カテゴリ:就職活動( 12 )

5月30日が締切になっていた世界銀行のJPOに関して、一次応募不通過の連絡があった。この一次応募は完全な初期スクリーニング目的で、アンケートのような選択式フォーマット上でTOEFLが100点を超えているか、修士を取得済みか取得見込み等の回答を選択するものだった。学歴や職歴を書く欄もなく、名前と連絡先を記入して提出し、通過者には別途CVと500語の英文エッセイの提出を求めるという形式になっていた。

JPOの採用先になっている6部門での募集のうち、2部門については年齢、職務経験、大学院での専攻科目とも見事に合致するものだったので、CVとエッセイを提出すればかなり可能性があると思っていたのだが、今回はそれすら提出することができず、残念な結果に終わった。落選理由があるとすれば、大学院在学中で修士未取得という項目になると思う。履歴書とエッセイの提出締切が6月1日で一次応募の締切から2日しか猶予がなかったので、応募した2部門の英文500語エッセイを既に作っていたのだが、読んでもらうことすらできず、本当に心残りだ。世界銀行には短期コンサルタント等の別の方法でアプローチを続けることになる。

JPO落選通知と同時に国際金融公社(IFC)のジョブフェアの事務局から履歴書提出催促のメールが届いた。応募した後そんな通知を受けたつもりはなかったのだが、後からメールのゴミ箱を見てみると確かに2日前そういった趣旨のメールが届いていた。採用関連の通知にしてはタイトルがあまりにもメールマガジン的だったので、誤って削除してしまっていた。早速履歴書を送ったが、メールによると、参加希望者多数のため履歴書を確認した上で参加者を決めるとのことだった。ジョブフェアなのに事前選考があるという不思議なプロセスだが、もし参加できることになれば、その時点である程度人数が絞られた状態から選考に参加することができる。ただ、世界銀行のJPOのようなこともあるので、結果を待たないと何も言えない。
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FletcherのOffice of Career Service(OCS)が主催するWashington DC Career Tripの説明会があった。説明会には30人程度来ていて、その多くがWashington DCで過去に働いていたことのある学生だった。1年生より2年生が多かったのも特徴的だった。

内容は1月14日に開催されたNew York Career Tripと同様で、OCSが用意するセクター毎の卒業生パネル、機関毎のサイトビジット、全体での懇親会等に必要に応じて持ち点100点を賭けて席を勝ち取るというもの。New Yorkと同じく現地集合現地解散なのだが、今回はWashington DCということで距離が遠いため、飛行機で移動することになる。自分は格安だと思って往復120ドルのUS Airwaysのチケットを購入したのだが、Fletcherの学生のほとんどが参加しているSocial ListというメーリングリストでSouth West Airlinesの39ドルのチケットの情報が流れていて、失敗したと思った。

説明会後に早速持ち点を賭けるためのサイトがオープンになっていたため、世界銀行(World Bank)のパネルに10点、国際金融公社(International Finance Corporation、IFC)に90点を賭けておいた。前回は席に余りのあるセッションに20-30点賭けてしまったので、二の轍を踏まないように考えた。世界銀行のパネルは定員50人、IFCのパネルは定員20人なので、これで何とかなると思う。だめだったら2連敗だ。

New York Career Tripと比べると、Washington DCの方はOCSが設定したスケジュールにかなり空きがある。その時間はOCSが配布する卒業生のコンタクト先リストや自分自身のつてを辿って自らアポ入れをするようにとのことだった。だったら皆と予定が被るこのタイミングでなんか行きたくないというのが本音だが、もう航空券も取ってあるし、他の学生と競争しながらOBとのアポ入れに励むことにしたい。できれば世銀/IFCに勤務されている日本人の方に数人お会いしたい。
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FletcherのOffice of Career Service (OCS)の職員が業務の空き時間に実施している30分間の個別面談に参加した。OCSの職員は民間企業、国際機関/NGO、米国政府等の専門分野をそれぞれに持っていて、関連するネットワーキングや情報提供は自分の関心分野に応じて職員を選択し、コンタクトする仕組みになっている。自分は今回国際機関/NGOの担当者と面談した。

今回は特に職員から聞きたい情報はなかったのだが、国際機関のインターン募集は1月末締切のところがほとんどのため、予め話をしておいて応募/選考過程で相談しやすいようにしておきたかったという趣旨で面談を申し込んだ。担当者は恐らく30代後半ぐらいの女性で、George Washington大学の国際関係大学院を卒業後、世銀の業務に関連するコンサルティングを数年経験した経歴がある。

