カテゴリ:アムトラックの旅 2010冬( 18 )

ワシントンDCには1泊だけする予定だったので、到着日の翌日はチェックアウトしてホステルにスーツケースを預けた。先に乗車券を購入しておいたニューヨーク行きのアムトラックは午後4時ユニオン駅発だったので、それまでアメリカ史博物館を見学したり、昼食を取ったりして過ごした。

アメリカ史博物館は、初期の移民が入植した頃の様子や奴隷制度の歴史、アメリカにおける科学技術発展の歴史、歴代アメリカ大統領等についての紹介コーナー等を設けていてる。奴隷制度のコーナーでは、奴隷の取引記録や各奴隷の生命保険等の文書による展示があったり、当時の奴隷の生活を示す写真や模型があり、リアリティを感じた。ただ、奴隷は悪いことで、南北戦争の結果それを廃止した北軍は偉いというステレオタイプな展示に終始しないよう、もう少し客観的な表示に努める必要があると思う。

科学技術のコーナーでは、エジソンの発明品の展示や蒸気機関を活用した機械の展示があった。エジソンはちびまる子ちゃんのオープニング(エンディング?)で歌われるほど偉い人だが、部下の研究者を奴隷のように働かせたことでも有名だ。短い睡眠時間で研究させられる生活が続き、眠りに落ちそうになった研究者には、エジソンが電気ショックを与えて起こしたという嘘のような本当の話もある。子供向けの伝記では、いつまでも純粋な好奇心を持って発明に取り組んだ偉人として語られてしまうが、人柄的には多いに疑問だ。

奴隷制度にしろ科学技術にしろ、先人の立派な部分だけを子供に見せて見習わせようという意図は悪くないと思うが、世の中はそう単純でないことも早いうちに教えておく必要があるのではないかとも思う。人格的にはどうしようもない人を天才として祭り上げてしまうようでは、本当に立派な人間は育たないように思う。それならば、もっと草の根的にがんばっている現代の若い人達の姿を見せる方がよっぽど子供のためになると思う。NHKの「ようこそ先輩」だったり、TBS/MBSの「情熱大陸」だったり。

アメリカ史博物館を出た後は、ウェブ上でDC一の評価を得ているRasikaというインド料理のレストランに行った。インド料理のレストランで一位ではなく、全種類のレストランの中で一位。確かに一番になるだけのことはあって、店の内装や店員の対応はとても素晴らしいものだった。夜はかなり料理が高い印象だが、昼なら何とかなるレベル。料理はカレーを食べただけだったので、これが本当にDC一の料理なのかはよく分からないが、総合的に見て良い店だったと思う。一方でウェブ上に酷評を載せていたユーザーが多数いたので、評価はかなり別れるところなのかもしれない。

アメリカ史博物館
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マラソンの日程とニューヨークキャリアトリップの合間を縫ってワシントンDCに1泊してきた。1月11日13時57分オーランド発のSilver Meteor98に乗り、ワシントンDCのユニオン駅に翌12日の午前8時前に到着。スーツケースを携えていたので宿泊予定のHostelling International Washington DCにタクシーで向かい、荷物だけ先に置かせてもらえるよう頼んだ。フロントで話したところ、チェックイン予定のベッドに滞在者がいないため、そのままチェックインできるとのこと。夜行列車にコーチクラスという座席のみの券で乗っていたので、疲れを取るために昼までベッドで寝た。

すっきり起きた後は、ガイドブックで見て興味を持った国立航空宇宙博物館を見学しに行った。ワシントンDCはスミソニアンという18の美術館、博物館、動物園群があり、観光客は興味に応じてその中の建物を回っている。料金を取らないところが多く、取るところでも任意の寄付によっていたりする。一部所定の料金を取るニューヨークの美術館、博物館と違い、お金を払わず展示物を見学できるのは良い。航空宇宙博物館はロケットや飛行機等の展示の見学、シミュレーターやIMAXシアターの体験等ができて面白いのだが、さすがに飛行機やロケットに熱を上げる年齢は過ぎてしまったようで、熱狂的に見ることはできなかった。シミュレーターやIMAXシアターは別途料金を支払って入場する仕組みになっていたのでパスした。

