米国公認会計士(USCPA)

CIIAの受験も一段落したので、授業やインターンに支障が出ない範囲で米国公認会計士(USCPA)の試験対策を始めたいと思う。USCPAはアメリカの会計士資格なのだが、合格率が40%程度あることや4科目ある試験をそれぞれ別に受けることができるという点で日本の公認会計士試験よりも合格しやすい。ウェブを通じた試験のため、年中受験が可能なことも大きなメリットで、半年程度で全科目合格してしまう人もいる。会計士になるためには、試験合格だけでなく大学での会計単位取得、監査法人等での監査経験が求められるのだが、それらは試験合格後に後追いで行うことができる。USCPAのスクーリング講座やウェブ学習講座がたくさん出回っているのだが、それらはかなり高額なので、評価の高い教科書と問題集を使って独学で勉強することにしたい。

USCPAは上述の要件を満たさない限り有資格者とはなれないのだが、それでも試験に合格している事実があれば、米国の会計を高い水準で理解していることを証明することはできる。日本で働こうと思うと大したことはない資格だが、国際機関等で財務関連の仕事をする場合には威力がかなりあると思う。日本の会計士試験の方が難しいことは事実であっても、海外に出れば試験の実施国が米国でも日本でも関係ない。むしろ、国内でとても価値の高い日本の会計士資格の方が英文会計への習熟を示せない分、簡単なUSCPAよりも不利になることもあると思う。

CIIA受験後は、米国の証券アナリスト資格に当たるCFAとUSCPAを比べ、どちらかを取得しようと考えていたのだが、CFAはCIIAより難しいとは言え、登録料、受験料が各1,000ドルレベルである上、3次試験合格まで最低3年を要する。一方でUSCPAは登録料、科目別受験料とも200ドルレベルであり、本当に集中して勉強すれば1年以内に合格することもできる。加えてUSCPAは公的に認められた資格で民間資格であるCFAより就職時における利用価値が高いので、CFAの選択肢を一旦は捨て、USCPAを目指すことにした。

国際機関で働く場合にエッジが利かせられるというベネフィットに対し、時間的、金銭的なコストがとても安いので、取得する価値は十二分にあると思う。早速Amazon.comで4科目中2科目分の教科書と問題集を注文したので、中間試験が明けたら勉強を開始することにしたい。これまで受験が認められていなかった日本国内でも今春から受験が可能になるということなので、卒業後帰国することになっても受験を続けられるというのも魅力だ。

先ずは中間試験の勉強に集中しなければならないが、それが終わったら早速勉強を開始しつつ、会計単位を持っていなくても出願できるメイン州に対する出願手続きを進めて行くことにしたい。ただ、大学院での勉強に支障を来してはいけないので、4科目同時受験は考えず、受験を2回に分けて2科目ずつ受けるというスケジュールにする予定。メイン州への出願であっても、今住んでいるマサチューセッツ州の試験会場で受験できるというのも良い。
[PR]
←menuへ