インターンの応募方法等は各機関のウェブサイトを見れば済む話なので、担当者からはインターンの倍率やコネの必要性等についての裏情報を得るというのが主なメリットだと思う。実際担当者は世銀やその他開発金融機関の採用やインターンの倍率等に熟知していて、色々と教えてくれた。特に、ウェブサイトを通じての応募はレジュメを読んでもらえる可能性が相当低いため、個人的なコンタクトをメインにしてインターンを探した方が良いという情報は役に立った。

後は、Fletcherが主催するニューヨークやワシントンDCへのキャリアトリップでのネットワーク作りを他の学生に先んじて行うことや、各機関の日本人ネットワークを積極的に使うこと等を勧められた。分かってはいたことなのだが、多くの採用は正規の審査プロセスではなく、こうしたネットワークによるものであるとのこと。実力を公正に判断する採用を行っていないことは腑に落ちないのだが、だからといってそういった体質がすぐに変容する訳でもないので、ネットワーク作りを中心にインターン探しを進めていかないといけない。

レジュメやカバーレターのリバイズ等は折に触れて進めてきたので、後はネットワーキングを積極的に進める中でこれらを担当者に送付していくことになる。簡単にはいかないプロセスだとは思うが、希望する機関からインターンの枠をもらえるまでは継続する必要がある。国連開発計画(UNDP)国際金融公社(IFC)でそれぞれにインターンできるとベストなのだが、そう簡単にはいかないだろう。

1月の締切頃までは採用担当者がインターン候補者の応募書類を見ることはないそうなので、それまでは応募先のリサーチを行った上で、各機関が課すエッセイ等について文章を練り、納得のいく状態で出願できるようにしておきたい。冬休みはインターンの応募準備にある程度時間を割く必要がありそうだ。
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今日はOffice of Career Service (OCS)の職員が個別に実施しているCover Letter (カバーレター)のレビューセッションに行ってきた。カバーレターとはインターンや就職活動の際に企業や機関に宛てて送付する書類の1つで、志望同期書のようなもの。書類一式の先頭に置いて自己紹介や志望理由等を手紙の形式で応募先に審査を依頼することになっている。前回はグループセッションでレジュメのレビューを行ってもらったので、今回は出願におけるもう1つの重要書類であるカバーレターを見てもらうことにした。1対1で行ってくれるので密度は非常に濃く、見てもらって良かったと思った。

レビューを行ってくれたのは週2回パートタイムでFletcherに来ている年配の女性で、Fletcherに来る前はMITのSloan Schoolでキャリアサービスの仕事をしていたとのことだった。Fletcherに来て5年目になるとのこと。一線を退いてパートタイムで仕事をしているので勘が鈍っているのではないかと少し心配だったが、そんなことはなく、レターの内容だけでなく想定応募先の企業情報等についてもSloan時代に得た情報を引き合いに出して色々と説明してくれた。Sloan時代に指導した学生のレターサンプルのうち、自分が送付先として想定した業界を志望していた学生のカバーレターのコピーをくれたりもした。

パートタイムということで日々の雑用に追われていないせいか、レターの添削内容もかなり丁寧だった。ノンネイティブとしての間違いまで正してもらって恐縮だったが、一文一文丁寧にコメントをくれて、全体の構成における各文の価値の有無についても批評してくれた。ここまでやってくれるのならもっと入念に文章を作り込んでくれば良かったと反省した。特に書き方の分からなかった箇所についてはOCSが配布しているカバーレターのサンプルから引用した文をそのまま使っていたので、自分自身のレターに適用するには無理があり、あまり意味を成さない文章になっていた。

本来であればフルタイムの若い担当者がビシバシ鍛えるというものなのだろうが、パートタイムであっても過去の経験から色々と価値のある指導をしてくれる人だったので良かったと思う。もし次にお願いするときは文章をレベルアップさせて持っていかないと申し訳ない。逆に、Sloanや他のビジネススクールでは、この人が若い頃恐らくそうであったようにフルタイムの熱心な担当者が揃っているのだと思うとうらやましい。難関の民間企業への就職が生命線になっているビジネススクールの学生は就職活動も必死だろうから、それに応えられるレベルのキャリアサービススタッフが必要なのだと思う。
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Office of Career ServiceがセッティングしたIan Johnstone教授による国連への就職に関する講演会に参加した。Johnstone教授は国連出身の法学博士(JD)で、FletcherでPeace Keeping OperationやInternational Organizationに関する法律系の授業を担当している。下記は講演録。