来館者はやはり小さい男の子連れの家族が多かった。自分も小さい頃はこういう展示がとても好きだったので、子供が興味を持ちそうな展示を見せに親がここへ連れてくるのは分かる。男の子二人連れの父親は、二人と手をつないで仲良くカフェテリアへ向かっていた。日本でも珍しくない光景だとは思うが、こちらは父親の育児参加が日本に比べて積極的に行われている印象がある。特に、飛行機やロケットのような男のロマン的展示物の見学は、母親より父親が連れてくる方がお互いに興味を分かち合えて良さそうだ。ただ、二人の男の子連れの父親は、弟の方が「ウォーッ」とロケットの周りを走り回っているときに、「もう飯食いに行くぞー。。」と若干持て余し気味ではあった。その辺りの対処は母親の方が上手いのかもしれない。

航空宇宙博物館を出た後は、ジョージタウン大学MSFSという国際関係大学院に在籍している1年生に会うため、DCの中心部から少し離れたジョージタウンへ向かった。待ち合わせまで時間があったので、ジョージタウン大学が運営するMcDonough School of Businessを見学した。通常ビジネススクールは卒業生の寄付が学内で一番多いため、建物や設備が学内一立派になることが多いそうだが、ジョージタウンもそこは同じだった。吹き抜けのある大きな建物に、国連の会議場を思わせる大きな円卓状の教室やたくさんのガラス張りのグループミーティングルーム等が入っている。ビジネススクールの中をきちんと見たのは初めてだったので、「これがビジネススクールの規模か」とただただ感心してしまった。

MSFSの学生と合流した後は、DCの中心部にあるデュポンサークルというところでベトナム料理を食べ、コーヒーを飲みながら話して22時頃に別れた。お互いの大学院事情について情報交換をしたが、FletcherもMSFSも授業科目の内容は大分似ているようだった。どちらもアメリカの外交官を多く輩出する大学院として有名で、経済学科目よりも政治学科目に重点が置かれているので、特徴はよく似ているのだと思う。ジョンズホプキンズのSAISコロンビアのSIPAになるともう少し経済学科目に比重が置かれている印象がある。ベトナム料理屋では客人ということでごちそうになってしまった。ありがとうございました。

ワシントンDC ユニオン駅前
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国立航空宇宙博物館(外観)
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国立航空宇宙博物館(内観)
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ジョージタウン大学本部キャンパス
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McDonough School of Business
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Walt Disney World Marathonを走ってきた。内容は散々で、タイムは5時間36分だった。予定していた5分30秒で走り続けていたところ、折り返し地点到達前に失速、そのままタイムを落としながら足を引きずってゴールした。前回の北海道マラソンでは30km地点で同じような状態になり、4時間58分でゴールしたので、前回よりも持久力が足りなかったことになる。練習が直前になったので出来が悪いのは仕方ないのだが、アップダウンの激しいセントラルパークでの30km走を3時間強で走れていたので、早い時点での失速は残念だった。

タイムは誇れるものではなかったが、この大会の制限時間は7時間だったので、ミッキーマウスをかたどったフィニッシャーズメダルをもらうことができた。5時間制限の北海道マラソンのメダルとは感動度合いがかなり違うが、メダルのデザインに惹かれてエントリーしたところもあるので、もらえたことは素直に嬉しい。

次回は3月にHonda LA Marathonがあるので、2ヶ月できちんと調整して出ることにしたい。せめて30km地点までは目標ペースで走らないとタイム更新もできないので、ボストンに帰ったら10-30kmの距離を可能な限り練習だ。スピードを殺さずに距離を伸ばすために、1km×5のインターバル等も入れてみたい。

Walt Disney Marathon スタート地点
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長かったニューヨーク滞在も終わり、1月6日15時15分発のアムトラックSilver Meteorでニューヨークペンシルバニア駅からフロリダ州のオーランド(Orlando)へ向けて出発した。途中何か面白いことがあれば良かったのだが、座席が通路側だった上に停車中一度も外へ出なかったので、列車を降りたときはオーランドという結末だった。21時間40分の乗車で車中一泊という行程だったが、前回の全米一周旅行のときより疲れた。多分前回は乗車を重ねる中で旅慣れていったからだと思う。今回は隣に人がいて、十分にスペースを取って寝られなかったこも大きい。今回の旅行で一応通常の全米一周時に乗車する列車には乗れたことになる。前回全てに乗れなかったのは、今だに続くニューオーリンズ−マイアミ間で行われているハリケーンカトリーナ被害に関する復旧作業のためだ。

