カテゴリ:カリキュラム( 8 )

火曜日にInternational Finance and BankingのCertificateに関する申請書をRegistrar's Officeに提出した。Certificateは修士号の学位に加えて専攻分野に対する専門性を示すために用意されているもので、各Certificateの取得要件となっている授業を、卒業要件である16単位中10単位近く取得すことで受け取ることができる。Certificateの称号は数種類あり、自分が申請したInternational Finance and Bankingの他に、Strategic Management & International Consultancy、Human Security、Diplomatic Studies、International Developmentというものがある。他の大学院にもCertificate Programはあるそうなのだが、FletcherはMaster of Arts in Law and Diplomacy(MALD)という多くの学生の専門性と全く異なる学位を受け取ることになるので、Certificateを受領するメリットは他の大学院の学位に比べると大きいと思う。

Certificateを取ることは、特にすごいことではない。 取得要件となっている単位を従順に4学期間消化し続けることができれば誰でももらうことができる。一番必要なのは、2種類の専攻に関する単位取得要件とCertificateの単位取得要件を同時に満たせるよう、スケジューリングをきちんと行うことだ。10単位近くあるCertificateの要件と各4から4.5単位ある専攻の要件を同時に満たすためには、1学期目に4学期分のスケジュールを組んでしまっておく必要がある。専攻のうちの1つの取得単位をCertificateの取得単位と重ねることができるので、13-14単位で全要件を満たし、2-3単位分は自分の好きな科目を履修する形になる。

自分自身は必要単位を揃えるのに13.5単位を使った。自由に選択できたのは、最終学期に履修したP205 Decision Making and Public PolicyとP266m Islamic Worldだけだった。Decision Makingの方は、授業が月曜日と水曜日で評価が甘いらしいという理由だけで選んだので、履修したかったものはほとんど取れなかった。途中Econometricsという授業を専攻の1つとしていたDevelopment Economicsの選択授業として履修しようとして、前提要件であるStatisticsを履修したのだが、結局Econometricsが大変らしいと聞いてRural and Agricultural Development in Developing Countriesに逃げたので、Statisticsの1単位分を無駄にしてしまった。せっかく国際関係大学院に来たのでInternational Relations: Theory and PracticeやForeign Relations of the United States to 1917、since 1917といった国際関係の授業を履修したかったのだが、履修要件になっている授業と時間が重なっていたり、他の授業をこの学期に取ると必修授業を履修できなくなってしまう状況だったりで、結局3つとも取らずじまいで終わってしまった。

Certificateはどんな成績であっても単位さえ揃えればもらえるものなので、取りたい授業を犠牲にしてあまり興味の持てない授業を取るメリットがどこまであるかは疑問なのだが、1学期目に受領できるようスケジュールを組んでしまったので、結局最後まで流れに乗って求められるがままに授業を取った。国際関係大学院らしい授業は、将来のどこかのタイミングで取れればと思う。国際関係大学院で勉強しなかったことを今後の人生で勉強できる可能性はとても低い気はするが。
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今日で2011年秋学期の試験が終わり、残すところペーパー1本の提出のみとなった。これは前述のE243 Agriculture and Rural Development in Developing Countriesに関するもので、教授がプレゼン内容を快く思わなかったために、チームが上手くワークしていないことを理由にして期限の延長を申し出たために、提出期限が年末になっている。とはいえ修士論文の執筆もあるし、年末まで悠長に時間を使って書きたくないので、明日明後日の2日で終わらせてしまうつもりだ。

2011年秋学期の終わりが見えてきたこともあって、心は2012年春学期に何を履修しようかというところに傾いている。2つのConcentrationの要件はこれまでの3学期で全て満たしたので、ようやく自由に授業を選択できる状態に初めてなる。一方でInternational Finance and BankingというCertificateを受領するために必要な科目があと1つ残っているので、それは履修科目に含ませなければならない。残りの3科目が自由に選択できる授業になる。

