カテゴリ:2012年春学期( 11 )

2012年春学期の成績が今日全て出揃った。心配していたB225 Corporate Finance and Banking: A Comparative East Asian Perspectiveも、教授が日曜の夜に全員のペーパーを読み終え、成績を深夜にポストしてくれた。これでようやく成績表上に必要な情報が揃い、正式に卒業できる。今学期の成績はこれまでで一番良かった。ライティングに慣れてきたというのもあるが、一番大きかったのは、ろくな成績が取れていなかった開発経済専攻の必修科目と、International Finance and Bankingの必修科目になっていた法律科目を今学期は履修する必要がなかったという点だ。あまり悪い評価にならないと周囲の評判から知っている政策系科目2つとファイナンス系科目2つの構成だったので、学期中ある程度気が楽で、結果もある程度予想した通りになった。今学期の成績のGPAは3.81で、2年間を通じてのGPAは3.55になった。最初の学期のGPAが3.38とあまりに悪く、残り3学期間勉強していくことに対して憂鬱になっていたのだが、最後には挽回して、全体としてそこそこの成績に収められたので良かった。

ただ、Fletcherの成績評価はほぼB以上しか付かないので、最終成績は相対的に決して良いものではない。Ph.D.に進みたいという願望は元々持っていないが、FletcherのPh.D.に進むには最低3.6のGPAが必要だそうなので、そちらの可能性は自動的に消滅した。そういう意味で、3.55というGPAは学内でも対してすごい成績ではないのだと思う。これは余談だが、3.55というGPAは奇しくも学部生時代の成績と同じだった。GPAの表記は小数点以下第一位までになっている場合が多いので、3.55というGPAは3.6と表記できて得だ。学部の成績を表記する際にいつもこのメリットを享受していたので、修士のGPAでも同じくこのマジックナンバーが使えると思うと、少し嬉しい。

以下は2012年春学期の履修科目の成績と印象。

P205 Decision Making and Public Policy: A-(ニュートラル)
2枚紙のポリシーメモ3本だけという理由で履修したのだが、最後に学生8名程度のグループで行われる政策決定シミュレーションに授業外の時間をかなり取られた。教授の熱意や学生に接する姿勢、人脈を利用したゲストスピーカーの質などはとても良いのだが、空いた履修単位の穴埋めのために取った授業としては、少々重かった。政策決定シミュレーションについては低いモチベーションで臨んだので、他の学生に少し迷惑を掛けてしまったように思う。いくら穴埋めの授業で時間を割かないようコントロールするにしても、サボる量はほどほどにしておかないと周囲にも自分にも被害が及ぶことになる。少なくとも、やる気や興味がない仕事の中でいかに周囲に貢献して信頼を得るか、というテーマにおいては学びのある授業だった。

P266m Islamic World: A(比較的好き)
前半はイスラム世界のビジネスや経済について教科書と時事ニュースの解説、後半は10人程度の履修学生による個別プレゼンテーションに割かれた。週1回75分のモジュール授業で、かつプレゼンテーションに授業期間の1/3程度が割かれるので、得られた知識は少なかったように思う。良かった点は、Fletcherでは少ない個別プレゼンテーションをする機会が与えられたことと、納得のいく最終ペーパーを提出できたこと。この授業はMIB生のエリアスタディを目的として作られた授業の一つなので、意図的にプレゼンテーションの機会を設けていて、かつプレゼンと最終ペーパーのテーマをイスラム圏内の個別企業1社の分析にするよう定められている。自分は政策専攻ではなくビジネス・経済専攻なので、イスラム世界そのものではなく個別企業にフォーカスを当てた分析ができたことには価値があった。