[講演録]
経歴
私はFletcherに来る前、2000年まで国連で働いていた。その後は外部からコンサルタントして関わるような立場を取っている。国連以前には、カナダ・トロント大学で法学博士号(JD)を取得した後、1991年にコロンビア大学でLL.Mを取得した経歴がある。カナダは国連の職員人数が過剰割当になっており、カナダ国籍を持っていることは不利に働く。

国連への就職
国連への就職については、当初法務関係や人道支援関係の業務に携わっている人を誰も知らなかった。国連に対し色々と出願を行ったが、連絡をくれたのはたった2部門だった。1つは法務部門で、電話してきてくれたので話したが、内容は「今は与えられる仕事がないので何もオファーできないが、名前は覚えておくようにする。」と言われただけのものだった。1年程度経歴に合致する職務を探してみるが、オファーできる保証はできないので、他に仕事が見つかった場合はどうぞそちらに言ってくださいと言われた。国連から仕事を得るには適切なタイミングで適切な位置にいることが重要だ。

国連での経験
その後、紆余曲折のある多くの交渉を経て、International Peace Academyが私を採用したが、給料はとても安かった。一方でInternational Peace AcademyやPKOは他の機関と違って独自の責任に基づいて活動しており、責任ある業務を任せてもらえるメリットがある。私が職務に就いたのは丁度コフィ・アナンが事務総長に就任した時期であり、彼に対する直接的な業務遂行を行うことができた。

国連勤務後
国連を離れることになったのは、Fletcherが国際機関での勤務経験と法務のバックグラウンドを持つ教職員の採用情報を出していたため。残りのキャリアとして、国連の外部で学術的な職種に就いていることが面白いと感じている。現在の職務に比べ、国連ではより政治的なダイナミクスがある。次の職種に行くために現在の職種を離れることも可能であるし、スーダンに1年勤務した後アフガニスタンに1年勤務するということも可能である。実際、現在の在アフガニスタン特別代表はそのようにして異動した。学術的なキャリアと同様、ある人にとっては国連でキャリアを積むことの方に価値があるだろう。

国連への就職
多くのFletcher生が業務を国連で終えるとは言え、国連から職を得ることは非常に困難である。どの国際機関で働いたかは重要でなく、むしろどういった評価や責務を持って過去の業務に臨んでいたかの方が重要である。法律職の自分に取ってはキャリアパスの形成が簡単ではなかった。国連での人材配置は悪夢だ。職員は6-7時までオフィスで働き、11時までは官僚主義的な体制の中で業務をどう扱えば良いかを考える。国連は官僚的組織であり、それをどう扱えば良いかを考える必要がある。国連本部で機械の一部になることが自分に取って意義のあることなのか否かを考えるべきだ。一方である人はUNDPは良い評価を得ていると言う。確かにいくつかの地域オフィスではそうだと思う。

就職に関するアドバイス
Fletcherの学生であることは国連への就職において大きな助力になる。あなた方は国連で職を見つけるための良いポジションにいる。Fletcherの学生であればシニアのポジションにいる人達も会うだろう。英語が話せることは重要だが、書けることはそれ以上に重要である。また、いくつかの機関ではフランス語を優先して用いる。但し、フランス語を書ける必要はなく、読めれば問題ない。しかしながら、英語をフランス語の能力をバランス良く備えていることの方が、どちらかのみが非常に流暢であることよりも重要である。学生から頻繁に受ける質問としてあるのは、国連職員に求められる資質はゼネラリスト的か、スペシャリスト的かというもの。私はゼネラリストが求められていると思う。他の人は違った答え方をするかもしれない。