オーランドには予定より少し遅れて13時過ぎに到着した。アメリカの路線にしては良い方だと思う。アムトラックの駅は市街地と前々関係ないところにあるので、20ドルの乗合シャトルでホテルまで行くことにした。ただ、乗合といっても乗客は皆地元の人達だったようで、自分以外の乗客にはほとんど迎えが来ていたため、シャトルに乗ったのは自分1人だけだった。宿泊先はインターナショナルドライブというリゾートホテルが密集した地域にあるRamada Convention Center I-Driveというホテル。あいにくオーランドでホステルを見つけることができなかったので、ホテルの中で一番安いところにした。ここは一泊50ドル程度で、ニューヨークのホステルのピーク時と同じぐらい。

チェックインした後は、2日後に参加予定のWalt Disney World Marathonのゼッケンを受け取りに、タクシーでディズニーワールドまで行ってきた。ここはディズニーランドではなくディズニーワールドなので、施設の規模も大きく、複数の施設が広い敷地内に点在している。マラソンのゼッケンを受け取る場所の住所が事務局からのメールに記載されていなかったので、仕方なくEPCOTという4つあるディズニーワールド内テーマパークの1つに行き、そこから道を聞いてシャトルバスでゼッケンのピックアップ場所まで行った。

ゼッケンのピックアップ会場はESPN Wide World of Sports Complexというところで、色々なスポーツイベントが開催されるところらしい。会場の脇には大きな芝のグランドがあり、テレビ画面でそこで行われたサッカーやバスケットボールの試合のビデオを流していた。Walt Disney World Marathonは16,000人程度の参加があるのだが、その前日にハーフ、その前日に5km等と距離別に毎日レースがあるので、総参加人数はかなり多い。自分が行った時間帯もかなり多くの人が並んでいた。今日は明日のハーフと明後日のフルに参加する人達の両方がいた分、特に混んでいたのかもしれない。会場は上手くできていて、ゼッケンや荷物預け用の袋を全て受け取るためには会場で催されているEXPOの展示を全て通らなければならなくなっている。展示にはナイキやミズノ等のスポーツメーカーの展示即売を始め、マラソン用補助食品売り場や他のマラソンイベントの勧誘ブース等、色々な種類のものがあった。面白かったので、無理矢理そこを通されたという感じはしなかった。

今日受け取ったものは、ゼッケン、荷物預け用の透明な袋、ミッキーの長袖Tシャツ、(分厚い)イベントプログラム、月曜日のディズニーワールド無料招待カードだった。無料招待カードは、完走メダルと一緒に提示するとマラソン翌日の月曜日に無料でディズニーワールドへ入れることになっているもの。完走しないことには使えないので、最悪でも7時間以内でゴールするということは果たさないといけない。メダルは絶対にもらっておきたいしディズニーワールドで遊んで元も取らないといけないので、4時間を切れるかどうか以上に完走という課題は重要だ。

Amtrak Orlando駅
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ESPN Wide World of Sports Complex
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会場脇のグランド
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EXPO会場
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今日もランニングは休んだ。今日がマラソン前のニューヨーク滞在最終日だったので、セントラルパークを利用した練習はこれで終了になる。大会前の走行距離は122kmだった。オーランドでは体に負担をかけない範囲でジョグをして、長距離ランと15℃高い現地の気温に慣らしておきたい。

午後は国連ガイドツアーに参加してきた。国連へは大学4年生のときに行ったことがあったのだが、大学院で国際関係や開発について学び始めたところでもあるので、この機会に行ってみたくなったのだ。インターネット上で午後4時からのガイドツアーのチケットが購入できたので、3時頃に国連に到着してしばらく地下1階にあるショップ等で時間を潰した。