B221 International Financial Management: A-(ニュートラル)
EIBのファイナンス科目を取り仕切るLaurent Jacqueによる授業で、B200で行うコーポレートファイナンスの発展形として、為替レートの変動を含む国際ファイナンスについて学んだ。B200に比べると教授の話が極端に理解しづらく、授業では当てられないようビクビクしていた。最初の頃は発言するよう努めていたのだが、あまり的を射た回答ができず、他の学生が答えて「これは正解だろう」と自分で思った発言も教授に却下されることが多かったので、あまり核心を捉えた受講ができていなかったのだと思う。自ら手を挙げないとコールドコールをされるのだが、正答できる確率もあまり高くなかった。試験も中間は相当できたと思っていたのに75%程度の点数で、期末も点数は分からないものの、あまり期待できるような成果ではなかった。B+も覚悟していたのだが、グループレポートがそこそこ良かったことと、恐らく期末試験がそこまで悪くなかったということで、A-がもらえたようだ。Jacque 1、2、3と呼ばれるこの教授のファイナンス科目3つは、結局オールA-という結果に終わった。せめて基礎のB200ではAを取りたかったのだが、この授業ではグループで唯一のファイナンス経験者だった自分の不慣れもあり、グループレポートの出来が悪かった。

B225 Corporate Finance and Banking: A Comparative East Asian Perspective: A(好き)
今学期一番注力した授業。日中韓を中心とするアジアの金融市場と個別企業のファイナンスについて、教授作成のプレゼンテーション資料とHBSのケースに基づいて学んだ。教授は修士取得後に中国向けのベンチャーキャピタルで働き、日本の債券市場研究でPh.D.を取得し、現在インドの金融市場に関する研究を行っているとのことで、アジアの金融市場についてとても詳しかった。ケースを通じてアジア通貨危機や中国国有企業の民営化プロセス等について理解できたことも良い経験になった。5枚のケースレポート3本と15-20枚のファイナルペーパー、授業ごとのHBSケース事前講読という課題の量は決して少なくなかったが、それぞれに学びの多いものだったので、自分自身は作業していてとても楽しかった。願わくば教授が毎回の授業で課した学術文書週3-5本程度も読めれば良かったのだが、こちらは他の授業やこの授業そのものの課題との兼ね合いから、ギブアップせざるを得なかった。最終ペーパーについては、今学期の後半はかなり時間を取ることができたので、詳細にリサーチをして納得のいくものを書くことができた。自分で会心の出来だと思って提出したレポートだったが、教授も同様に評価してくれ、メールで印象を知らせてくれたので、とても大きな励みになった。評価がA-に偏る教授で、3本の個別レポートも自分自身の印象に関わらず全てA-だったので、最終レポートで逆転してAをもらえたことがとても嬉しい。
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修士論文の成績が出た一方で、自分の卒業に関する要件はまだ満たせていない状態になっている。昨日Registrar's Officeという学生の科目登録や成績の管理を行っている事務所から連絡が来て、「B225 Corporate Finance and Banking: A Comparative East Asian Perspectiveの授業の成績がまだ出ていないので、16単位の履修単位数を満たしていない。こちらからも教授に指示するが、ダブルチェックとして学生の側からも教授に確認を取るように。火曜日の正午で成績表のアップデートは打ち切り、その後はアクセスできなくなるので、それまでに成績表上で卒業要件が満たせているようにすること。」というメッセージを受け取った。

B225の教授は確かにゆったりと構えていて、最終ペーパーは11日までに提出してくれれば良いと言っていた。成績評価の期限は10日の午後5時だったので、11日ではさすがに遅いと思い、7日に提出したのだが、11日の夕方になって「君のペーパーは確かに受け取った。」とだけ書かれたメールをもらう結果になった。催促することで教授から反感を買い、成績を悪くされても嫌なので、できればこちらから催促メールを送りたくはなかったのだが、卒業証書をもらえるかどうかという大きな問題が関連してしまっているので、仕方なく教授宛に「Registrar's Officeから言われたので、確認のために送ります。」という但し書きを付けて、教授に成績評価の最終期限を伝えておいた。

この授業は正規受講者が3人なので、教授は土日で3本のペーパー全てを読み、月曜日には成績評価を終わらせてくれると思うが、最後まで色々な事態があってハラハラさせられる。アメリカの大学院で修士号を取るということは、勉強とは別の意味でも大変だ。他の大学院でも手続きはこんなに大変だろうか。少なくともそうであってほしい。でなければ不公平だ。
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2012年春学期の授業と課題が今日で全て終了した。今回のタームはは期末試験1つとペーパー2つという内容だった。ペーパーのうち1本は、4月9日に行ったプレゼンの内容をペーパーに落とし込むというものだったので、早めに済ませることができた。5月4日に試験を受け、8日に残り一本のペーパーを提出するというスケジュールで、本タームはかなり余裕があった。
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ミッドタームの試験とレポートの結果が今日でようやく出揃った。