インターンについて
PKOは危険地域における不安定な業務になるため、インターンを採用しない。UNHCR、UNDPや他の機関は積極的に採用している。UNDPのナイロビオフィスで働く機会等が得られるかもしれない。但し、全てのインターンが面白いわけではない。プログラムを入念にチェックすることを勧める。最も重要なことは、何か成果を生み出すこと。2番目に重要なのは、Fletcherの卒業生とコンタクトを取ること。職員は忙しく、諸問題に関する詳しい分析を行う余裕がないため、特定の問題に関するレポート作成をインターンに依頼すると思う。そこで良い評価を築き上げるべきだ。2ヵ月におけるアフリカでのインターン等は、将来のキャリア形成において価値あるものになるだろう。
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Office of Career Service (OCS)が提供しているEmployer Information Sessionで、Mutual Investment Guarantee Agency (MIGA)の担当者がFletcherに来ることになっていたので参加した。MIGAは世界銀行グループに属する5つの機関の1つで、世銀が行う融資に関する保証業務を行っている。業務内容を聞くと、ポリティカルリスク、災害リスク等を分析する点で保険業に近いように感じた。100人程度の小規模な機関で、ワシントンDCにオフィスを構えているとのこと。入社するのはHarvardのMBA等、実業界出身者が多い様だった。

スピーカーはMIGA COOのJames Bond氏。セッション参加登録のときに名前を見て冗談かと思ったが、どうやら本名のようだった。誰もそれをネタにして笑わせようとしないし、本人も大真面目にプレゼンしていたので、もう自分の名前ネタには飽きてしまったのか、茶化されるのがすごく嫌なのかどちらかなのだろうと思った。Bond氏の雰囲気は、007のそれというよりは世銀総裁のRobert Zoellickに似た感じだった。

プレゼンで紹介を受けたMIGAの概要は下記の通り。

Insurance Investments
- IDA-eligible countries
- In conflict-affected environment
- In complex infrastructure projects

Risks Covered
- Currency inconvertibility
- Expropriation
- War and civil disturbance
- Breach of contract
- Non-honoring of sovereign financial obligations

MIGA guarantees can help investors
- Access funding and lower borrowing costs
- Access the WBG's knowledge and expertise
- Manage environmental and social risks
- Resolve disputes by inveraging the WBG "umbrella"
- Mobilize and complement insulance capacity from other public and private insurers

Example
- $88.3 million guarantee for Geothermal Power Plant in Kenya
- $2 billion guarantee for Financial sector in Europe and Central Asia
- $427 million guarantee port in Djibouti

Research and Knowledge
- World Investment and Political Risk Report

MIGA Professional Program
- Every year 3-4 people for 2 years contract
- IFC / WB have similar criteria
- Inerest in diversity
- Project finance familiarity

5年以上の職務経験を前提とした応募に限るとセッションの告知に書かれていたが、実際の応募はそれ以上の職務経験を持つ人もかなり参加すると思う。他の国際機関の状況を考えると、3-4人の募集に1,000以上が応じるのではないだろうか。可能性はともかくとして、これまで名前しか知らなかったMIGAという機関の業務内容を詳しく知ることができて良かった。HP等でもう少し具体的に理解したいと思う。
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今日は国連開発計画(United Nations Development Programme, UNDP)の職員によるインフォメーションセッションがあったので参加してきた。OCSが2日前に実施してくれたUnited Nations Hiring Overviewや、International Organizations Internship Panelで得た情報と重複しているところが多かったので基礎情報に目新しいものはなかったが、採用担当者が学生に求める条件等について少し話を聞けたことは良かった。

スピーカーはアメリカ人で、10年程度アフリカで勤務した経験のあるみっどキャリアの担当者だった。UNDP以前はNGOで働いた経験を持っているとのこと。祖父は1950年代に韓国の国連業務に関わったことがあり、父も国連関連の仕事をしていたそう。家庭環境は個人のキャリア志向を左右する大きな要素になるなと思った。

UNDPの採用方法
・ Policy/Project Personnel (FTAs)
・ Temporary Appointments (TAs)
・ Young Professionals (YPs)
・ Junior Professional Officers (JPOs)
・ Special Service Agreements (SSAs)
・ United Nations Volunteers (UNVs)
・ Interns

JPOは、日本を始めとするUnder-represented Countriesの政府が自国からの派遣という形を通じて国連に人材を送り込むもの。日本人の応募者はかなり多いはず。

JPOs
・ Western Europe and Korea/Japan supports JPOs
・ Usually under 32 years old
・ Provides young professionals with hands-on experience in multilateral development assistance
・ Qualifications: Master’s degree in a development related discipline; language skills, excellent IT skills, minimum of 1-2 years of working experience

LEADはJPOに比べてより職種レベルが高いもので、年齢も35才までと上限が高い。恐らく被採用者は国連内で幹部候補生として扱われるのだと思う。

LEAD Programme
・ Talented, motivated, results oriented and energetic individuals with a strong commitment to development
・ Ability to share and leverage useful knowledge and mobilize resources and partnerships and work effectively in a multicultural environment
・ A post graduate masters degree
・ 5 years relevant work experience, preferably field-based
・ English and at least one other UN official working language
・ Under 35 years of age

