを下から順に加算したランク)で80%以上
b) Columbia University, SIPA-全受験者提出必須
c) Tufts University, Fletcher School-アメリカ国外の受験者は提出してもしなくても可
b) Georgetown University, MSFS-提出してもしなくても可

といった具合に、a) 提出とともにスコア基準を求めるもの、b) スコア基準はないが全受験者に提出を義務付けるもの、c) 国外受験者の提出を免除するもの、d) 全受験者に対し提出を義務付けないもの、という異なる基準を設けています。

出願先を決めた後、または決める際には、各校のGREに関する要求を精査しておくと良いと思います。GMATをGREに代替して利用することが許されている大学院もありますので、MBAとのDual Degreeや併願を考えている人は、GMATに集中するのも手段として使えます。

下記は試験の詳細です。

受験はCBT(Computer Based Testing)方式になっていて、ウェブサイトから近隣の試験会場での受験を日付・時刻指定で申し込む形を採っています。会場では試験申込時に発行される受験者番号と身分証明書として指定されるパスポートを受付で見せ、試験管に呼ばれた順にコンピュータルームへ入って受験します。

試験科目はVerbal(英語)、Quantitative(数学)、Analytical Writing(AWA)の3つで、それぞれ800、800、6.0満点となっています。
学部レベルの教育を受けたネイティブのアメリカ人を対象に設定されている試験で、特にVerbalとAWAがノンネイティブの受験生には特に難しいものとなっています。一方で数学に関してはアメリカの教育における要求水準が特高くないこともあり、外国人でも満点が狙える構成となっています。

日本人が目指すべき最低限の合格ラインは、Verbal 400、Quantitative 800、AWA 4.0と言われています。アメリカの大学院は出願書類の各要素を総合的に評価するHolistic Approachという手法を採用していますので、GREの点数が悪くても受かる人はいるし、逆に良くても落ちる人もいるといったもののようです。

以下に各セクションの概略を書きます。

① Verbal
語彙問題、読解問題が30問、5択、制限時間30分で出題されます。語彙問題は知っているかいないかの問題が多いので時間はかかりませんが、読解問題は相当なスピードで読まないと時間内に終わりません。ネイティブの読解スピードがなければある程度設問を飛ばさないといけないかもしれません。

語彙問題が特に難しいため、ノンネイティブの受験者が高得点を取るのは非常に難しいです。日本人の場合は800点満点中400点取れば上出来と言われています。

② Quantitative
幾何、数列、文章題、表読取の問題等が28問、5択、制限時間45分で出題されます。
日本の高校レベルの数学をマスターしていれば特に問題ないと言われています。最初の数問での正解数が高いと難問が出るようになりますので、それらを的確に答えていかないと高得点は狙えませんが、一方で1-2問の誤答があっても800点を取ることができる仕組みになっています。

日本人では800点を取る人も多いようですが、それはそれで難しく、700点台後半が取れれば特に問題ないと思います。

③ AWA
Issue、Argumentという2種類のライティングをそれぞれ45分、30分で行います。Issueは短い文章で書かれた課題に対し自由に論述を行うもので、Argumentは論理的誤謬を含む文章を読み、その矛盾点と改善点を論述するものです。

一般にIssueの方が論理矛盾を見つけ出して説明するプロセスが求められるため難しく、日本人の及第点とされる4.0を取る足かせとなることが多いようです。

トップ校になるほどGREの点数に対する評価のウェイトが高くなりますので、特に習熟に時間のかかるVerbalやAWAについては時間をかけて準備するのが良いと思います。
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English Villageの5回目のレッスンに行ってきました.
今日は1度教えてもらったMikeという先生。

まず前回のレッスンまでに自分に起こった出来事を説明させ、それを深堀りするプロセスを5分間程度やってくれました。
最初は少し話してやめてしまったので、先生からはもう少しディテールをと言われました。
先生によって違うレッスンの進め方がつかめていないので、この辺でまだ歩調が合わないことが多いです。
次回この先生になったら自由にたくさんしゃべろうと思います。

その後は先生が独自に持っている形容詞の表を使い、記載されている単語を5つ使って文章を作るという作業をやりました。
意外に知らない形容詞がたくさん入っていたので、次回までに調べてそれらを中心に使っていく訓練をしようと思います。

一通り上記の作業をルーティン的にこなした後、先生が前回勧めてくれたNational Public Radio(NPR)から抜粋したニュース記事に関するディスカッションを行いました。
ニュースはアフガニスタンのカブールにある外国人向けのゲストハウスがタリバンによって攻撃され、17名が亡くなったというもの。

ニュースは事実だけを伝えているものだったので、その背景について話せるよう説明や質問をしました。
この事件ではインド人が多く亡くなったため、先生からは「テロリストは宗教的、国家的にインド人をターゲットにしたと思うか」、「インド側が事件についてリアクションを取るとすればどういったものか」という質問を受けました。
その他にも発展的な発想で質問をしてくれたので、有意義な会話ができたと思います。

もう少し自分が国際情勢について知っておかないと議論の密度が濃くならないなと感じました。
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