ショップのフロアには国連関連のグッズショップ、ブックストア、名物のその場で手紙が出せる郵便局、カフェテリアが並んでいる。グッズショップには大学のブックストアでよく見かけるチョコレートやTシャツがロゴを国連に変えて販売されていた。アメリカの大学グッズはロゴのプリントを変えればどこにでも卸せるよう汎用品化されている。日本では教科書を入れる大学のロゴ入りビニールケースをよく電車等で見かけたが、ああいったものの品揃えがより多いのがアメリカのショップだ。郵便局には絶滅危惧種の動物の写真やイラストを集めた国連オリジナルの切手が並んでいた。面白いとは思ったのだが、買おうとまでは思わなかった。子供の頃なら欲しかったに違いないのだが。

ガイドツアーは思ったよりもすごく充実していて面白かった。自分自身も前回とは比べ物にならないくらい集中してガイドの説明を聞いた。ガイドは一般的な国連の知識について説明して回ったのだが、クイズ形式で国連の加盟国数、公用語、アルファベット順に並んだ国旗群の最初の国旗が表す国等について参加者に聞いてきて、一々反応してしまった。答はそれぞれ192ヵ国、英語/フランス語/スペイン語/中国語/ロシア語/アラビア語、アフガニスタンだそう。公用語は第二次大戦の戦勝国、ヨーロッパという括りで考えるとアラビア語が出てこない。アラビア語は後で追加された言語だそう。

国連本部の概要の他にミレニアム開発計画PKOUNICEF等についての説明も受けたが、それぞれ大枠の話を聞いているだけの割に興味深かった。特にPKOの話はこれまで触れたことのない安全保障に関する内容だったので、純粋に関心が持てた。Fletcherで国連の活動や安全保障に関して学ぶことができるので、機会を見つけて関連する科目を履修してみたい。International Finance and BankingのCertificateを取るために履修科目ががんじがらめになってしまっているが、その中にいくつか潜り込ませることができると思う。今月後半から始まる春学期では、国連で勤務した経験を有するIan Johnstone教授によるL220 International Organizationsという科目もある。1学期に4単位しか取れないのでこれを履修してもCertificateや専攻の要件を満たせるかどうか確認が必要だが、可能であれば履修したい。もし現時点での履修が微妙なら、来年の春学期に履修する手もある。

国連本部
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国連総会会議場
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国連安全保障理事会会議場
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国連前モニュメント
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今日もランニングは控えた。日程が迫っている中で練習できないのは残念だが、2日前の10km走の後半の遅さを考えると、今体力を増やす努力をするよりは回復を待った方が良いと思う。十分走れないのは残念だが仕方ない。夜はニューヨークフィルハーモニックの公演に行き、帰りにわざわざ逆方向の電車に乗ってせたが屋へ行って、ラーメンと餃子を食べてきた。ここまでして足を運ばせるラーメンには魔力がある。

ニューヨークフィルハーモニックは、アッパーウェストサイドにあるリンカーンセンターで活動を行っている。リンカーンセンターはニューヨークフィルハーモニックが使用しているAvery Fisher Hallというシンフォニーホール、ジュリアード音楽院、ミュージカル施設等が入っている複合文化施設だ。ジュリアード音楽院には見学に行ってみたかったのだが、ホームページを見たところグループ見学しか受け付けていなかったので、あきらめることにした。この学校はとても有名とはいえ、他の学校に比して格別に良い立地と設備環境に恵まれた学校だと思う。

今日の公演内容は、ショパンの「ピアノ協奏曲第1番」とチャイコフスキーの「くるみ割り人形」第2幕だった。ショパンの方は、2010年のショパン国際ピアノコンクールで1位になったYulianna Avdeevaという学生奏者とニューヨークフィルとの共演だった。予習した限りでは、この曲はショパンの他の曲に比べて壮大な内容になっているとのことだったが、自分はそう感じられなかった。ショパンの他の曲をよく知らないし、何を分かっている訳でもないのだが、何となく陰鬱としていて好きになれなかった。この曲が壮大だというなら、他の曲はもっと陰鬱としているのかもしれない。ピアノ奏者についても恥ずかしながら上手いのかどうか自分では判断が付かなかった。ただ、25歳の年でみんなの前で間違えずに演奏できる度胸がすごいなぁとか、80人のコンクールを制したなんてすごいなぁ等と聴きながら考えていた。