Job Levelは下記の通り。P-2の職務経験要件が2年であっても、10年の経験を有する人材が申し込んできたりする。職歴に関しては低いレベルにおいてもかなりインフレする傾向にあるとのこと。

Job Levels
・ P-2: Entry level requiring a Masters + minimum 2 years of relevant experience
・ P-3: Entry level requiring Masters + 5 years of relevant experience
・ P-4: middle management requiring Masters + 10 years of relevant experience
・・・・

出資比率に応じた人材が不足している国として数十ヵ国が挙げられていた。日本はその中で最も人材の対出資額比率が低い国であると説明していた。

Underrepresented Nationality
・ Afghanistan
・・・
・ Japan (Least under-represented country)
・・・

応募は、他の機関と同様にウェブを通じて募集職種を探し、ウェブ上でアプライする方式。

Application Process
・ All external vacancies at UNDP are advertised on the website
・ UN Website: www.unsystem.org (All links are available)
・ UNDP Jobs Website

採用手順は下記の通り。CVや、P11という国連の特別プログラム(UNDP, UNEP等)において求められる文書の作成、提出が必要となる。OCSによると結構厄介な文書らしい。

Applying for Jobs at UNDP
・ All applicants need to go through a competitive process and need to apply via the appropriate mechanism
・ Posts are usually only advertised for two weeks
・ Usually require an achievement oriented CV/P-11
・ If short-listed, candidates will be subject to a competency-based interview and candidates will be required or Personal History form (P11)
・ All candidates subject to academic and reference checks
・ Usually takes 2-3 months to be recruited (higher lever positions may take longer)

下記はスピーカーの考えるUNDPでのキャリア獲得・形成に必要な条件。

Managing My Career Historically
・ Qualifications
・ Documents
・ Networking
・ Reputation Management (e.g., Never send an angry email.)
・ Competency
・ Job Satisfactions
・ Values
・ Opportunity Scans (e.g., Top 6 budgeted countries)
・ EQ
・ Momentum
・ Luck
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水曜日の夕方17時半から行われた国際機関のインターンシップパネルに参加してきた。パネルという名前から、2年生数名のインターン経験を聞く感じかなと思っていたのだが、やはりその通りだった。パネリストとして出席していたのは2年生5名で、それぞれに国連やOECDでのインターンを経験してきたとのことだった。それぞれの詳しいインターン経験は下記。遅参したせいで最初の1名の説明を聞き逃してしまったので、4名分掲載します。


国連開発計画 (United Nations Development Programme, UNDP)

(インド人、男、MIB (Master of International Business) 2年)
・UNDPインドオフィスでインターンを経験。
・Fletcher進学前はホテルマネジメントの業務に3年間携わっていた。
・Fletcherの学生は良く働いてくれるということで国連の事務所は歓迎してくれるが、多くのケースにおいてインターンに求める責務が決まっていないので注意が必要。
・自分の場合は夏期に職場を離れる上司の身代わりとして働くことになった。プロジェクトマネージャーレベルの職員は皆忙しく、他の職員の仕事に構っていられないので、上司の穴埋めを一人でやらなければならなかった。
・インターンは時折正規募集を行うべきポジションの穴埋めにも利用されることがある。
・国連にしろ開発金融機関にしろ、大抵は無償のインターンになるので、タダで働いてくれる人材として需要は必ずあると思う。

経済協力開発機構 (Organization for Economic Co-operation and Development, OECD)
(アメリカ人、女、MALD (Master of Arts Law and Diplomacy) 2年)
・Fletcher進学前はアメリカでコンサルタントして5年間働いていた。
・FletcherではNGOや南米、特にブラジルに興味を持って学んでいる。
・OECDにおけるインターンのポジションは、OCS (Office of Career Service)を利用して得た。
・OECDのインターンに参加したFletcher生は合計3名で、他の2名(女)は個人的にコンタクトしたそう。
・インターンにおける責務はODAの状況に関するプレゼン、ブリーフィングをミーティングの場で定期的に行うものだった。
・インターンを得るためのアドバイスとして、OCSでインターンの募集状況を定期的に確認することと、入念な調査をした上でとにかくレジュメを送ることを挙げておきたい。