B221 International Financial Managementは思っていたより大分悪く、がっかりな内容だった。エッセイ60%、計算40%の配点で、エッセイはそこそこの出来、計算は相当の出来と思っていたのだが、それぞれもう一つの出来という結果だった。特にエッセイは、もう少し言葉選びに気をつけて、ある程度の分量を書かなければ期末試験も同じような結果になってしまいそうだ。

P266m Islamic Worldの中間ペーパー5枚は、A-だった。厳しい評価を付ける教授ではなく、周りの学生のペーパーを盗み見ると結構Aの人がいたので、こちらもあまり良い出来ではなかったようだ。春休み中に急いで仕上げて提出しようとしていたところに、一週間の提出期限延長を認めるというアナウンスがあったので、もう一週間内容をレビューする猶予があったのだが、内容について更に思い悩むのが面倒になって、元の期限通りに提出してしまった。もう少し貪欲になって練り直した方が良かったかも知れない。

中間の課題ではないのだが、たまたま提出期限が学期中盤になっていたP205 Decision Making and Public Policyの3本中2本目のレポートはAだった。これは過半数の学生がAをもらえる評価基準になっているので、おかしな内容ではなかったという程度だと思う。一本目のレポートでA-をもらってしまっているので、最後のレポートでAを取らなければ、最終評価でAをもらえることはない。最終レポートはNSC Meetingという政策決定シミュレーションの前に提出してしまっているので、後は結果を待つしかないのだが。

B225 Corporate Finance and Banking: East Asian Perspectiveも同様に、3本のレポートのうち3本目がミッドタームの少し前の時期だったので、評価済のものを春休み明けに受け取った。評価はレポート3本でストレートA-。出来はそれぞれに違うと感じていたのだが、どうもA-の評価とする幅が広いようだ。よっぽど良くなければAにはならないし、よっぽど悪くなければB+にもならないらしい。去年この授業を履修した韓国人の成績もA-だったので、とてもA-づいている授業らしい。期末レポートでよっぽどのものを書かない限り、成績はA-になるだろう。

それぞれの科目について、これまでの評価はそこそこといったところなので、良い成績を取るためには期末の課題で良い評価を得ないといけない。期末で多少失敗しても大丈夫という余裕は、どの授業にもない。
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先週一週間は今学期で一番忙しかった。月曜日にはP266m Islamic Worldの個人プレゼンテーションがあり、水曜日にはP205 Decision Making and Public Policyの政策決定シミュレーションとB225 International Financial Managementのグループレポートの提出がった。

P266m Islamic Worldについては、直前になると他の授業の準備に時間が割かれて何も準備できないと思ったので、前週の金曜日と土曜日を使ってプレゼンテーション資料を作り、直前に10分程内容を見ただけで本番に臨んだ。練習をする時間が取れなかったのだが、良くもなく悪くもなくという内容で終わった。もしかすると練習しても質があまり変わらなかったかもしれないので、最小限の時間で準備したということで、結果的に良かった気がする。

P205 Decision Making and Public Policyの政策決定シミュレーションは、クラスを6グループに分けてそれぞれにアメリカ国家安全保障委員会出席者の役割を与え、大統領役のゲストに政策提案を行うというもの。役割は国務長官や防衛長官、エネルギー長官、大統領補佐官等で、自分は防衛長官の立場だった。シミュレーション自体は1時間15分の授業時間内に終わるのだが、シミュレーションに向けて事前に学生間でミーティングの機会を複数回持ち、前日迄にそれぞれが2枚の政策メモを教授に提出して、自分のポジションを明確にした上で本番に臨まなければならない。そのための準備がかなり大変で、事前ミーティングとそのためのリサーチにかなりの時間を割いた。先週に入ってからも月曜日の昼に詰めのミーティングを行い、月曜日の夜と火曜日の夕方を使って政策メモを書き、夜にシミュレーションで頭に入れておくべき情報を読むという作業をした。自分自身の内容はそれほど良くなかったが、ミーティング全体に対しては教授が満足したようで、後で全員にメールで「出来が良かった」というメッセージを送ってきた。忙しかったが、後悔して変に引きずる結果にはならなかったので、取りあえずは安心できた。