くるみ割り人形の方はとても楽しく聴くことができた。童話の中の、特に主人公が楽しい冒険に出かけてるストーリーになっている第2幕の曲なので、楽しいものが多かった。有名な組曲なので、知っている曲をいくつも聴くことができたのも嬉しかった。個人的にはオーケストラの壮大さが感じられるチャイコフスキーの方がショパンの曲よりも好きだった。ショパンについては協奏曲のオーケストラパートの質が批判されていたりもするそうで、その点は大きな差だと思う。チャイコフスキーの曲についてはとても興味を持ったので、他の曲もぜひ聴いてみたいと思う。

くるみ割り人形については早速iTunesでMP3版を購入した。カフェのWiFiを使ってダウンロードしているので取得にものすごく時間が掛かっているが、聴くのが楽しみだ。思い出としてニューヨークフィルの音源が欲しかったのだが、あいにくそれは入手不可能で、代わりにサンフランシスコバレエオーケストラというところのものを購入した。生演奏の後で聴いてがっかりする内容でないことを祈る。

Avery Fisher Hall(外観)
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Avery Fisher Hall(内観)
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ジュリアード音楽院
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今日は激遅10kmランの後ということで、ランニングは休みにした。30kmランの後遺症は思った以上に大きい。せっかく時間に余裕はあったのだが、特に何もすることを思いつかなかったので、カフェを転々としつつ本を読む日にした。持ってきているのは国際開発系のノンフィクションなのだが、小説と違ってのめり込んで読むという感じではないので、短い時間で飽きてしまう。インターネットにつながるスターバックス等の店にいるときは、インターンネットを見たり本を読んだりという感じでやることを変えながら過ごしていた。

夕食は一昨日行ったSaigon Grillにまた行ってしまった。宿泊先から近いというのが大きいのだが、今回行ったニューヨークのレストランの中で雰囲気が一番気に入ったというのもある。他にも色々良いレストランはあるのだろうが、自分が持っている予算の中で最大のパフォーマンスを出してくれるという意味で、ここはとても良い。

今日特に何もすることがなかったのは、事前に決めていたスケジュールがこの日には当てはまらなかったということも理由だ。明日はニューヨークフィルハーモニックのコンサートに行って、明後日は国連のガイドツアーに参加することにしている。谷間の日ということで今日はなんだかつまらなかったが、読書とインターネット閲覧を時間をかけてできたので良かった。

インターネットではひたすら「世銀プロフェッショナル」というホームページの「世界銀行スタッフの横顔」というインタビュー記事26件分を読んでいた。皆さんそれぞれに大変な思いをされて世銀に入行したことが記事から分かり、心が洗われる気分だった。自分も多少のことで折れたり逃げたりしてはいけないと感じた。フレッチャー出身の方のインタビューもあり、自分がその人の経験と比べて大学院生活に対する必死さが足りないということも思い知らされた。どんな取り組みでも最初はやる気になり、慣れてきた頃にだれていくものだと思うが、少なくとも次学期の授業履修開始に当たって気合いを入れ直しておく必要がある。
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ランニングを2日休んだので、そろそろ大丈夫だろうと思って今日は10km走をやってみた。3km頃までは足も動いて快調だったのだが、それを過ぎた辺りからは30km走後のランと同様、急に足が動かなくなり、最後までのろのろと走るはめになってしまった。どうやら30km走の影響は想像以上に大きいらしい。明日明後日と改めて休みを入れて、回復を待つことにしたい。マラソン本番も1月9日に迫ってきているので、残念だがもうあまりハードなトレーニングはできなそうだ。

ランニングの後はニューヨークに来ていたサマースクールの同級生と牛角でビールを飲みながら焼肉を食べた。日本では見飽きるほどある牛角もボストンにはないので、ニューヨークにいるときにだけ体験できるイベントだった。肉やタレは日本の牛角と全く同じで、ビールもキリンやエビス等日本のものだったのだが、店員は見た目だけ日本人に見えなくもないというアジア系アメリカ人で占められていて、誰も日本語を解さなかった。きっと外国人からは日系人かその他アジア系かは区別が付かないだろう。牛角での食事代は、自分が貧乏学生だからということで、一緒に行った人にすっかりご馳走になってしまった。ありがとうございました。