国連高等難民弁務官事務所 (The United Nations Refugee Agency, UNHCR)

(アメリカ人、女、MALD2年)
・Fletcher進学前はOxfam(NGO)のイラン事務所で2年間働いていた。
・インターンでは中東(ヨルダン)とアフリカの難民問題に関わった。
・主な責務は、EU政府の難民関連の部局とコンタクトを取って協議を行うもの。
・インターンのポジションは1月に取得した。

国連平和維持活動局 (United Nations Department of Peacekeeping Operations, UNDPKO)
(アメリカ人、女、PhD)
・自分の経験はPhDということで他のパネリストとは内容が若干違うと思う。
・インターンのポジションはPeace Keeping Operationの授業を担当しているIan Johnstone教授を通じて得た。
・Johnstone教授は多くの情報を持っているのでお勧め。
・自分はPhDということもあり、教授の力を借りてインターンを得たため、インターン獲得活動にあまり時間を割いていないが、OCSとはコンタクトを取っていた。

国際機関、特に国連は無給のインターンを基本としているため収入面では厳しいが、逆に無償で働いてくれる人材として受け入れてもらいやすいとのこと。UNDPや世界銀行は、特にその状況が当てはまるそうだ。このパネルも国際関係大学院であるFletcherらしい内容だと思った。出席者も多く、就職先としての国際機関に対する学生の関心度合も高いと感じた。
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今日はOCSのスタッフによる国連の採用プロセスに関する説明があったので参加した。内容は主に国連機関の種類と採用方法の種類、インターン及び本採用に向けての採用スケジュールだった。スケジュールについては、夏のインターンの締切を1月31日としている機関が多いらしく、12月から1月にかけてが出願のピークになりそうだ。ADB (Asian Development Bank)等、機関によっては大学院に人数割当を行っているところもあるようで、その場合はOCSを通じて応募する形式になるとのこと。大学院内でも競争が起きることになりそうだ。

国連機関は数多くあるが、国連高等難民弁務官事務所 (UNHCR)、国連開発計画 (UNDP)等はFletcherから輩出した実績がある程度多いらしい。OBとのネットワーキングや応募書類の記入方法を含め、どのように国連機関にアプライしていくかについてスタッフが説明していた。国連が採用において求める条件は下記の通り。

応募要件
・職務に関連した能力
・3年以上の職務経験
・言語能力
・国連でのインターン経験
(国連ボランティアとしての短期的な勤務経験、関連するNGOにおける勤務経験等)

UN Secretariatによる採用方法
競争試験
・年1回秋に開催
・P-2レベル=32才までの年齢制限
・出資比率に応じた職員の比率を達成していない国籍の者に資格
・試験分野は採用予定職種のニーズによって決まる
・合格者はロースターに名前が掲載され、空席が出た際に採用

JPO
・競争試験と同じく理想的な職員比率を満たしていない国の政府が実施
・JPOに関するウェブ、各国政府のウェブを個別に参照
・日本を含む23ヵ国の政府と個別契約を締結の上実施

空席公募
・特定の職種募集
・ロースターを利用した一般採用

UNDPに関しては、特に下記の採用プロセスが設けられているとのこと。
・LEAD (2010中頃から開始される採用プログラム)
・JPO
・空席公募

国連の職種に応募する場合は、文書作成が非常に重要だと担当者は言っていた。UN Secretariatに提出する文書であるPersonal History Profile (PHP)、UNDP/UNEPといったプログラム向けの応募にはP-11というフォームを作成する必要があるそうだ。恐らく求められる語数も多いだろうし、推敲も含めると作成には時間がかかりそうだ。

最後に国連でのインターンへの申込手順に関する説明があった。

応募手順
・オンラインによる応募
・資格要件の確認
-欧州所在の機関への応募に関する追加書類-
・Fletcherによるサポートレターの提出
・レファレンスレターまたはレファレンス先の提示
・ライティングサンプル
・成績証明書

Hiring Overviewという名前の通り、概観しか教えてもらえなかったのは残念だったが、これからインターンの応募に臨む1年生に取っては丁度良い情報量だったかもしれない。国際機関の中にはFletcherが採用枠を持っているところがあるようで、まずそこに入ることが必要になりそうだ。国際機関の世界では、学内でも学外でも高倍率の競争になることは避けられないと思う。
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今日の昼、Office of Career Service (OCS)が主催する世界銀行のインフォメーションセッションがあったので、参加してきた。Fletcherの卒業生は民間、政府機関、国際機関、NGOの4分野に主に散っていくが、今回は国際機関を志望する学生が途上国中心に集まっていた。自分も幅広く業界に当たり、情報収集を行うためにこれに参加した。