B221 International Financial Managementでは、要求されている3本のグループレポートの最後のレポートに取り組んだ。木曜日の夜に一度皆で集まったのだが、大多数がきちんと内容を読んできていなかったので延期になり、日曜日の夕方4時から再度ミーティングすることになった。そこでもその場で課題文が何を言っているのかを皆で考えるというプロセスになってしまったので、月曜日に教授に会い、詳細を確認することになった。教授との面談には授業があって出られなかったのだが、一応良い情報が得られたようだったので、面談に出た学生が該当箇所の計算とライティングを行い、自分は別の箇所の計算とライティングを行った。火曜日にもう一度会ってそれぞれが作業した内容を照らし合わせ、夜にようやく最終版が完成した。

2つの授業のメインとなるコマが偶然重なり、別の授業についてグループレポートを書くことになったので、突発的に忙しくなってしまった。しかも2つの授業についてはグループミーティングを複数回やらなければならなかったので、時間的な制約と精神的疲労も大きかった。水曜日に行われたP205のシミュレーションが終わったときにはかなりぐったりして、その日の夕方に行われているB225 Corporate Finance: East Asian Perspectiveの授業の予習をさぼってぐったりしていた。

この後は、B221 International Financial Managementのグループレポート2枚、B225 Corporate Finance: East Asian Perspectiveの期末レポート15-20枚、P266m Islamic Worldの期末レポート12-15枚を提出した上で、5月4日にB221の試験を受けると全て終了となる。P266mについては木曜日から土曜日でレポートを書き、今日内容の見直しを行ったので、今週末で課題が一つ減った。修士論文の修正がここに加わってくるが、あまり膨大な量でないことを祈りたい。
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先週で春学期の上半期が終了した。Midtermの課題は中間試験が1つとレポートが2つで、特に大きな負荷はなかった。

中間試験があったのは、前に「嫌い」と書いたB221 International Financial Managementの授業。これは嫌いな割に勉強の成果が出て良く書けた。授業に若干付いていけていない反動で、過去問を2回しと3本あった宿題を1回ししたのが良かったのだと思う。周りには計算問題が全然できなかったという人が多かったので、そこで差がつけられていれば結構良い点数になるかもしれない。そうしたら「比較的好き」ぐらいに評価を上げたいと思う。特に良くなかったら、「嫌い」のままにする。

レポート2本のうちの1つ目は、P205 Decision Making and Public Policyで課される2ページのポリシーメモ3本のうちの2本目。これはMidtermだからということではなく、3本のうち2本目の提出期限がたまたまこの時期だったという理由。恐らく上半期中に2本提出させておきたかったのだろう。出来は分からないが、1本目の皆の成績を見る限り、教授はAかA-かしか付けないようなので、めちゃくちゃ悪い評価にはならないと思う。

もう1つのレポートは、P266m Islamic Worldで課されるTake Home Exam形式のレポート5枚。最後の授業で良い渡され、春休み明けの最初の授業で提出することになっているので、自動的に春休みに作業が食い込むことになっている。お陰で春休みに入ったにも関わらず、昨日、一昨日の土日を潰してレポートを書いた。課題の内容はアラブ諸国の時事問題に関する簡素なもので、教授がEconomist誌から拾ってきたニュースと授業で使っている教科書2冊から引用を行って書くことになっている。土曜日にニュース記事を読み、日曜日にレポートを書く形で、何とか2日で終わらせた。

成績はどうなるか分からないが、スケジュール的に余裕があったので、どれもそんなに悪い結果にはならないのではないかと思っている。特にB221は良い点数であってほしい。
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春学期の授業が始まって6週間程度が経過した。今学期は4科目を履修しているが、その中でかなり好き嫌いがはっきりしてきたので、それぞれの印象を書いておきたいと思う。