牛角ニューヨーク
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今日も体調を戻すためにランニングを休んだ。ランニングの時間分余裕ができたので、昼間はアメリカ自然史博物館に行ってきた。自然史博物館はこれまで行ったことがなかったのだが、映画のナイトミュージアムを観て一度は行ってみたいと思っていた。

すごく楽しみにしていたのだが、展示物は思ったより退屈だった。確かにナイトミュージアムのように動物が勝手に動き出せばとても面白いのだが、それぞれの展示物はもちろん静止しているし、特に興味を引くものもなかった。展示物の多くが現在アフリカや北米で生息している哺乳類だったことも大きい。熊や鹿を等身大の模型で展示しているのだが、現在生息しているものを静物として、しかも等身大で展示する理由がよく分からない。これなら動物園で生きた動物を観た方が断然良いと思う。

一方で恐竜の巨大な化石の模型はスケールが大きく、子供達の目を引いていた。自分も子供のときは恐竜が好きで、一度だけ国立科学博物館に行ったときはとても興味を持てたことを覚えている。恐竜の展示に興味が持てないのは、展示物がつまらないからでなく自分が大人になってしまったからだと思う。

若干失望気味に展示物を観た後、せめてショップで面白いものを見つけようとミュージアムショップに寄ったのだが、市販品の寄せ集めでオリジナルの商品はほとんどなしという状況で、こちらにもがっかりした。結局何も買わずにミュージアムショップを出ることになった。映画の効果もあってせっかくこれだけ有名になっている博物館なのだから、ショップにもう少し力を入れても良いと思うのだが。そういう意味ではMoMA等はがんばっているかもしれない。

博物館を出た後は、近くにあるSaigon Grillというベトナム料理屋で夕食を取った。『地球の歩き方』に載っていた店で、たまたま近くにあるから立ち寄ってみたのだが、かなり良い店だった。雰囲気は想像していたような雑然としたアジア料理店ではなく、少し高級感を感じさせるものだった。一方で料理の値段はそれほど高くなく、敢えて安いものを注文しようと努めたりしなくて済んだ。ニューヨークでB級グルメ系の店ばかり回っていたことの影響もあると思うが、ちゃんとした店はここまで心地が良いのかと少し感動しさえした。

アメリカ自然史博物館(外観)
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アメリカ自然史博物館(内観)
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Saigon Grill
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今日のランニングは昨日までの疲労を考えて休むことにした。大晦日ということでタイムズスクエアでは0時前にカウントダウンがあるので、それには参加しようと夜までミッドタウン周辺でカフェに入って本を読んでいた。何かすることがあれば良かったのだが、読もうと思って持ってきていた本をあまり読めていなかったので、良い機会だったと思う。5-6時間読書に使うことができた。

時間つぶしのためにカフェに立ち寄る合間に温やといううどん屋に行ってみた。天婦羅うどんを注文したのだが、天婦羅もきちんと揚がっていたし、麺もきちんと打った讃岐うどんのようで、味は日本のものと同じだった。店内もきれいで居心地が良かった。ハッピータイムに1.99ドルで出しているというサッポロ生ビールも飲んで上機嫌になってしまった。

カウントダウンには、大晦日前にニューヨークへ来ていたFletcherの友人と出かける予定だったのだが、本人がニューヨークにいる勤務先の上司に捕まってしまったらしく、結局合流できなかった。カウントダウンにはあまりにも多くの人が来ていたので、タイムズスクエアまでたどり着くことはできなかった。早い時間から行って場所取りしておけば問題ないのだが、カウントダウンのためだけに寒空の中それをする気になれず、直前まで近くのカフェで本を読んでいた。結局カウントダウンが済むと皆そそくさと家路に着いていたので、この程度の気合いで良かったのかもしれない。

温や
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カウントダウン後のタイムズスクエア
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