ただ、残念ながら、最後に履修するCertificateの必修科目と、自分が履修しておきたいと思っていた1917年以降の米国史に関する授業が完全に被っている。2011年秋学期も国際関係論の基礎コースを必修科目のために捨てなければならなかったので、本当に興味があって履修したい授業は取れずじまいという悲しい2年間になってしまいそうだ。仕方がないのでそれ以外に興味が持てそうな授業というのを今探している。ぎりぎりやりたくなくはないという科目ばかりになってしまったが、次学期は下記の科目を履修しようと思う。

P266m01 Islamic World
今まで全く縁のなかった世界だが、欧州、ラテンアメリカに関する同様の授業よりは関心があるので、履修してみることにした。他の地域に比べて情報が得にくい世界なので、勉強してみる価値は高いかもしれない。

B221 International Financial Management
Certificate取得のための最後の必修授業。ようやくこれでCertificateの要件を満たせる。

B225 Corporate Finance and Banking: A Comparative Asian Perspective
東アジアの金融システムに関する授業。韓国人の同級生から聞いたところによると、数字を用いたテクニカルな金融でなく、護送船団方式や政府による金融規制等、東アジアを発展に導いた金融システムの仕組みや欧米人と異なるマインドセットについて学ぶ内容だそう。日本人として今後役立つことも多くあると思うので、履修しておくことにした。

B227 Islamic Banking and Finance
同じく縁遠い世界なので履修してみることに。特にイスラム金融は仕事で何らかの関わりを持つことがあるだろうし、理解しておいて損はないと思う。

可能な限り興味のある授業を並べてみたのだが、せっかく初めて3科目を自由に履修できるのに、第一希望の授業が全く含まれていないのは何だかもったいない気がする。とはいえカリキュラム上本当に興味があるものを入れるのは不可能なので、残念だが割り切ることにしたい。
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Fletcherで2年制の学位(MALD(Master of Arts in Law and Diplomacy)かMIB(Master of International Business))を取る場合、Concentrationと呼ばれる専攻分野を2種類選択し、それぞれの履修要件を満たすことが必要になる。Concentrationの種類はMALDが20種類、MIBが4種類の合計24種類あり、これは他の国際関係大学院に比べても多い。多ければ良いというものではないと思うが、多様なConcentrationがあることでそれぞれの専攻が詳細に定義されているため、大学院での履修内容が雇用者に伝わりやすくなるメリットはあると思う。

一方でデメリットとしては、専攻という割には対象分野の深堀りがあまりできない点、Columbia SIPAやJohns Hopkins SAISが行っているような全学生に課される経済学や統計等の必修科目がないことにより、個々の学生の能力が不均一になる点があると思われる。Johns Hopkins SAISはInternational Economicsを全学生必修の専攻と位置付け、Area StudiesかField of Studiesのいずれかの中から自分の好きな項目を2番目の専攻として選ぶ形態を取っているため、少なくともSAISの卒業生は皆経済学がきちんと理解しているという前提を雇用者側が持てるそうだ。Fletcherは個々の専門性や能力を示すには良いカリキュラムを持っているかもしれないが、Fletcherの学生であることそのものを雇用者側に対してブランド化するのは難しいかもしれない。

Concentrationの選択については、MALDはMALDのConcentration群の中から2種類を選び、MIBはMIBとのConcentration1種類とMALDのConcentration1種類を選ぶことになっている。各Concentrationには必修科目が2科目程度あり、それに選択科目を1-2科目履修すれば要件を満たせる。経済学関連の専攻に関しては、数学やミクロ経済学といった基礎科目の履修を含めて4単位を履修する必要があるが、それ以外の専攻であれば3単位の履修でも構わない。MALDは2年間で合計16単位を履修するので、最大でも半分の8単位で2種類の専攻の要件を満たせてしまう点で、履修科目のフレキシビリティはかなり高い。

Concentrationの種類は下記。Fletcherのウェブサイト上で各Concentrationの詳細を確認可能。

MALD
Development Economics / Human Security / Humanitarian Studies / Intl Business & Economic Law / Intl Business Relations / Intl Environment & Resource Policy / Intl Information & Communication / Intl Monetary Theory & Policy / Intl Negotiation & Conflict Res. / Intl Organizations / Intl Political Economy / Intl Security Studies / Intl Trade & Commercial Policies / Law & Development / Pacific Asia / Political Systems & Theories / Public Intl Law / SW Asia & Islamic Civilization / United States / Self Designed Fields of Study