1. P205 Decision Making and Public Policy: ニュートラル
政府職員としての意思決定プロセスを学ぶ授業。教授がアメリカ人で米国政府へのアドバイザリー業務も行っていることから、取り扱うテーマは必然的に米国の内容になっている。課題はそれほど多くなく、2ページの政策メモ2本と、National Security Council(NSC)という米国の安全保障委員会を模したディスカッションの結果をサマリーとして提出するメモ1本だけなので、負荷が少ないのはありがたい。一方で米国の安全保障という自分にとってはほとんど興味のない分野を中心に授業が進んでいくので、出席する意欲がとても低い。ただ、この授業は他の授業の負荷を鑑み、少しでも負担の少ない授業を都合の良い曜日に取りたいという理由で割り切って取っているので、内容については覚悟していた通りではある。内容に対する関心と作業負荷のバランスから、評価は「ニュートラル」。

2. P266m Islamic World: 比較的好き
イスラム圏国家の時事問題に関する記事と指定教科書2冊を読み、授業で教授に興味のある点を質問するというディスカッション形式の授業。授業に決められたテーマがないため、学生の質問内容や意見によってはあまり意味のない方向に進んでしまうのが難点だが、話が本題に沿っている限りは面白い授業。イスラム圏という全く馴染みのない国家群について学べるので、ラーニングカーブは大きい。問題は、学生が「おれがドバイに行ったとき、バーなんかで酒を飲んでる人が意外にいてびっくりだったよ。」というような土産話的雑談を教授がきちんと拾って対応してしまうところ。週1回75分の授業なので、密度をもっと濃くしていってほしいとは思う。話の筋が教授の意図した方向に進んでいる限りは面白いので、評価は「比較的好き」。

3. B221 International Financial Management: 嫌い
Fletcherのビジネス学生が最初に履修するB200 Foundations of Corporate Finance and Financial Accountingというコーポレートファイナンスの基礎授業の発展版で、国際金融取引について学ぶ授業。皆B200を既に履修しているので、学生の中にファイナンスの完全な素人という人はいない。この授業はB200に比べると内容が大分複雑になっているので、挙手して答える機会がかなり減ってしまっている。あまり手を挙げでいるとコールドコールで指されるので、かなり緊張感がある。コールドコールの場合は自分に心の準備がないので、挙手するときと違って答えるのに苦労する。しかも教授がフランス人で、英語が分かりにくいのでなおさらだ。この間は指されたときに教授の質問に対する答に窮して黙ってしまった。自分の活躍度が現時点で低いこともあり、この授業の評価は「嫌い」。少し臆病になって分かる質問に手を挙げられないということもある程度の頻度であるので、きちんと挙手して回答できるよう改善し、「比較的好き」ぐらいには変えたい。

4. B225 Corporate Finance and Banking: East Asian Perspective: 好き
日中韓、香港、台湾の東アジアにおけるコーポレートファイナンスについて、HBSのケーススタディと論文を教材として、定性的に学ぶ授業。週1回2時間のディスカッション形式の授業で、履修者が5人ということから、教授との対話が頻繁に行えて良い。当ててもらうために挙手のスピードで競走する必要はないし、教授も日本のテーマについては日本人に、中国のテーマについては中国人にという形で話を振ってくれるので、発言の機会が多い。内容についても、注目を集める中国や自国である日本、近隣諸国/地域である韓国、香港、台湾について、マクロ経済とコーポレートファイナンスが組み合わせられたケーススタディが出されるので、前学期までに履修したInternational Finance等の授業の知識を活かすことができて勉強になる。課題の負荷は個人ケースレポート3本、期末ペーパー、期末試験とかなり大きいのだが、内容に関心を持っているので意欲的に取り組める。これまでに提出可能なケース8本のうち2本取り扱ったのだが、既に2本ともについてレポートを書いた。まだ他の学生は1本提出したか未提出かという状況なのだが、3本目についてもレポートを書いてしまうつもりでいる。良い成績のレポート上位3本を評価対象とするという方式であれば、4本以上書いてみたいとも考えている。授業に対する興味を強く持てているということで、この授業の評価は「好き」。
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B221 International Financial Managementの授業では、グループスタディでケースレポート3本とポートフォリオインベストメントゲームという課題の提出を行う必要がある。グループで行うので、一人でレポートを書くより楽そうなイメージがあるが、全く逆だ。今1本目のレポートを提出するためにグループミーティングをやっているが、昨日1時間半話しても終わらず、今日と日曜日にそれぞれ皆で集まることになっている。激論が交わされて結果が良くなるのなら良いのだが、ケースのバックグラウンドを確認してから戦略を練りたいと言う学生がいたので、ケースの対象になっている国のマクロ経済のところから話をすることになった。結局決めたかった方向性のところまでは話が進まず持ち越しになってしまった。

