オファーレター受領(UNDP)

夏に参加することになっている国連開発計画(UNDP)ニューヨーク事務所でのインターンについて、ようやくオファーレターをもらうことができた。1月のニューヨークキャリアトリップから数えて3ヵ月になるので、本当に長いプロセスだった。といっても実際のプロセスは1ヵ月弱で簡単に終わっていて、その後不要な作業で2ヵ月超を費やすことになったという背景がある。あまりに不毛な上に苦労が多いプロセスだったので、書いておくことにしたい。

UNDPでのインターンは、1月に行ったNew York Career Tripで会ったマネージャーが引っ張ってくれたもので、形式上のプロセスを経てある程度簡単に決まった。理由はマネージャーが日本政府との折衝に現在時間を割いており、日本出身の学生に関連業務を手伝ってもらいたいということだった。会った当日の夕方、マネージャーにお礼メールを出したところ、当日締切のインターンがあるからウェブ経由で応募するようにと言われ、慌てて応募書類を作成して提出した。その2週間後に電話インタビューのオファーがあり、1週間後にインタビュー、また1週間後に内定の通知をもらったというフローだった。

内定受領後は、大学院の在籍証明書や成績証明書、健康診断の結果、パスポートのコピー、大学院の教授からの推薦状等を提出するよう求められ、それらが全て揃った時点でインターンのオファーレターの送付を受けるという手はずだった。早速書類集めや健康診断の受診等を行い、2週間弱で自分が揃えられる書類は提出したのだが、推薦状は教授の都合もあり、なかなか提出ができなかった。

他の書類を提出してから2週間程して教授がUNDP宛にレターを郵送してくれたので、これが届けばオファーレターをもらえると思い、安心していたのだが、先方からは3週間程経っても返事がない。インターンは夏なのであまり早い時期に催促して相手方の期限を損ねないようにしようと思っていたのだが、さすがにそろそろ一度は念押ししてみようと思い、推薦状の到着について確認してみた。すると、推薦状らしき郵便は届いていないと言う。いくらアメリカと言っても郵便が届かないほどひどい国ではないと思っていたので、教授が出し忘れたんじゃないかと思い、UNDPとのやり取りからは引き下がって教授に聞いてみることにした。

すると教授は、間違いなく郵便で提出したと言う。むしろ、郵送だけでなくEメールでダブルチェックができるようにしておくべきだ、と怒られてしまった。郵送の手段を取ったのは教授だったし、推薦内容の守秘性を保ちたいのであれば、教授からUNDPの担当者宛にEメールを送ってもらっても良かった。レター案文には通常住所のみを書くので、その情報だけを使ってレターを送付してくれたのだと思うが、ダブルチェックについて怒るのであればEメールアドレスを聞いてくれれば良かったのだ。こちらもまさか教授が一人で最終版にサインして郵送してしまうとは思わなかった。とは言え、教授は怒りながらも再送を承諾してくれたので、これで何とかオファーレターがもらえると安心した。

同じ宛先の郵便物が届かなかったことを心配しつつも、今回はさすがに大丈夫だろうと思っていたのだが、1週間後に確認の連絡を行ったところ、やはりこの回でも郵送された推薦状が届いていないとのことだった。教授に確認したところ、郵送と同時にEメールでも送ったという回答が返ってきたので、それをUNDPに伝えたところ、Eメールも届いていないと言う。さすがにここまで来ると、UNDPが体良くインターンを断るために推薦状の受領を拒否しているのではないかと思うようにさえなった。ただ、そうは言ってもプロセスを何とか進めてオファーレターをもわらなければならないので、教授を怒らせるのは承知で3度目の送付依頼を行った。

授業は水曜日1回のため、教授とはEメールでやり取りしたのだが、さすがに怒っている様子で"It is starting to be much"という返答がきた。今回は郵便もEメールもダメだったということで、最後の手段であるfaxの利用をお願いしたのだが、それも承諾してくれ、今日晴れてUNDPにレターが届く結果となった。

レター1本に2ヵ月を要し、その間合計20通程度のEメールをUNDPと教授との間でやり取りすることになった。誰が悪いのかは分からないし、実際は国連の郵便検閲に引っかかって処分されていたり、サーバーが大学のEメールを撥ねるために教授のメールだけが担当者に届いていないということがあるのかもしれない。ボストンで送った郵便がニューヨークで2度行方不明になり、返送されても来ないという信じがたい結果を経験した。

自分のインターン機会がごく些細な外部要因によって消されかねない事実に対し、かなり苛立ちを覚えた。それでも、怒っている送付者と受領予定者それぞれに対し、自分の苛立ちを抑えて丁寧なお願いや連絡をし続けないといけないというのは、どちらかが間違っているのではないかという疑心暗鬼の中、大変な作業に感じた。もうこういうことは二度とありませんように。
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