MIB
International Marketing / International Finance and Banking / International Public and NGO Management / Strategic Management and International Consultancy

この中で、自分はDevelopment EconomicsとInternational Business RelationsをConcentrationにしている。しかし、International Business Relationという専攻があまりにも漠然として広すぎるため、これではあまり専攻としての意味がないと思い、International Finance and BankingというCertificateプログラムに沿った履修科目選択を行うことにした。国際関係大学院なので、国際関係や公共政策に関する専攻の具体性は素晴らしいと思うのだが、ビジネスをざっくりビジネスでくくってしまわれるとちょっとつらい。最近はBusiness MALDと呼ばれる「プライベートセクターを目指すMALD生」も増えてきているので、早いタイミングで見直した方が良いのではないか。
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Fletcherに入学してから2学期目に入り、それぞれの教授の性質や単位取得の難易度等が分かってきた。そこで少し気になったのが、Fletcherの単位取得は外の大学院に比べて楽なのかどうかということだ。特にFletcherは近隣の大学院と単位互換を行っていて、Harvard Business School(HBS)やHarvard Kennedy School(HKS)、MIT Sloan School of Management(Sloan)の授業を履修できるので、相対的に楽な大学院かどうなのかということが検証しやすい。Sloanの授業を履修している人は周りにいないのだが、HBS、HKSの授業については話を聞く機会があったので、比較対象として記載しておきたい。結論から言うと、良くも悪くもFletcherでの単位取得はかなり楽で、卒業要件も甘いようだ。

HBSとの比較
Fletcherの成績はAからB-までの5段階で付けられるが、HBSの授業では3段階(High Pass、Pass、Low Passのようなものと思われる)で付けられる。学期中に下位10%等に相当する成績を学期中に半分取ると落第/放校に関する警告が届き、それでも改善が見られなければ退学になるとのこと。あるHPでは年間4人に1人の日本人が強制退学になっているとのことだった。資本主義の士官学校にてというサブタイトルのHBS留学体験記を書いた人がいたが、この厳しさとプレッシャーを考えると誇張ではないのかもしれない。とても恐ろしい。

HKSとの比較
HKSの授業では、AからDまでの多段階で成績が付けられている。そのため、良いGPAを取得することがFletcherに比べてとても難しい。また、この単位システムの違いから、HKSで履修した授業をFletcherに単位互換するためには、B-以上の成績を取得していなければならない。このため、HKSの授業でFletcher生がC以下を取ると、自動的に単位を落とすことになるそうだ。Fletcherでは日本の大学のように単位を落とすことを想定していないため、1年目に落とした単位を2年目補完できるシステムが存在しない。2年間で16単位の取得が必要な中、1年間に履修できる単位数は8.5単位だそうだ。それ故、1単位の授業を落とすと自動的に留年/退学になるそう。Fletcherで留年は先ず考えにくいので、退学になるかもしれない。

以上の事実を踏まえると、Fletcherは良い単位を取ることも卒業することも楽ということらしい。修士論文の提出や外国語試験に通過することが卒業要件になっているという点では授業外の負荷が大きいとも言えるが、それらで落第する人はまずいないので、総合的に見ても楽だと言えると思う。それでもHBSやHKSに勇んで授業を受けに行く人達はかなり多い。Fletcherは小さい大学院なので、どうしても学生のニーズを全てカバーすることができないらしい。自分はCertificateの要件を満たしつつ2つのConcentrationを満たさなければならず、Fletcherで取りたい授業さえ満足に履修できていないので、自由に履修できるFletcherの科目を取ったらそれで満足、ということになりそうだ。それに2学期目に入って他校の厳しさを知った今、敢えて履修しに出かけて行く気がしない。
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Fletcherの成績は5段階で付けられる形になっている。区分はA、A-、B+、B、B-で、ありがたいことにCが存在しない。Fletcher側でGPA(Grade Point Average、A=4、B=3、C=2)換算をすることもなく、学生の成績が順位に表わされない。就職活動の際にGPAを求められた場合には自分で計算しなさいという指示がオリエンテーションで行われていた。換算すると、A=4、A-=3.67、B+=3.33、B=3、B-=2.67ということになる。一番悪い成績でB-=2.67だから、GPAの平均値はかなり高くなると思う。