こういう面倒は前学期までのレポート課題で経験しているので、いつもミーティングの前にメモを作ってGoogle docで皆に共有するようにしている。うだうだ話して時間が過ぎるよりは、最初に何かまとまったものがあった方が話がスムーズに行くと思っている。今回作ったメモは5つある戦略オプションのコストベネフィットをまとめたもので、それなりには役に立ったのだが、どうしてもそれぞれの戦略オプションを思い切り深堀りして比較したいという学生がいたので、5人いるメンバーのうち3人が戦略オプションを1-2個分持ち帰って検討し、また明日それを持ち寄って話そうということになった。

個人的にこういう流れは好きじゃない。深く分析するのは良いが、簡単な一覧表さえ作ればもう答は出ている。更に深堀りすれば理解は深まるかもしれないが、ケースレポートの作成は遅れて、日曜日の3度目のミーティングの時点でまだ成果物ゼロページという状況になってしまう。きちんとしたアウトプットがない中で議論を重ねても、レポートに反映させられる内容は大したものにならない。B221 Global Financial Servicesという授業を取ったときには4人のグループを2人ずつに分けて、3回中1回はサボるという究極の提案をしてきた学生がいたが、結局そのときのレポート3本の方が議論に余計な時間を掛けずに済んだ分、結果が良かった。自分が組んだもう一人の学生が働かなかったので、ほとんど自分一人で書かないといけなかった回もあったが、結果はA-/A/Aという内容で、手抜きのミーティングにも関わらず、これまで履修した授業の中で一番良いグループレポートの出来になった。

今学期はB225 Corporate Finance and Banking: East Asian Perspectiveという授業も履修していて、そちらは個人のケースレポートをB221と同じ分量で3本という課題が課されているのだが、こちらの方が相当楽にこなせる。今週1本レポートを提出したが、ディスカッションをせず自分の理解に基づいて書くだけなので、1日で出来上がってしまった。6日前から始めて授業当日に完成版を作る予定だったのだが、3学期分の授業で書くのに慣れてきたのと、修士論文を52ページ書いてきたのとで、英文のライティングスピードが相当上がったようだ。今学期は東アジアのファイナンスについて学ぶこのB225の授業の方に注力するつもりでいたが、レポートを1本書き上げてみて、改めてこちらの方が面白いと感じた。B221のグループワークも良いのだが、もっと効率的にできないと時間を浪費する。
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今日は意図せず授業をすっぽかしてしまった。1:55-3:10のIslamic Worldの授業が次の3:20-5:20の時間帯だと勘違いしていて、図書館に3時頃までいてしまった。授業の前にサンドイッチを食べようとカフェテリアに行くと、3:20からIslamic Worldと同じ教室で授業を行っている日本人の教授が来て話しかけてくれたので雑談していると、この後は自分の担当授業があるので、という話になり、そのときにようやく自分の授業が1:55からだったことを思い出した。それまで全く気づかず悠長にサンドイッチを食べていた自分が情けない。

