教科書購入

履修科目を決めたので、各授業が指定する教科書を大学のBook Storeで買ってきた。予め覚悟はしていたのだが、教科書の単価が日本と比べ物にならないくらい高い。必ず買わなければならないRequired Readingに限定して買うようにしたのだが、それでも2科目分で$500かかった。あまりに高かったので、まだ授業を受けていないD220 International Negotiationの教科書3点は、最初の授業に出てから必要度を見極めて買うことにした。

Usedも取り扱っているが、日本の古本ほど安くないので、あまり利用価値はない。自動車にしても、本にしても、アメリカでは新品と中古の価値の差が驚くほど小さい。日本の感覚で言えば一度封を説いたものは価値が激減するが、こちらでは新品かそうでないかは特に大きな問題ではないらしい。車については、特に日本車は長持ちするという認識が中古車市場で共有されているようで、5年使った元値$20,000の車でも、売値で$7,000ぐらいの価値を持っていたりする。耐用年数を10年とすれば確かに定額法で$10,000の残存価値があることになるが、日本では確実に時価が簿価を下回ることになるはずだ。本にしても、車にしても、こちらでは減価償却の概念が市場価値と大方一致している。日本で出国前に売り払った本の売値がBook Offで4万円程度だったことを考えると少し寂しいが、きれいに使えば高値で教科書を売ることもできるので、買値と売値の間のネット支出額を抑えるようにしたい。

アメリカの大学院は授業料が高いので、全投資に占める教科書代の割合は微々たるものだとは思う。だが、やはり銀行口座からの振込というバーチャルな形でなく、デビットカードにサインしてレシートをもらってという普通の買い物手続きの中で$500の出費を体験すると、精神的な痛手を感じる。Social Listという学生間のネットワークメーリングリストに毎日10件程度「Exxxの教科書、$70で買いませんか?」というメールが来るのもを分かる気がする。$140の古本1冊を$70で売りつけるなんて非人道的な、、、と最初は思っていたのだが、この価格は学内のスタンダードのようだ。自分もきっと来年はBook StoreやSocial Listで本売りに精を出しているのだと思う。
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