単位の方も、まともに課題と試験をこなしていて落とすことはまずないらしい。去年はカンニング等のHonor Code違反で単位を落とした学生以外は無事に全単位を取ったようだ。単位数ぎりぎりの科目しか履修できない仕組みになっているので、大学院側も1単位の不足で1年卒業が延びること等がないよう配慮しているのだと思う。緊張感はあるが、やればきちんと単位をもらえるということで、多少の安心感はある。

単位の取得が難しくないとは言え、良い成績を取ることはやはり難しいらしい。Aに関しては限られた学生しかもらうことができないようで、大体はA-とBの間に落ち着くような印象がある。PhDや奨学金の取得を目指さない限りは成績は特に重要ではないのだが、受けるからには良い成績を取ってみたい。理想はAを並べることだが、それは現実的でないので、せめてA-平均ぐらいには収めたい。その中でAが幾つか見られるような成績にできればきっと成功だと思う。

PhDは奨学金についても、考えていない訳ではない。私費留学だし、2年次の外部からの奨学金についてはぜひアプライしておきたい。専攻の教授の推薦状も必要になるので、Development EconomicsとInternational Business Relationsの担当教授、Steven BlockとLaurent Jacqueの授業は特に気合いを入れて受けた方が良い。PhDについては、今は考えていないとしても、将来必要を感じて出願することになるかもしれない。思い立ったときにPhDの選択肢を残しておけるよう、良い成績を取っておくことは必要だと思う。

学部時代のGPAは3.55だった。大学によって単位取得の厳しさは全く異なって当然だが、この成績はFletcherの合格者の中では高い方ではない。ウェブサイトによると、中位50%の学生のGPAのレンジは3.4-3.8だそう。学部の成績を見る限りは皆集中して勉強することを得意としていると思うので、Fletcherが順位を付けないとは言え、競争はなかなか厳しいと思う。

寮のメンバーにしても、必ず予習をしてから授業に臨んでいたり、時間があればすぐ図書館に駆け込んで勉強していたりする。図書館は午前1時まで開いているのだが、0時頃までたくさんの学生が勉強している。皆手ごわそうだが、逆に刺激を受けられる環境にいるメリットも感じるので、他の学生の姿勢に脅威を感じながら勉強に打ち込みたい。
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FletcherではMALDの学生に対し、修士号に加えてCertificateという専門分野の履修証書を授与するプログラムを持っている。内容はInternational Finance & Banking、Diplomatic Studies、International Development等といったもので、MALDという学位だけでは判断しづらい学生の専門性をCertificateで補えるようにしてある。Certificateの種類は下記の通り。

Certificates
•International Finance & Banking
•Strategic Management & International Consultancy
•Human Security
•Diplomatic Studies
•International Development
-Political and Social Change
-Sustainable Development
-Economic Analysis, Trade and Investment

自分はこのうちInternational Finance & BankingのCertificateを取得したいと考えていて、取得要件を満たせるよう履修科目を選択していく予定でいる。この分野でCertificateを取得するためには、Fletcherが指定する科目を全て履修し、金融機関でのインターンと金融に関連する修士論文を執筆する必要がある。

International Finance & Banking
For students aspiring to careers in the global financial services industry, Fletcher's international business program offers a rigorous sequence of courses in Accounting, Finance and Banking that, coupled with International Business Transaction and Securities Law, uniquely prepares our graduates for the fast-paced world of international finance. This certificate program requires students to intern with a financial institution and to write a thesis on a related topic.