言い訳をすると、この授業は月曜日1回切りのもので、水曜日にはまた1回切りの5:30-7:30の授業があるので、日々の時間割が若干ややこしいのだ。とはいえ授業は水曜日でもう3週目に入るので、いい加減覚えないといけない。今回やったリーディング2チャプターと関連ニュースの通読がとても勿体なかった。せめて、Islamic Worldを取っている学生に会ったらフィードバックを受けておきたいと思う。
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2012年春学期の履修科目のうち、最後の1科目をどうしようと考えているうちに、登録締切の1日前になってしまった。B227 Islamic Banking and Financeの悪評を聞いてから、同じ時間枠で行われているP205 Decision Making and Public Policyと、月曜日の午後にあるP201Comparative Politicsのどちらかにしようと考えていたのだが、どちらも決め手がなく、決めかねていた。P205については授業に一度出てみたのだが、そもそも政策決定プロセスという分野に関心がなかったので、あまり興味が持てなかった。P201の方は、P205の授業に出た後で他の科目も検討したいと考えを変え、1回目の授業に出た同級生に意見を聞いたのだが、教授の話はつまらないし、試験一発勝負で作業負荷が小さいということ以外はメリットなしとの回答だった。

せっかく自由に授業を取れる学期なのだが、本当に取りたいと思える授業が残念ながら見つからなかったので、結局P205 Decision Making and Public Policyを履修することにした。この授業は学生の授業評価の点数も良く、課題も2枚のメモを3回提出するだけという形で負荷が少ない。リーディングを読んで、授業に参加しているうちに関心も沸いてくるかもしれないという期待を持つことにした。悩んだ末に決めた今学期の履修科目は下記の通り。

P205 Decision Making and Public Policy
政府、特に米国政府の政策決定プロセスがどのように行われているのかを、フレームワークを通じて分析する授業。Power Pointを使って説明が行われるので多少早口な教授の説明もロストしにくい。課題のポリシーメモは、直近の政策課題に対する提言を自分なりに行うというもの。授業の評価は良いし、教授は仏のMartelと呼ばれているそうなので、あまりひどい成績にならないということも期待している。

P266m-01 Islamic World
週1回、75分間だけ行われる0.5単位の授業。教授が毎週末アップロードするイスラム教圏の国家に関するニュース記事を複数読み、気になった内容について授業で教授に質問するという内容。Moduleということで、イスラム教圏の国家について広く浅く知るというコンセプトがあるように思う。学期の後半は、参加している15名弱の学生が関心のあるイスラム教圏内の企業についてプレゼンテーションを行う。プレゼンテーションは期末ペーパーと関連しているので、作業が過度に厳しい訳ではないと思われる。中間試験があるが。時事ニュースに関する教授の蘊蓄を拝聴する授業からどのような問題が出されるかは謎。ニュースと一緒に課される教科書の内容に基づく内容かもしれないが、授業内容とは関係なさそうだ。

B221 International Financial Management
Certificate in International Finance and Bankingで課されている履修科目の中で最後になる授業。この履修を終えれば、MALDの学位と併せてCertificateを受け取ることができる。1学期目からCertificateが求める授業の履修を始めて要件を充足させるまで、結局最終学期までかかってしまった。授業内容はB200 Corporate Financeの内容をInternational Financeの領域に広げたもの。為替レートや国際経済といったテーマも授業の内容に絡んでくる。前半部分は、前学期に履修したE230 International Financeの内容と重なっている部分も多い。後半はケース課題も増え、Corporate Financeの内容に近い個別案件の分析に重点が置かれることになると思う。

B225 Corporate Finance and Banking: East Asian Perspective
日中韓、台湾といった東アジア諸国のコーポレートファイナンスの歴史と特徴について学ぶ、セミナー形式の授業。ケースレポート3本、期末レポートと膨大な量のリーディングが課されるので、ある程度時間を割かなければならないと思う。学生数は6人程度になるので、発言の機会は得やすいと思う。加えて財閥や系列など、日本特有の企業文化に触れる機会も多いため、予習さえしっかりしておけば、履修者内唯一の日本人として高い貢献度を示すことができそうだ。せっかく自分のフィールドだから良い成績を取りたいが、評価の厳しさは分からない。去年履修した韓国人に聞いてみようかと思う。それによっては相当気合いを入れてレポートを書かないといけないかもしれない。
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