説明を行ったのはFletcher出身の世銀のミッドキャリアクラスのアメリカ人。冗談を交えて楽しく話をしてくれた。世界銀行職員の出身国別割合が各国の出資金額見合いのクォータ制になっていることは有名だが、今回もその話が出た。特に日本、ドイツ等の出身者が出資比率に対して不足しているので、それらの国籍を持っているのであればぜひ積極的に出願してほしいと言っていた。

職種については、環境やネットワークインフラ等の流行りものに限らず、自分達がFletcherで勉強している事柄であれば何でも世界銀行のポジションに当てはまるとの説明をしていた。学生一人一人をランダムに当てて、専攻を聞いた上でそれぞれに当てはまる職種を答えていた。学生の回答が何であれ、自分の論旨に持っていく手法は、学生の関心を強く引き寄せていた。語気の強弱、冗談のタイミング、聴衆を巻き込むインタラクティブな進め方等、見習うべき点がたくさんあった。「日本人はプレゼンが下手」という日本のビジネス本等で使われるコピーは嫌いなのだが、やはり日本人の感覚では表現できない効果的なプレゼンの手法というのはあると思う。

世銀に限らず、就職活動全般において価値があると思われる情報提供も行ってくれた。先ず、インタビュアーが分かったら必ずその人のバックグラウンドを調べること。共通の話題等が持てれば印象にも残るし、能力で他の志願者と同一レベルと見なされた場合に優先して拾ってもらえる可能性もある。また、面接が終わったらEメールでも手紙でも良いので必ずお礼状を出せと言っていた。これは皆やっていそうなのだが、意外に実行している人は少ないとのこと。説明者は一度ももらったことがないと言っていた。確かに自分が採用担当者なら面接をどう感じたか等のフィードバックがあると嬉しいし、他の多くの志願者の中でも強く印象にも残る。これは最低限実行したい。

Fletcher卒業生とのネットワーキング等におけるEメールの書き方にも言及していた。世銀の職員は中堅レベルで100通以上、シニアレベルになると数百通のEメールを1日に受け取るので、内容はスクロールしなくても読めるぐらいの簡潔なものにすべきとのことだった。また、スペルミスを見つけた瞬間にそのメールは捨てるとも言っていた。多くの学生からのメールを読まなければならない中で、これは最低限のスクリーニングなのだろう。この点も気をつけなければならない。

また、世銀のウェブ上のジョブポスティングに対する返答の仕方についても言及があった。世銀は出願者数が多く、1件の募集に対して500通程度の応募が来るため、採用部門が審査する前に人事部門がプレスクリーニングをかけてショートリストを作るとのことだった。この過程では専門性のない担当者が履歴書とカバーレターを次々に裁くため、募集職種と経歴が強く関連していることを示せと言っていた。具体的な方法は、募集要項にあるキーワードをそのまま履歴書とカバーレターに含ませること。これによって、募集分野の知識がない人事部門の担当者が適格な応募者と判断してくれる可能性が高まるとのことだった。採用担当者側のみが知る、的を射た有用な手法だと思った。

最後に採用プロセスとインターンの話が出た。採用方法は下記の通り。

Formal
・YP (Young Professional): 32才以下で修士以上の資格取得者
・JPA (Junior Professional Associate): 28才以下の学士取得者で、大学院にフルタイムで在籍

Informal
・STCs (Short-term Consultants): 短期契約の現地コンサルタント。プロジェクト毎に人材を募る。サマーインターンと代替可能。
・ETCs (Extended-term Consultants): STCsよりも長期間のプロジェクトに携わるコンサルタント職。

YPの募集は夏、インターンの募集は1月31日が締切とのことだった。説明者は特にSTCsでインターンを獲得することを強く勧めていた。背景にはYPやJPAの倍率が非常に高いということがあるからだと思われる。実際にSTCsを経験してYPに採用された職員のケースも紹介していた。

こういったインフォメーションセッション等は今後もOCSが定期的に開催してくれる。できるだけ選り好みせず、様々な業界の情報を得たい。次回のインフォメーションセッションは国連開発計画(UNDP)。Fletcherの特色から、国際機関系のイベントが多い。
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