履修が求められる科目は下記で、ビジネス・経済科目のみならず、法律科目、外交・歴史・政治科目からも金融に関連した科目を履修する必要がある。卒業単位は16なのだが、Certificateを狙えばそのうち9科目は自動的に決定される形になる。これにMALDが要求する2つの専攻(自分はDevelopment EconomicsとInternational Business Transactions)の必修数科目を加えると、自由に選択できる科目はかなり減ってしまう。Fletcherの魅力である科目選択を自ら縛ってしまうのは少しもったいない気もするが、将来得たい仕事に就くためにここに来ていると割り切って、取り組んでみることにしたい。

Course Work
International Business Relations
•EIB B200 Foundations in Financial Accounting and Corporate Finance
•EIB B220 Global Financial Services
•EIB B221 International Financial Management
•EIB B230 Strategy and Policy for Competative Advantage or EIB B260 Int'l Marketing
•Course in Capital Markets or Financial Engineering

Economics
•EIB E230 International Finance

International Law and Organization
•ILO L230 International Business Transactions
•ILO L233 International Financial and Fiscal Law

Diplomacy, History and Politics
•DHP D220 Processes of International Negotiation or equivalent

これだけやるのだから、せめて卒業時には立派なCertificateと特別な表彰を受けたい。多分そこまではしてくれないだろうが。
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Fletcher SchoolはMALDMIBの学生に経済学、数的処理のEconomics and Quantitative Methods Equivalency Exams(経済学・数的処理適性試験)を受けることを求めている。受験は義務ではないが、これらを通過すると基礎的な経済学、数的処理の履修が免除されるとともに、卒業要件の1つであるBreadth Requirementの一部を満たすことができる。

Equivalency Examの詳細は下記の通りで、自分が所属するMALDの学生は経済学、数的処理、統計学の試験の中から経済学と数的処理(統計学でも代替可)を受験することになる。試験は9月3日(金)に予定されていて、時間はそれぞれ90分。

EIB E201 Introduction to Economics: Equivalency Exam
受験して通過するとEIB E201: Introduction to Economic Theory (経済理論入門)の履修が免除になり、更に高いレベルの経済学科目を履修することができる。試験に通過した場合、MALDのBreadth Requirementで求められる経済学1科目相当の履修を別の科目で満たす必要がある。試験問題はマクロ・ミクロ経済学の教科書、Alan Stockman: Introduction to Economics、Gregory Mankiw: Principles of Economics、Fischer et al.: Economicsのレベルで、通常、supply and demand、consumer theory、technology、cost theory、monopoly、labor economics、national income accounting、savings and investment theory、economic growth、fiscal and monetary policiesの範囲から出題される。試験形式は選択問題10問。

EIB E210m Quantitative Methods Module: Equivalency Exam
受験して通過するとMALDのBreadth Requirementが求める数的処理1科目の履修が免除になる。試験はMIBのコースであるEIB B205 Statistical MethodsのEquivalency Examでも代替可能。出題範囲はlogarithmic and exponential functions、differential calculus (both univariate and multivariate)、finding the extreme points of functions、constrained optimizationで、試験問題は経済数学の教科書、Michael Klein: Mathematical Methods for Economics 2nd Editionの第3、7、8、9、10、11章がカバーする範囲から出題される。

経済学のバックグラウンドが証券アナリストの経済を勉強した程度のものしかないので、試験を受けずにそのまま入門編の授業を受けようと思っていたが、周りの優秀なインドネシア人や韓国人に触発されて受けることにしてしまった。教科書も優秀な韓国人の勧めでGregory Mankiw: Principles of EconomicsMichael Klein: Mathematical Methods for EconomicsをAmazon.comで既に注文済。サマースクール終了後の2週間は全米鉄道一周旅行に出かける予定にしていたので、電車の中でひたすら教科書を読む羽目にになってしまった。節約して座席だけの移動にしようと思っていたが、勉強すると疲れるだろうし、寝台にした方がいいかもしれない。

昔国際関係大学院に留学していた大学の先輩からは4月病に陥らないようにと言われていたのだが、すっかいrそっちの方向にはまっていってしまっている気がする。ただ、Equivalency Examは履修免除の権利を得るためだけの試験で、学期中の勉強がこれによって大変になる訳ではないので、力試しに受けてみようと思う。合格できたら自信にもなりそうな気はする。
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Fletcher SchoolのFall 2010 Course Listing/Scheduleが確定している。Fletcherは他の国際関係大学院に比べて科目選択の自由度が高いと言われているが、それでも専攻を2分野選び、それらが求める必修科目と、他分野の最低科目数を履修しなければ卒業要件を満たせない。

自分が所属する2年制のMaster of Arts in Law and Diplomacy (MALD)では、履修者の年齢層が若いということと、2年間カリキュラムを履修できるという理由から、履修科目の選択に対し、科目の幅(Breadth Requirement)と専門分野の深さ(Depth Requirement)を満たすことが求められている。

MALDの履修要件は下記の通りで、Breadth RequirementとDepth Requirementを満たす単位修得を行い、外国語試験に通過し、修士論文の承認を受け、Professional Development Program (PDP)と呼ばれる週1回10週間のキャリアプログラムを修了する必要がある。

MALD Graduation Requirements
•Complete the breadth requirement
•Complete the depth requirement (two Fields of Study)
•Demonstrate proficiency in a second language.
•Submit and have approved by a member of the faculty a satisfactory MALD thesis
•Complete the Professional Development Program (PDP)

Breadth Requirementは、Fletcherが定めるDiplomacy, History and Politics (DHP)International Law and Organization (ILO)Economics and International Business (EIB)の3学科から指定された科目数を履修し、学習分野に幅を持たせることを要求するもので、DHPから2科目、ILOから1科目、EIBから1科目、Quantitative Reasoningと呼ばれる数的処理の授業群から1科目習得することがMALDの学位取得に必要となる。

Breadth Requirement
All MALD degree candidates are required to take:
•two courses in the Division of Diplomacy, History and Politics
•one course in the Division of International Law and Organization
•one course in the Division of Economics and International Business
•one course in Quantitative Reasoning.

Depth Requirementの詳細は下記。MALDでは、定められた専攻の選択肢から2分野を選択し、それぞれの専攻が求める履修科目数を満たすことが求められる。Fletcherに別途設けられているMaster of International Business (MIB)の専攻分野から1分野を選択して履修することも可能。

Depth Requirement
The Field of Study is the basic building block of the Fletcher curriculum. These areas of specialization or concentration are the School's "depth" requirement. Fields enable you to develop a specific set of skills related to a functional topic or geographic area. Field requirements are often completed by taking courses in more than one division of our three divisions.

Development Economics, Human Secuity,
Humanitarian Studies, Intl Business & Economic Law,
Intl Business Relations, Intl Environment & Resource Policy,
Intl Information & Communication, Intl Monetary Theory & Policy,
Intl Negotiation & Conflict Resolutions, Intl Organizations
Intl Political Economy, Intl Security Studies,
Intl Trade & Commercial Policies, Law & Development,
Pacific Asia, Political Systems & Theories,
Public Intl Law, SW Asia & Islamic Civilization,
United States, Self Designed Fields of Study

International Business Fields for MIB Students
•International Marketing
•International Finance and Banking
•International Public and NGO Management
•Strategic Management and International Consultancy

上記の要件を満たす前提で、特定の分野における専門性を深め、職業選択に役立てたいと考える学生は、所定の履修科目を習得することで、学位に加えてCertificateと呼ばれる専門分野の履修証明書を受けることができる。Certificateの種類は下記の通りで、専攻毎に詳細な履修要件が定められている。

Certificates
•International Finance & Banking
•Strategic Management & International Consultancy
•Human Security
•Diplomatic Studies
•International Development
- Political and Social Change
- Sustainable Development
- Economic Analysis, Trade and Investment

自分は専攻分野をDevelopment EconomicsInternational Finance and Bankingにして、International Finance and BankingのCertificateを習得できるようカリキュラムを組む予定。科目選択のフレキシビリティが売りのFletcherで履修要件に縛られるのは若干もったいない気もするが、将来の職業選択のために専門性を高めるための期間だと思えば、ある程度専攻分野を深堀りできる履修ポートフォリオの方が良いと思う。
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